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温玉ブログ

ブログで儲けるヒントは絶対に教えません。


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藤子不二雄になれなかった二人

karasugawa.hateblo.jp

一月半まるまるブログを放置してしまっていた。新しいもてラジ村民の方も加わった(上ブログです)のでこの機会に少しづつでもブログを更新していこうと思う。それにしたってブログを書く時間を捻出するのも大変なもんである。一日一時間の時間がとれないのかというと取れないわけでもないけど、もてラジの更新もブログみたいなもんなので、そっちの作業にも追われるのだ。そしてビールだって飲みたい。飯も食いたい。

 

「おいおい、飯を食うのにそんなに時間がとられるってのか」と驚かれる方もおられるかもしれんけど、僕はとられるという他にない。一日のうちでご飯を食べるのは、旅行にいったとかよほどのことが無いかぎり、よほどのことっていうのは誰かと会食するとかも含むのだけど、そういうことも少ないので、基本的には夜しか食べない。だったら他人様に比較して3分の1じゃないかと言われそうである。確かにそうなのかもしれんんけど、ここにかける僕の思いというのは三倍であるとも言える。他人様がご飯にかける思いの。

 

そういうわけで必要以上に酒を飲み飯を食らうという状態が出来上がってしまうのかもしれない。一日のストレスを一点集中でぶつけるがごとくに。そうなってしまうと二時間…。いや下手をすると三時間くらい飲食に費やしてしまうのかも。ビールを飲むのを優先してしまうというのもひとえにこういう事情において、それも飲酒と食事がボータレスになった、夜の宴会的な営みが原因なんじゃないかと考えるわけで。それもささやかな個人宴会であったり、安居酒屋に足を運んだりといった事がほとんどなんだけど。それでも時間はみるみると消費されていってしまう。

 

でもしょうがないではないか。それしか僕はストレスを解消する術を知らない。

 

いやいやいやいや。こうしてブログを書いたり、絵を描いたり(何を隠そう、僕は絵を描いたりも好きだったのだ)、本を読んだり、映画を観たりという楽しみもある。それでもストレスは解消されるのかもしらん。

 

でもついつい日常的な生命維持活動である食事というものに時間を優先的に費やしてしまいがちだ。そして少しでもまとまった時間があると旅行に行ってしまう。旅先で何をするかというとビールを飲んでるわけだけど。ここでも親の仇みたいに、ビールを飲んで、飯を食らっている。

 

ブログを停止している間にも、岡山、香川、兵庫、鳥取、京都、岐阜などに足を運んでいた。鳥取だけはバスという手段だったが、他はすべて鉄道での移動だ。18きっぷを中心に移動したわけだが(夏のシーズンだ)普通の在来線切符も併用した。これからも何かまとまった時間が出来たら、すぐに大阪以外に出掛けてしまうだろう。そういうのが唯一の気分転換といえば気分転換なのでしょうがない。そのおかげで観れる映画や、読める本がみるみると減ってしまうのは痛恨ではあるがやっぱりどうにもならないのだ。カバンの中にはいつも本を入れているけれどなかなか集中して読もうという時間がこない。そしてiTunesには映画がいくつも入っているけど入れっぱなしになっている。

 

何が悪いのかというとスマホが悪いのかもしれない。スマホが無ければもっと本を読むくらいは出来たのかも。本を開く集中力をスマホが奪う。使いふるしのiPhone4Sですらこんな有様である。スティーブ・ジョブズはどえらいもんを人類に渡した。彼は自分の子供には絶対に触らせなかったという逸話がある。正しい。実に正しい。

 

スマホというものは、人の時間をこんだけ奪いながらも、ブログを書くには著しく使いにくい。タブレットも同様だ。やはりノートパソコンが必要であるというのが僕の結論。奪うだけで何もクリエイトさせないタブレットPCはまったく酷いもんだ。しかしこれがないとたまに訪れる寝る前の映画タイムすら無くなってしまうので痛し痒しである。Kindle電子書籍にも随分とお世話になってしまっている。

 

本の方はめっきりと読む量が減ってしまったが電子書籍の読書はメキメキと増えていしまっている。といっても、両者を合わせても以前の読書量には全く及びもしないのだけど。

 

