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西日本の鉄道ヲタたちが富山と新潟にお別れをいった年

春の18きっぷシーズンが始まっている。利用期間は4月10日までだ。

 

今年の春の話題はなんといっても北陸新幹線開通の影響による北陸本線消滅!

 

3月13日を最後に、金沢駅から東に18きっぷで行けなくなってしまう!(関西視点)

 

厳密には、七尾線の接続駅である津幡駅までは、特例として18きっぷで乗っても構わないことになっている。

 

JR七尾線が他のJR線から孤立してしまうのは不味いということらしい。そうでなくともJR七尾線沿線の人が18きっぷを手に入れたとしても、それだけでは何処にも行けないとかいう事態は酷すぎる気がする。「全線」と書いているのに。

 

そして富山駅から高岡駅(『まんが道』の序盤の舞台)にも特例で通過が許されている。これもやはり氷見線(氷見は藤子不二雄Aの故郷)と城端線が孤立するのを防ぐためだ。

 しかし富山駅から18きっぷで行けるのは、高岡駅と、そこから接続する氷見線城端線だけになってしまった。高岡駅から津幡駅は特例を認めてくれないのだ。それを認めてしまうと金沢から富山が今まで通りになってしまって三セク線にお金が落ちないから……。

 

さらに悲しいことに、富山駅から東方面は、本来であれば、新潟の直江津駅まで長大な北陸本線が結んでいたのだが、これがすべて三セクになるため、JRとしては富山駅が行き止まりの駅になる!(北陸新幹線とやらは除いて)

 

JRが在来線を切り捨てたがゆえの三セク線化の悲劇は、岩手とか長野とか鹿児島とか各地で枚挙にいとまがないのだが、北陸本線に関してはエリアが長大すぎるためか、「IRいしかわ鉄道」「あいの風とやま鉄道」「えちごトキめき鉄道の三社で分割運営されるという面倒くささ。関係ないけど、三セク線の名称って、なんでこんな変なのが多いのだろう……。

 

これがどんなに面倒かというと、金沢方面から富山に抜けるには、IRいしかわ鉄道とあいの風とやま鉄道の2社をまたがないといけないし、富山から新潟方面に抜けるにも、あいの風とやま鉄道とえちごトキめき鉄道をまたいで行くことになる。

 

はっきりいって一社だけ利用して移動するというケースは極めて稀。うまいぐあいに需要の多い区間は、常に2社以上をまたぐようになっている。この配置には黒いものを感じたり感じなかったりする。

 

JRだった頃は、なんの追加料金の心配もなく、北陸本線に乗っかって、あとは鼻でもほじっていたら自動的に直江津まで行けたのだ。もちろん乗り換えとかはするにしても。

 

今にして思えばなんという恵まれた状況だったのだろう。

 

それが3.14.以後は、関西方面から新潟まで行くには、三セク線3社を横断して行かねばならない!

 

たかが各駅停車の旅で、直江津までいったいどれだけかかるのか……。これはほとんど酔狂とも言えるだろう。

 

新潟まで鉄道旅行なんか、もうするなということか。寂しいかぎりだ。

 

僕はそれを見越して冬の18きっぷでは富山~直江津~長野の旅をしてきたのだけど。それでもやはり心残りには違いない。

 

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北陸本線から観る日本海の荒波。そして数々の田舎駅。親不知駅とか。もう二度と味わえないのか。いや、えちごトキめき鉄道に乗れば……ね。

 

だけどだけど、まだ終わってはいない。13日までは、乗れるのである。まだ10日ほどある。未練がある人はぜひどうぞ。

 

3.14.以降の対策については、そうなってから考えるとしよう。運賃やサービスなど、まだわかっていないところがある。とくに、えちごトキめき鉄道

 

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