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最大のネット悪行のひとつ「エアリプ」への対処とその歴史

今の流行のSNSといえば短文投稿サイトTwitterであって、僕も皆さんも頻繁に利用しているが、そのTwitter上での悪行というといろいろあって、そのうちで最もポピュラーなものとしては「エアリプ」という行為が挙げられるだろう。

 

今さら「エアリプ」の説明をするのも何なんであるけど、誰かに返事を飛ばすべき話題は普通は「@ぶたお」みたいな形でリプライにするわけだけど、何の機能も使わずに平のタイムラインに返事を書く、みたいな行為が「エアリプ」である。

 

@ぶたお 『刀剣乱舞』面白そうだなー。

@てっちゃん @ぶたお 俺はドハマりしているよ。

@コミュ障 刀剣乱舞とかいう文字を見るのも嫌だわ。

 

 

この例でいうと、てっちゃんは僕に直接の返事機能で返事をしている。これは普通のリプライ。何の問題もない。しかしコミュ障は単にタイムラインにツイートしただけ。

 

どう見てもTLの流れ的に、僕に対する返事に見える。でも違うかもしれない。

 

これこそがエアリプの醍醐味なのだ。

 

ここで僕がコミュ障ユーザーにカチンときて、

 

@ぶたお @コミュ障 おい喧嘩うってんのか

 

なんて突っかかろうものなら完全に相手の思うつぼなのだ。

 

@コミュ障 @ぶたお ぶたおさんに言ったんじゃないですよw友達が刀剣乱舞やれやれってしつこく言ってきて煩かったんですよw勘違いさせてすんませんwww

 

 

なんて返してくるのが目に見えている。ほんとうに見えている。シナリオ通りというやつだ。

 

だから、この場合でいうと、僕はエアリプに対しては、見て見ぬふりをしなくてはならない。

 

いくら「こいつ死ね!」とか思っても「ぐぬぬぬ」と耐えるのだ。

 

エアリプに対応する方法としては今のところそれしかない。そしてエアリプを仕掛けてくるユーザーはフォローを外してしまうのが一番よい。絶対に良い。僕の経験上、エアリプ大好きっ子にろくなやつはいないので、付き合っているだけ無駄というものだ。

 

エアリプに対しては、実はもう一つの対応方法がある。

 

これを対応方法といって良いのかどうか。

 

禁断の方法だ。

 

所謂、「エアリプに対するエアリプ返し」である。

 

@ぶたお 刀剣乱舞面白いわー。

@てっちゃん @ぶたお 面白いよねー。

@コミュ障 刀剣乱舞とかやっている男ってキモいわ。

@ぶたお 刀剣乱舞を叩くやつって腐女子に相手されたいキモオタなんだよねw

@コミュ障 腐女子とか興味ねえしwww

@コミュ障 腐女子とお話したくてゲームやってるやつって哀れだわwww

@ぶたお 絶賛、童貞につっかかられていますwww

@コミュ障 必死に考えた煽り言葉がそれですかwwwwwwwww

 

書いてて悲しくなってきた。

 

ご覧のとおり、空中リプライ合戦は、障害児のつかみ合いのごとき見苦しい展開である。この例文だと、普通にリプ飛ばしあっているように見えるが、当然のことながら、それぞれの発言の間には、お互いのフォローの発言が挟まるので、どれがどれに対応している返事なのかというのは、めっちゃわかりにくいことになっている。第三者にはほとんどわからないだろう。

 

ふぁぼやリツイートにより超能力合戦について書いたがエアリプ合戦も一種の超能力バトルといえる。テレパシーを持った二人にしかわからない方法で悪口の応酬をするのだ!人知れず戦いを繰り広げるサイキッカーたち!かっこよ……くはない。


Twitterのお気に入り機能が引き起こしている超能力戦争の悲劇 - 温玉ブログ

 

しかし、エアリプ合戦は、解決方法というよりも、イラツキすぎて相手と同じレベルまで自分を貶めてしまっただけであった。

 

禁断の方法などとかっこ良く書いたけど、絶対にしてはならない行為である。

 

パワー系池沼に対抗するために自分もパワー系池沼になる。

 

「おで……本気になって…いいの?」

 

とか言ってみたりしちゃう。分別ある大人としてあまりに悲しすぎる。やめて欲しい。誰も得をしない。

 

敵を倒すときに一時的にパワー系池沼に変身するヒーローとかいたら面白そうだな、と思ったけど、そういえば『超人ハルク』がいた。なんだ、昔からいた。

 

さて、なんでコミュ障勢は、エアリプなんて行為にはしるのか。

 

理由は簡単である。

 

二つある。

 

1.相手にネガティブな事を言いたいけど直接反論されたら怖いから。

 

「怖いならネガティブなことなんか他人に言おうとするなや!仲良くせんか!」っていうのは真っ当な分別のある大人の意見であって、池沼系池沼には通用しない。

 

エアリプならば、相手に怒られても「ぶたおさんの事じゃありませんよ~www」という究極ディフェンスが保障されているので安心感がある。だから安心して嫌言がかけるのだ。なんだ、最低か。

 

2.無視されたり、否定されるのが怖いから。

 

コミュ障勢はとにかく相手にネガティブな返事をされたり話しかけたのに無視されることに恐怖がある。「そんな気持ちがわかるならお前は他人にネガティブな態度とんなや!」ってのは真っ当な分別のある大人の意見なので無視。とにかく嫌なのだ。だからエアリプなら相手に拒絶されることがないから思う存分つっかかれる。

 

ネガティブじゃないことでも例えば、

 

@ぶたお うどん美味いよな。

@てっちゃん @ぶたお 俺は沖縄そばが好き。

@コミュ障 日本そばだな。

 

 

こんなエアリプを飛ばしてきたりする。「日本そばが好きなら好きで普通にぶたおに直接返事をしたらいいだろ!」ってのは真っ当な分別のある大人の意見なので無視。

 

なんでこんなことでさえエアリプで対処するのかってのは「直接リプライして返事もらえなかった時のダメージがデカイ」からである。コミュ障勢は無視されるのが大嫌いなのだ。

 

だから、誰かの発言に対して、何か答えたい気持ちがあっても、「わざわざ相手に直接返事をしなくても…エアリプでいっか♪」という真っ当な分別のある大人からは理解不能な思考回路が働く。

 

わざわざ…って思うならもう黙ってろよな!いや、いいけど。いいよ。無視するけど。あ、でも無視されるってのを防ぐためのエアリプだった。自分で書いていてわけがわからなくなった。

 

 

以上、かようにエアリプというのは業が深いのである。

 

しかし思い返せば、二十数年前のパソコン通信の時代。電子掲示板とかいう代物を使っていた頃から、このようなエアリプ行為というのはあった。たしかにあった。

 

当時の掲示板も、書き込み番号を指定してレスポンスするという機能があったのだ。こういうものの基本的なシステムは、二十年くらいあまり変わってないともいえる。いくらかのグラフィカルさと、容量の巨大さと、スピードを得たくらいだ。

 

その頃も、レスポンス機能を使わずに、新規投稿という形で、誰かの発言に対する反論とか嫌言を投稿するっていう行為が繰り返されていたんですな。

 

で、それに対して「私の書き込みに対するあてつけですか?」とか言うと「あ、違いますよ。勘違いさせてごめんなさい(^_^)」とかって…。

 

人類って進化しないのか!!!?

 

 

まあ、そんなわけだから、僕はこの手のことに対処することには、今ではすっかり慣れてしまった。

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