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マクドナルド総選挙のトリプルチーズバーガーはたいしたことがない(断言)

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マクドナルド総選挙とかいうのでダブルチーズバーガーが一位になって、その記念ということでダブルチーズバーガーがトリプルチーズバーガーとして販売されていたので2個ほど食べた。感想としては「美味いことは美味いけれど想定内」というものだ。評価できるところとしては、本来はチーズバーガー2個の値段である260円を上回る320円もするタブルチーズバーガーがトリプルになることによって、チーズバーガー3個ぶんの390円よりも、コスパの面で納得のいくサービスとして成立したこと。

 

僕は普段の320円のダブルチーズバーガーを買うくらいなら、チーズバーガーを2個を260円で買っていたし(パンの枚数だけではなくピクルスの枚数的にもお得だ)、トリプルチーズバーガーの販売が終了してもチーズバーガー3個を買って合体させて食べようなどとは絶対に思わない。いちおう自分の生活圏内でもっとも良い味のチーズバーガーを提供する店舗で試食してみての感想である。

 

トリプルチーズバーガーのポテンシャルというのは、チーズバーガーを3個買うよりお得。それ以上でもそれ以下でもなかった。ダブルチーズバーガーはチーズバーガー2個とはまた違った微妙な味わいがあるんだという主張は否定しない。しかしその微妙さのために60円の上乗せはキツい。そして僕は「チーズバーガー2個を合体させた方のダブルチーズバーガー」の味の方が好きかもしれないし。

 

そもそもダブルチーズバーガーは値段設定的に大いなる矛盾を抱えたバーガーだった。だから今回の総選挙で一位になりましたと言われても、もともと値段的に矛盾を抱えたダブチーでお得感を演出したかっただけという「出来レース感」が拭えない。じっさい僕自身まんまとトリプルチーズバーガー2個を購入して、マクドナルドに640円も献上してしまっている。

 

このお金があれば、かのダブルクォーターパウンダー・チーズを買ってもお釣りがきたのだ。トリプルチーズバーガー2個と、ダブルクォーターパウンダー・チーズ1個、どちらが満足度が高いかなんてのは考えるまでもなくダブルクォーターパウンダー・チーズだ。

 

今回の総選挙のイベントが、まっとうに集計した結果を出していたと仮定しても、僕の推すダブルクォーターパウンダー・チーズが一位になるなんてことは絶対に無かっただろう。確信的推論でいうけれど、マクドナルドの利用客のうちで、ダブルクォーターパウンダー・チーズを注文してちゃんと食べた事がある人間なんて10%もおるまい。そんなバーガーが、人気投票で一位になるなんてことはあり得ない。

 

マクドナルドのレギュラーハンバーガーメニューで何がいちばんすき?」という質問にノータイムで「ダブルクォーターパウンダー・チーズ」と答える人間はほとんど見たことがない。「クォーターパウンダー!」と答える人間すら稀だ。だいたいは「チーズバーガー」とか「ビッグマック」とか「フィレオフィッシュ」などと答えるはずだ。せいぜい変わったところで「ベーコンエッグマフィン」とかだろう。

 

味の好みというのは人それぞれだし求めるものもそれぞれであるので、そのことについてはとくに責めようとは思わない。しかし「ビッグマックが好き!」とかいう人に対して「ビッグマックが、ダブルクォーターパウンダー・チーズに勝っている点はどこ?」と質問した場合に返ってくる答えとしては「そんなメニューあったっけ?」だったりするのがたまらない。

 

でもまあ、無知を責めるのもかわいそうだし、そもそもマクドナルドがダブルクォーターパウンダー・チーズをあまりアピールしてこなかったのも悪いのだろう。あと値段の高さもネックだ。マクドナルドで単品ハンバーガーに520円も出すというのはなかなかに狂気だ。そしてほとんどの人は、マクドナルドに520円もするレギュラーメニューバーガーがある事実を知らないだろう。

 

しかし同じ無知にしても、マクドナルドファンによる無知はまだ許せる。しかし「マクドナルドなんか食べる価値もないよ。多少高くてもモスバーガーで食べる方が良いよ」とかぬかす奴は許しがたいものがある。

 

「ふーん、それで、おたく、ダブルクォーターパウンダー・チーズを食べたことあるの?」なんて尋ねたら「なにそれ?」という返答があるのは火を見るより明らかだ。ダブルモスバーガーと同じ値段のハンバーガーが、マクドナルドのレギュラーメニューに存在するなんて思ってもみないのだろう。ろくろくマクドナルドで食事したこともないくせに、マクドナルドを頭ごなしに否定するような人類には、一生わからないことというのがある。

 

ここまできたらもうお解りだと思う。「もう少しお金出してモスバーガーに行く」くらいならば、「マクドナルドでもう少しお金を出してダブルクォーターパウンダー・チーズを注文する」のが真の正解なのだ。ダブルクォーターパウンダー・チーズの味やボリュームのそれはマクドナルドの概念を超えている。どっちかっていうと、バーガーキングのワッパーなんかに近いボリュームかと思う。

 

話は戻るが、チーズバーガーが130円なのに、ダブルチーズバーガーは320円もする。一方、クォーターパウンダーチーズというのは400円もする。これがダブルクォーターパウンダー・チーズだと、チーズバーガー一個分の値段よりも安い120円の上乗せ価格の520円だ。そう考えるとダブルクォーターパウンダー・チーズというのは、もともとかなりお得なメニューなんじゃないのかと思えるから不思議である。

 

トリプルチーズバーガーが320円で食べられるのは70円のお得感だったかもしれないけれど、仮にトリプルクォーターパウンダー・チーズを自作しようと思えば、最低でも920円ほどかかるのかもしれない(トリプルチーズバーガーは作ったことあったが、さすがにこれは自作したことがない)ので、ほぼ400円くらいお得感が出てしまう。

 

総選挙イベントでは、ダブルクォーターパウンダー・チーズが一位になった場合、520円でトリプルクォーターパウンダー・チーズの販売を公約していた。出来レースで一位にするのはちょっとばかりリスキーに思えるのは、単なる憶測にすぎないのだろうか。

 

まあ、とにかく。総選挙についてはもう語るまい。このイベントに第二回とかがあったとしても、投票の構造的にダブルクォーターパウンダー・チーズが一位になることも無いように思う。(こんな風に釘を刺すことによって日本マクドナルド社の意識に訴えかけれたら良いという下心も多少はある)

 

マクドナルドでたかがハンバーガーの一個に520円払うのは震えがくる体験かもしれないが、ダブルクォーターパウンダー・チーズのうまさを知らない人は勇気をふるって食べてみるべきだろう。マクドナルド好きを自負しているのならなおさらだ。

 

バーガーキングでダブルワッパーチーズに810円支払う恐怖に比べれば、なんてことも無い(のかもしれない…)

 

僕はダブルワッパーチーズも好きである。

 

butao.hatenadiary.com

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