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十三のニューサウナシャンは大阪の昭和サウナの聖地!?

全開は京橋のグランシャトーを紹介したが、そうなってくると十三のニューサウナシャンも紹介したくなる。なんせグランシャトーと並び、大阪の昭和サウナの竜虎と言われる存在だから無視してはいけない。

 

京橋と十三という地域は土地柄もよく似ている。昭和臭満載の歓楽街であって、昔からガラの悪い地域とされている。今はそんなことも無いのだが、大阪でのイメージはミナミの天王寺・新世界に対して、東の京橋、北の十三というような、大阪市内3大ガラ悪い地帯界王神みたいな言われ方をしていた。昭和の昔はともかく、今は本当にそんなことはない。でも変なおじたちは満載かも。高齢化なのでしょうがない。

 

ガラの良い悪いはともかくとして、街の雰囲気は本当に近いものがあって、京橋が京阪電車とJRの乗り継ぎ駅なのに対して、十三は阪急電車の主要駅になっている。そういう2つの街に、老舗的なサウナ施設が残っているのも偶然とは思えない。まさにマリオに対するルイージリュウに対するケン、ロバート・ガルシアに対するリョウ・サカザキのようなものだと捉えていただきたい。

 

さて、そんな十三駅近くにあるニューサウナシャンは、いわゆるサウナ&カプセルのタイプになっているので宿泊可能だ。税込みで3200円だから相当に安い。朝食も付いている。

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ニューサウナシャンの外観。裏通りとまではいかないが、メインの通りではないから昼間は目立たないかも。いかがわしい系のお店がまわりに満載なのも京橋グランシャトーそっくり。しかし何かと便利な場所に位置している。

 

決して最新の施設ではない事は建物の外観からビシビシ伝わる。というか相当に古い。昨今のカプセルホテルシーンを考えると、わざわざ利用しようという気にはならないかもしれない。しかしサウナーなら迷わず突撃して欲しい。

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シャンな男のシャンルーム!というわかったようなわからないような説明がある。シャンな男とは、ドイツ語で美しい男という意味らしい。ニューということは、旧サウナシャンがあったのかと思うが実際わからない。とにかくネーミングの由来がわかっただけでも良いとする。

 

「シティ感覚なカプセルホテル」というキャッチフレーズも最高だ。恐る恐る近寄ってきた旅行者などを回れ右させてしまう効果がある。しかし3200円という圧倒的価格には抗しきれない。といっても、梅田の大東洋とかニュージャパンも似たような価格ではある。

 

そもそも便利な梅田とかじゃなくて、十三という地でわざわざ泊まろうという人って何なんだ。十三で飲んでて終電を逃したとか、阪急沿線に用事のあるという人くらいか。とはいえ土曜日なんかでも割増料金がなく変わらず3200円だから、1ミリでも安さを求める人が、大東洋やニュージャパンではなくこちらを選ぶ可能性もあるのかも。いうても梅田から2駅。3分の場所だし。

 

ニューサウナシャンのチェックインは16時だ。昨今のトレンドとしては、カプセル利用は15時とか16時からだけど、サウナ部分は12時にチェックインしてすぐに使えますよというサービスが多いなか、頑なに遅めチェックインを堅守しているのが昭和くさい。グランシャトーが23時30分に必ず閉店するように、お掃除の時間の確保のためだろうかと考える。

 

ニューサウナシャンの館内はさながら迷路。昔の建物はひたすら動線が分かりづらい。昨今の建築技術の進化を実感できる。ロッカーに荷物を預けて、ガウンに着替えて、レストラン&休憩室を通過して、螺旋階段を降りていったところに浴場があった。

 

シャンの浴場で嬉しいのが、鍵付きの脱衣ロッカーが完備されていることだ。僕はサウナにありがちな、ただマス目に区切られただけの脱衣棚がすごく嫌だ。だってどこに入れたのか記憶していないといけないし、入れてたものを誰かに持っていかれないかと気が気でないから。本当に原始的な仕組みだと思う。その点、鍵付き脱衣ロッカーが用意されているところは安心感がちがう。館内着のガウンと、ロッカーキーを放り込んで、リストバンド式の脱衣ロッカーキーに交換しておけば問題ないし、何だったらスマホだって入れておける。

 