そんなことはさておいて、最近読んだ電子書籍で面白かったのはこの二冊だ。

日本軍と日本兵 米軍報告書は語る (講談社現代新書)

日本軍と日本兵 米軍報告書は語る (講談社現代新書)

 

 日本軍はアメリカ軍にどのように分析されてどのように対処されていたのか。その視点から徹底的に「日本軍の実情」を探ろうとした本。捕虜になった兵士。つまり日本軍に捕虜にされた米英の兵士からの日本軍の印象がものすごく興味深い。

 

「チクショー!ヤルゾー!ヤリマス!センニンキリ!」

 

補給もなく、窮地に立たされた日本兵たちが毎日このように叫んで元気を出そうとしてたという報告。日本側の証言ではほとんど出てくることも無いのではないか。現代のブラック企業の居酒屋でも「アリガトウゴザイマス!ヨロコンデ!」みたいな掛け声を出し合って朝礼だの終礼だのやって奮い立たせているのがあるけど、それの源流じゃないのかという指摘があった。たしかに…。

 

 

伝説 トキワ荘の真実 グループ・ゼロ

伝説 トキワ荘の真実 グループ・ゼロ

 

 知る人ぞ知る赤塚不二夫のブレーンを長年にわたってつとめていた長谷邦夫(ながたにくにお)という人の描いたトキワ荘物語。長谷邦夫トキワ荘の話としては『漫画に愛を叫んだ男たち』が有名だけど、これはわりと近年に描かれたマンガ形式の本だ。テラさんの親友として知られる漫画家の棚下照生の視点にたってトキワ荘手塚治虫を描写しようとしているのがとても興味深い。『まんが道』では長谷邦夫はどういうわけか一回しか出てこなかったが、実はトキワ荘に通いつめて赤塚不二夫石森章太郎とずっと行動を共にしていた同士であった。後に長谷邦夫は「貸本漫画でやってたから新漫画党(藤子不二雄やテラさんや赤塚石森のグループ)に入れてもらえなかった」と自分の漫画で描いてる。それもあってオミットされてしまったのかもしれない。棚下照生に至っては『まんが道』では存在すら語られなかった。つげ義春もだけど。

 

そんな視点のトキワ荘物語は驚きしかない。いや驚きなのか。これが本当なのかなという小説の舞台裏でも覗いた感じか。漫画の舞台裏だった。『まんが道』しか知らない人はぜひ以下の作品もあわせて読むのをオススメしたい。『伝説トキワ荘の真実』はいちばん最後に読むことをおすすめする。いきなら読んだらわけわからんから。

 

長谷邦夫は長年赤塚不二夫の相棒として働いてきた自分が、ついに藤子不二雄みたいな存在になれなかったことを非常に悔やんでいる様子だ。藤子不二雄の2人を描写するときの羨望の眼差しが切ない。長谷邦夫赤塚不二夫が存命の時期に袂を分かってる。存命の時点でというか生きている時に喧嘩別れみたいにフジオプロから飛び出したのだ。赤塚不二夫のアル中が原因である。赤塚不二夫が生前にまとめた自伝でも、長谷邦夫との関係はあまり触れられてないのが悲しい。若い時のことはいっぱい書いてあるのだけれども。

 

サンデーの赤塚番をしていた武居記者が赤塚不二夫との思い出をまとめた『赤塚不二夫のことを書いたのだ!!』においても「赤塚は早い段階で長谷のことを好きじゃなかったはずだ」と述懐している。しかし「長谷邦夫の代わりはいないのだ。別れてはいけなかった」というようなことも書いてあった。

 

なんだか最後はマンガの話ばかりになってしまった。

 

赤塚不二夫 天才ニャロメ伝

赤塚不二夫 天才ニャロメ伝

 

 

 

漫画に愛を叫んだ男たち トキワ荘物語

漫画に愛を叫んだ男たち トキワ荘物語

 

 

これでいいのだ―赤塚不二夫自叙伝 (文春文庫)

これでいいのだ―赤塚不二夫自叙伝 (文春文庫)

 

 

トキワ荘の青春―ぼくの漫画修行時代 (講談社文庫)

トキワ荘の青春―ぼくの漫画修行時代 (講談社文庫)

 

 

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