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サウナセンターはサウナに入る前からととのってしまうセンターなのか

ホテル街鶯谷のホテル街にやってきた。駅前からとんでもないラブホテル迷路。何年ぶりだろうか。少なくとも7年以上ぶりなのは間違いない。前回はとくにあてもなくぶらついていただけだったが、今回は確たる目的をもって鶯谷に降り立った。いやらしい目的ではない。でもある意味ではいやらしいかも。そう、サウナだ。

 

サウナセンターというサウナが鶯谷にはあるらしい。そこのサウナが最高との噂を常々から聞かされていたので、今回は東京にやってきていて良い機会なので入りにきたのだった。

 

www.du-soleil.com

 

鶯谷

ラブホテル迷路を抜けて、このへんで道路を渡っていく。おおざっぱにいってサウナセンターはこのあたりにあるはず。

 

鶯谷

このあたりにあるはずなのにそれらしい施設は見当たらず。代わりに渋い肉屋さんを見つけてしまった。肉のえびすやにものすごくそそられる僕だったが、今はサウナに入りたいので寄っても仕方がない。そしてサウナに入る予定が無かったとしても、旅先で精肉を買うなんてするわけがなかったのだった。

 

サウナセンター

肉のえびすやから引き返すとサウナセンター発見。工事中なようだったが営業中とあった。これは見つからない筈だ。まさかサウナセンターだったとは。入り口からガンダムが待ち構えているのが早くも見えてしまっている。ジャブローに突入するグフの気持ちになって入っていくべきだろう。

 

フロントで3時間入浴1200円を支払う。これは安い!大東洋やニュージャパンサウナで1100円の1時間コースを利用しがちな僕としてはこの価格には驚き。1時間というのはサウナするには非常に忙しく、ギリギリ3セットという感じだったりする。身体を洗ってヒゲを剃ってたりすると多少あぶなくなるレベル。3時間あれば絶対にととのえる。間違いない時間。それが1200円という良心。ただし平日だけらしいが、それでも十分だ。

 

8時間コースでも1800円で、一般的なサウナより少しお得な設定になっていると感じる。ただしカプセルの併設とかは無い。いちおう仮眠室があって宿泊も出来るみたいだが、外出とか出来なさそうなので旅行で泊まる事はあまりなさそうだ。宿泊は15時~10時で3000円なので高いということもない。サウナセンターにこもりきり予定ならありかも。

 

サウナセンターロッカー

ロッカーに館内着とタオルの大小が用意されているタイプ。値段が安いからぜんぜん大丈夫。ニュー大泉よりは昭和感は無い。パチスロも無い。

 

サウナセンター張り紙

それよりショックだったのがこの張り紙だ。セルフロウリュといえばサウナセンター!サウナセンターといえばセルフロウリュ!と聞いてやってきたのにそれは無いだろう。どこかの馬鹿がヤカラでも入れたのだろうか。上野の2泊から本格サウナに飢えてここにやってきたのに殺生な。でも仕方がない。

 

浴場にいってみるとコンパクトな上に小奇麗な雰囲気で安心する。しかも朝の清掃中だった。水風呂の中に例のととのい椅子が置かれていて、水風呂で座れる!?そんなのもあるのか!!と感心していたが、単に清掃するために水風呂の中に椅子を移していただけみたいだった。そらそうか。。。

 

また、清掃しているのが、おじいさんと裸の美少年のコンビだったので、それがまた心がときめいた。もうこの瞬間にサウナセンターの印象がよくなってしまった。『サ道』のマンガで、「受付が美人だったら100%ととのうね」とあったが、その気持がわかってしまったかもしれない。これは間違いなくととのう。

そんなわけでとりあえず身体を流した後、セルフロウリュが出来なくなったらしいドライサウナ室に入る。おっ!?なんか懐かしい感じ。家に帰ってきたような…。それもそのはずだ。これはいつも入っている大東洋などと同じメトス製のサウナだった!メトス製サウナはほどよい湿度と熱さで間違いがない。激しいロウリュにも対応したタイプがあって、多くの名サウナ施設で用いられているメーカーだ。これでセルフロウリュが出来ないのは悲しすぎるではないか。ここに水桶とひしゃくのひとつでもあればと思う。でも通常運転でももちろん悪くない。ぜんぜん悪くない。でもセルフロウリュしたかったなあ。

 

水風呂の方はそんなに冷たくなかった。なんか冷たさと、水の綺麗さがウリのようなことを聞いたけれど…心なしか水も濁りぎみのような。でもほどよい温度で入るのは辛くない。あとでTwitterの情報で教えてもらったが、この日は清掃のために止めた冷却器が止まったままになっていたらしい。あと、水風呂が濁っていたのも清掃の影響なのだろう。なんせととのい椅子がぶちこまれていたくらいだし。これも清掃時間帯に行ったので仕方なしか。でもちっとも悪い気分はしなかった。ショタが一生懸命にお掃除してくれていたのでね。サウナセンター恐るべしだ。

 

もうひとつ、これまた見慣れたペンギンルームがあって、これも大東洋やアムザとおんなじで異常なまでの安心感が。なかに入ると、冷蔵庫みたいな匂いにつつまれるのも全くおんなじ。東京サウナにやってきたアウェイ感がいっきにホームっぽくなってきた。大阪とかでいつもサウナに入っているのと同じ気持ちになってくる。とすると、普段はサウナセンターをホームにしている人は、大阪では大東洋かアムザに来ると良いよ。サウナ室と水風呂を何度も往復してととのいが加速してきた。

 

適当にととのってから、噂の食堂をのぞいて見たら、威勢よく「いらっしゃいませ!」と出迎えられて恐縮してしまう。水を飲みに入っただけなのだけど、他のサウナの食堂とは違って、休憩室兼食堂という曖昧さがあまりなくてガチ食堂な雰囲気がすごい。のれんをくぐったら注文しなくては始まらなそうな。店主(もはや食堂係とかキッチン担当なんてくくりでは認識不能)の視線も熱い。注文はまだ…と言ってしまう。

 

メニューを見てみると1リットルボトルのハイリキが用意されていたりしてなかなかそそられる構成だった。ここは飲み食いするのにきっと良い店に違いない。今度気たときは…と何も頼まずに店を出てしまった。申し訳ないが、ニュー大泉にで食べたばかりだったので、ほとんどお腹空いてなかったのだ。次は必ず…。

 

それからまた風呂場に戻って数セットこなしてからしばし休憩で完璧にととのう。むちゃくちゃに居心地が良い。前述したが、そもそもサウナに入る前にととのってたし。サウナセンターすごすぎる。絶対にまたくるよ。

 

それだけにセルフロウリュが残念だったので、アンケートに「大阪から遠征してきたのにセルフロウリュが無くて残念でした!」と書こうとしたら、ボールペンのインクが切れて「大阪から遠…」で終わってしまった。なんどやってもそれから先は一文字も書けなかったのでそのままボックスに入れた。「大阪から遠い?そらどうだろ。なんだこいつは!?」と思われたに違いない。

 

あと、休憩室とか食堂とかの階段の表示が、アイコン的なもので示されているのも面白かった。レトロモダンっていうか。

 

そして入り口の等身大ガンダムはやっぱり意味不明。人気になる店ってのは、多少ミステリアスな要素があるのが良いのかもしれん…。

 

心身ともにととのった足取りの軽さで、またラブホ迷路を逆にたどって鶯谷駅に戻った。

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