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ロキソニンよりもアスピリンを選択するたったこれだけの理由

pazu-sachi.hatenablog.com

こちらの記事を読んでいて思ったのだけど、いつごろからか鎮痛剤のロキソニンという言葉をよく聞くようになった。知っている範囲にやたらロキソニン服用者が増えた。なんでかと調べてみたら、2011年から医者の処方がなくてもドラッグストアで気軽に買えるようになったかららしい。第一三共株式会社が販売しているそうだ。これだけ連呼されるところをみると、鎮痛界でいえばiPhone発売みたいな衝撃だったのかもしれない。

 

ロキソニンは商品名で成分としてはロキソプロフェンというのが入っている。これが今のところ大衆的にいちばん人気の成分のようだ。ロキソプロフェンが何かに含まれていた可能性とかいうのは除いて、意識的に飲んだことは無いのでどんな感じなのかはわからない。

 

その前は80年代からエスエス製薬からイブという鎮痛剤が売られていて(今でもたくさん売られているんですが)そちらにはイブプロフェンという成分が使われている。ロキソニンロキソニンという名前はよく聞くが、最近ではイブっていう名前を言ってる人はあまりいないかもしれない。鎮痛剤も最新のものほど良いのかもしれないけど、正直よくわからない世界だ。もちろんイブなんて買ったこともないので具合がどうこう言えないのが残念だ。

 

【指定第2類医薬品】イブA錠 60錠

【指定第2類医薬品】イブA錠 60錠

 

 

 

最も古い鎮痛剤としてはバイエル薬品アスピリンが知られている。なんと116年前の1899年から販売されている。僕がよく知っているのはこれだ。なんで知っているかというと、今まで観てきたハリウッド映画なんかでは、何かっていうと登場人物たちはアスピリンを飲んでいたからだ。朝起きたら歯を磨く前にアスピリン。拠る寝る前もアスピリン。アメリカ社会にはそんなに痛い事があるのかと思った。実際にアメリカ人は死ぬほどアスピリンを消費しており、今でもアメリカ人は挨拶代わりにアスピリンを飲むそうだ。なんでなのか。試したことはないが、チーズバーガーに合うのかもしれない。

 

そんな古い歴史のあるアスピリンだけど、バイエル薬品アスピリンが日本のドラッグストアで気軽に市販されるようになったのは2000年を過ぎてから。なんでなのか。まあ、アスピリンというのもバイエル薬品の商品名であり、成分としてはアセチルサリチル酸という。これはバファリンとかケロリンとかの主成分なので、日本人も普通に使ってきた。アメリカ人に大人気のドイツ生まれのアスピリン。でも現在の日本のロキソニンブームの前では、アスピリンは古くさくて副作用のキツイ役立たずみたいな言われ方をしているようだ。本当にそうだろうか。あるいはそうかもしれない。

 

僕は鎮痛剤というもののお世話になることがほとんど無く40年間生きてきた。そして今も特に鎮痛剤が活躍するというケースはあまり考えられないのだけど、ちょっと前に坐骨神経痛がひどかった時期に「この機会に…噂の鎮痛剤ってやつを…飲ってみるか……」と考えて、憧れのアスピリンを近所のドラッグストアに買いに行った。

 

憧れのそれは、シート1枚で200円もしなかったような気がする。とても安かった。で、飲んでみたら、たちまち変な気分になった。たしかに神経痛の痛みはぼやけてきた気がする。でも頭も身体もぼやけてきて、神経痛で歩きにくかったのが、ぼやけてきて歩きにくくなった。そして何もする気が起きなくなってしまった。そのおかげで一日の大半を寝て過ごすことに。

 

鎮痛剤を飲み慣れてない人には鎮痛剤は厳しかったのか。もしかしたらチーズバーガーと一緒に飲めばアスピリンの真の力がわかったのかもしれないけど、シートの残りの錠剤は飲まずにいたらどこかへいってしまった。

【指定第2類医薬品】バイエルアスピリン 30錠

【指定第2類医薬品】バイエルアスピリン 30錠

 

 

僕が普通に生活をしている中で、もっとも身近な痛みといえば、喉の痛みである。これを放置しているととんでもなく風邪が重症化することがわかってきて、それからは喉の痛みをなんとかする何かしらの薬を飲んで治すというのが定着してきた。これを心がけてから今のところ風邪が重症化したことは一度もない。

 

最初はエスエス製薬の喉専門の漢方薬系のものをいろいろあたっていた。これも効いたのだけどコストが高かったので、最終的にはパブロンにいきついた。今では風邪かなと思ったらパブロンを飲むことにしている。これで頭痛も喉痛も鼻詰まりも一気に緩和されるので自分にとっては万能薬みたいだ。パブロンは錠剤は携帯性が良いが粉の方がすぐ効く。

 

【指定第2類医薬品】パブロンゴールドA微粒 44包

【指定第2類医薬品】パブロンゴールドA微粒 44包

 

 パブロンの鎮痛成分としてはコデインの何かが使われているようだ。コデインというと、その昔、咳止めシロップに入っていて、これを一気飲みして頭をおかしくするというドラッグ中毒者がブームになったことがあった。人気作家の中島らも(故人)もコデイン依存症で咳止めシロップ一気飲みが止めれなかったそうだ。

 

悪い予感がして調べてみたら、やはりパブロン依存症というグループがあった。

 

パブロンを毎日10包づつ飲むとハイになるとか。それ何年もやっていたら歯がボロボロ抜け落ちたとか。メカニズムは知らんけど恐ろしすぎる。

 

僕はパブロンは風邪かなと思った時にしか飲んでいない。ほんまである。

 

でもたしかにパブロンには得体のしれない万能感みたいなのがある気はする。すごく仕事とかやる気が出てくる。こんなことを書いてるとパブロンがぶ飲みをススメてるみたいで嫌なのだけど。

 

ちなみに、ロキソニンも、イブプロフェンも、アスピリンも、パブロンも、胃腸には良くないようだ。常用していると万病の元になるのは間違いない。

 

あまり痛くない人生を送ってきたことに、僕は感謝せねばならないようだ。

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