シャンの浴場はたいして広くない。ちょっと設備の良い銭湯に余裕で負けるくらいだ。けれどサウナ室は2つあるし、シャワーもすぐそばにあるし水風呂もちょうど良いサイズ。浴場までの動線はよくなかったが浴場内の動線は完璧といえる。掃除も行き届いているし昭和的ムードの照明があったりして、銭湯サイズでありながら変なゴージャス感を堪能できる。なんとも落ち着く空間。

 

メインサウナはガス式遠赤外線サウナ。グランシャトーもそうだったけれど、ガス式遠赤外線は安定して良い汗をかける。過激なサウナを求める人には向かないが、日常のサウナとしては申し分ない。ニューサウナシャンやグランシャトーみたいに、ロウリュパフォーマンスとかには無縁な施設では大活躍する。(ガス式の遠赤外線でも、サウナストーンが積んでおり、ロウリュ可能なタイプももちろんある)

 

小さい方のサウナは笑サウナとか書いてあって「何だこれ!?」となった。入ってみれば、サウナストーンのあるタイプの電気式と思わしきサウナストーブが設置しており、驚いたことメインサウナより温度が高い。100度ちかい。ただしロウリュなどは出来ない。水をかけるなと書いてあるのでそういうタイプではないのだろう。そのかわりに塩が備え付けており、塩サウナ的な使い方は出来るようだ。そのぶん、お塩がサウナマットに飛び散っていたりして面倒くさい。あとは、テレビが無い代わりに、リラックス効果の高いα波音楽とかいうヘンテコなBGMがけっこうな音量で流れている。よって、かなり落ち着かない。

 

ニューサウナシャンはメインサウナだけで良いかなと思った。水風呂もほどよく冷たくて申し分なし。休憩用の白い椅子も完備されている。せまいぶん洗い場の数は少ないが(銭湯との比較でも少ない方)混んでなければ問題がないし、行き来が楽なので効率よくととのえる。清潔感はあるので心地よく過ごせるのは間違いがない。この場合は施設の古さはあまりネックにならない。

 

ニューサウナシャンの施設的な問題があるとすれば、トイレの少なさかと思われる。なにしろ浴場に最も近いトイレは、大小便器が同じ個室内にある古臭い仕切りになっており、どちらかを使われていたら他の人は一切使えない。かなり厳しいと言わざるを得ない。いくら狭い浴場とはいえ、大小合わせてたった一つとは。改善することが不可能なところだけにどうにもならないのが残念だ。改装する事があれば最優先にやってもらいたいと思った。

 

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夜になるとバブルっぽい美しいネオンが点灯する。これだけでも楽しくなってしまう。ニューサウナシャンの魅力のひとつ。

 

昭和的な施設だけに分煙とかもさほど徹底されておらず、休憩室も煙っぽい感じではあるのでそれなりに覚悟は必要。テレビがあり、食堂も兼ねている休憩室は、お定まりのようにささやかなコミックコーナーが併設されている。周回遅れの漫画しかないのかなと思いきや、新しい作品も熱心に仕入れているようで『ゴールデンカムイ』なんかを読むことが出来て嬉しかった。

 

カプセルホテル宿泊者にはラミネートされた朝食券が配られる。朝に食堂の方に行くと、バターロール2個とゆで卵と粉末タイプのコーンスープがセットされたプレートを渡される。コップにホットコーヒーかアイスコーヒーを選んで入れて、お湯を注いでコーンスープを作って飲むように促される。10時チェックアウトである関係上、朝食券が使える時間帯もかなり早い。正直いって眠たい。アイスコーヒーはありがたいが、バターロールとかは特に食べたくない。いかにも昭和のモーニングセットだ。こういうの好きな人は好きなんだろうか。その魅力がよくわからない。バターロールとかいらんから、アイスコーヒーお代わりさせてくれる方が嬉しいのだけど…。まあ、無料のサービスだし、あれこれ言うところではないかもしれん。12時チェックアウト!朝食バイキング無料!みたいな至れり尽くせりな平成時代のサウナ施設では味わえない雰囲気を楽しみたい。

 

食堂のメニューをなんとなく紹介して終わる。田舎の食堂みたいな内容。缶飲料がいくつか食堂のところに備蓄されていた。アルコールも缶のやつを渡されるっぽい。柿の種と酒とかいう素朴すぎる組み合わせにしびれる。

 

ただし、ここで無理して飲まなくても、十三は近隣に死ぬほど飲み屋が充実しているのが辛いところだ。カプセルホテル宿泊者は外出可能だし。

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とにかく大阪で古き良きサウナで宿泊したい人は、十三のニューサウナシャンで決まりなのは間違いなし。

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