温玉ブログ

ブログで儲けるヒントは絶対に教えません。


スポンサードリンク

読むだけでマジで痩せるかもしれないダイエット良書

 温玉ブログでもダイエットについては度々言及している。いち市井のダイエッターとしては皆さんにもダイエットを成功させて貰いたいと思っているからだ。

 

ダイエッターがダイエットに失敗する理由は様々だけど、だいたいは「本人の努力が足りない」とか言われがちだ。しかし本当にそうだろうか。努力しても間違った方向に努力してたのでは、人間の気力なんていつかは尽きてしまうのだ。やっぱり世間のダイエッターが失敗する最大の理由は「間違った情報に踊らされる」ということに尽きると思う。

 

それだけ世間には「間違ったダイエットのアドバイス」に満ちあふれているのだ。そして多くのダイエッターたちが、右も左も分からないままダイエット砂漠をぐるぐると回っているうちに気力体力が尽きて遭難してしまっている。実に悲しいし、実にもどかしい。

 

だから僕としては出来るだけ「正確な情報」をお伝えしようとしてきたのだけど、最近とてもよい本に出会ったので、義務として、これも皆さんにお知らせすることにする。

 

温玉ブログのダイエット過去記事

 

ダイエットやめたらヤセちゃった

改訂版 ダイエットやめたらヤセちゃった

改訂版 ダイエットやめたらヤセちゃった

 

 いかにも女性向けのソレ系のダイエット本という印象を受ける。ダイエットに興味がある人は女性が多いからこれで構わないかもしれないけど、筋トレなんかガシガシしちゃう男のハードなダイエッターの立場からしたら「また、ぬるーいこと言って、皆をダイエット砂漠に迷わせる系のアレか」とか思ってしまいがちだ。しかしこれを僕はたまたま読む機会があった。そして驚いた。

 

「この人の書いていることはすべて正しい。」

 

栄養摂取と人間の体型の変化(脂肪の増減)について、これほど正確に言及している本を僕は他に知らない。医学などの専門の研究書までいくとさすがにわからないけど、少なくともダイエット技術について述べられた本の中では、ボディビルの指導書も含めて、なかなかこのレベルまで突っ込んで考察したものというのは無いんじゃないか。

 

著者の夏目祭子さんは、若いころから数々のダイエット法にハマりまくり、虱潰しみたいに挑戦してきたのだ。そして失敗し続けてきた。その上でこの本の境地にたどりついたということだ。僕だって若いころからダイエットで、成功やら失敗を繰り返して、やっと体型のコントロール方法がわかってきた。そういう経験があるので、夏目さんの言わんとしていることは、僕にとったら実感をともなって理解できることだ。

 

この本の主張は簡単である。

 

「世の中のダイエット法のほとんどは肥るための準備運動でしかない」

 

そうなのだ。ダイエット法というのは、身体を飢餓状態に追い込むようなものが多い。そりゃそうだ。食べる量を減らすというのが、もっとも単純で効果のあるダイエット。しかしその方法にも罠があるのだ。食べる量を減らすと、身体が飢餓状態におかれる。そうするとどうなるか。身体はやたらめったら脂肪を蓄えようとするのだ。するとちっとも痩せないという事態に突入する。

 

飢餓状態というのは何だ。つまりはストレスである。食べたいものを我慢して我慢して、ストレスを感じるような食事制限。これは一時的には痩せる。間違いなく痩せるけど、永遠には続かないのだ。飢餓状態に危機を覚えて、強力に栄養吸収しようとする身体の力に負ける時がくるのである。

 

世の中がダイエットブームになって、ダイエット法が蔓延すればするほど、痩せた人間が減ってきて、大柄が増えてくるという矛盾。これは実はダイエット法自体に、人間を大柄にする要因があった……。

 

ずっと前から僕が感じていた根本的な疑問。僕にはその現象を上手く言い表す言葉がなくて「役に立たないアドバイスばかりだから」としか説明出来なかったが、それに明確な回答を与えてしまっているのがこの本だった。

 

ダイエットが蔓延すれば蔓延するほど大柄が増える理由。それは「ダイエットによるストレス=飢餓状態」にあった。そうなのだ。ダイエットにとってストレスの有害性は、前から僕も認めるところである。ストレスがあると続かないのだ。そればかりか、ストレスは人間をやたらデカくするのだ。脂肪で。

 

まあ、とにかく、世の中にあふれているダイエット法にストレスを感じている人は、『ダイエットやめたらヤセちゃった』を一読して欲しい。温玉ブログは間違いなく推薦する。

 

「痩せたければ(世の中にあふれている)ダイエットなんかやめちまえ!」

 

ただ、この本には、いささか問題点もあって、具体的に痩せるための方法というのがあまり書いてない。「好き放題食ったら痩せた」とか書いてあって、それはそれで全然間違ってないのだけど、「好き放題食って痩せるんだったら、そもそも最初に好き勝手に食って肥えた私って何なの!?jklぁをえね;bdlじゃlfjぁえ!!!?」と混乱をきたす人もおるかもしれない。

 

その辺は、当ブログでも、できるだけサポートしていこうと思う。別にこの本の著者とは何の関係性もないけど。

 

まあとにかく、現在肥ってて悩んでいる人は、とりあえずは騙されて読んで貰いたいというのがある。それだけで痩せる人も中にはいるだろう。いや、ほんま。大げさではなく。

f:id:butao:20150604002722p:plain

スポンサードリンク