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境港市の新たなスポット「おさかなロード」を見逃すな!?

水木しげる記念館を華麗にスルーしたタコの卵のてっちゃぎ、鳥取のB氏、僕は、せめてもっと境港らしさを見つけてみようとアーケードが途切れた先も散策してみることにした。たしかこちらの方は、まだまだ古い町並みも残されていたはず…。

歩くタコの卵

古い模型店も残っていた。なぜ衰退する街でも模型店は残りがちなのか。米子や境港だけの現象なのか。よくわからない。ただ、ここが潰れたら、もう境港では模型が買えなくなりそうという事だけは何となくわかる。

 

模型店

境港のエース堂。どこからどう見ても老舗。これで「水木しげる人気あてこんで、3年前にオープンしました」とか言われたらビビる。そんなわけは無い。境港市のプラモデル需要を一身に背負ってきたに近いない凄味がある。

 

青くなったガンプラ

店先の青くなったガンプラの様式美を確認。

 

そんなこんなでぶらぶらしてると、タコの卵のてっちゃぎが「なにかある!」と騒ぎ始めた。こんなところに何かがあったり無かったりはしないはずだけど…。と思ってたのに、本当に何かあった。

おさかなロード

おさかなロード

え!?水木しげるロードならぬ、おさかなロード!?

そこにはブロンズ像の妖怪ではない「あおでがに」の像があった。

ただのカニである。妖怪の蟹坊主ではない。間違いない。像にそう書いてあるし…。

 

マップが添えられており、この像が「あおでがに」であることを再確認するとともに、水木しげるロードの終着駅の水木しげる記念館の先からがおさかなロードのスタートであることも示していた。ブロンズ像は23体もあるらしい。い、いつの間に…。

 

「本当かよ!?」と思ってそこらを歩いてみたら次々と見つかるおさかなの像の恐怖。なんでもないただの道なのに、唐突におさかなが配置されているのだ。民家の角に!会社っぽい建物の前とかに!

 

しかも、おさかなロードとは、真っ直ぐなストリートでもなくて、縦横に広がったエリアになっているらしい。意味とか意義とか全くわからないし、「うわー!ひらめの像まであるよー!マニアックだなあ!」とか喜ぶ層なんかいそうにないが、もしかしたらいないとも限らない怖さもある。おさかなと、妖怪、どっちがわかりやすいかと聞かれたらそりゃ、フーシギくんとか手長足長を知っている人よりも、トビウオを知っている人の方が多いので、おさかなのほうがわかりやすいとは言えるが、ブロンズ像ともなれば話は変わってくる。おさかなの像の設置という行為には、水木しげるの漫画のキャラや妖怪の像を設置してファンに楽しんでもらおう的な文脈のわかりやすさは微塵もないのだ。

 

おさかなロード

ウワーッ!トビウオまであるよ!しかも妖怪たちとは違ってフルカラー!!なんでかフルカラー!!

おさかなロード

ひらめやし!めっちゃリアルな色だし、カニまでいてちょっと腹たってくるまである。でも見てしまう。

おさかなロード

 カワハギ!?これらって境港でとれるおさかなって事なのかなあ??

おさかなロード

かにぎょちゃん!?

あまりにも意味不明すぎてある意味で妖怪だし、小学生が考えたみたいなデザインが軽く腹立たしい。しかもなんとなく着色の適当さも感じてしまう。後で調べたら小学生が考えたものだった。なるほど…。

 

おさかなロード

うっかりカサゴ!こんなものまで!っておさかなの中のうっかりカサゴの立ち位置は知らんけど。

 

おさかなロード

なんか馬鹿にしつつも「大好きなイカは見ておきたい!」とムキになっている自分がいた。そしてついにイカを見つけて「大好きなイカがブロンズになってるなんて感激!」とか思ってしまっていた。くやしい。

 

僕らは結局おさかな像を全部見るところまではいかなかったけど、かなりの範囲にわたっておさかなロードが展開されているのがわかった。水木しげるロードと違って一本では済まないのがおさかなロードの怖さだ。

 

水木しげるロードに水木しげる記念館という終着駅があるように、おさかなロードにもかような終着駅があるそうだ。なんと驚いたことに剥製だけを展示した水族館!たしかにそれは凄い…と思ったけれど「見てみたい」という気持ちとは直結しなかったので、僕らはスルーしてしまったが、詳しくは下の紹介のブログでも見ていただきたい。興奮する人は興奮できるようだ。

700種類!4000点!「日本一の魚のはく製水族館」がマジでスゴイ!!

 

水木しげるに続いてお魚でも境港を有名にしよう!という気概はすごく感じるおさかなロード。というか、漁港なので、そもそもお魚で有名ではあったはずだけど、近年は水木しげるの影に隠れがちだったのもたしか。お魚で賑わってたら水木しげるロードとか展開してなかったわけで…。お魚を剥製にしたりブロンズ像にしたり、考えてみれば新しいかもしれん…。しかし現在のところあまり知られていないようなので、境港に行く予定のある人は妖怪だけでなく、おさかなロードの散策も予定に加えてみてはどうでしょう?と投げっぱなしてみる。正直いってその魅力がよくわかってない。あんまり注目されてないし、よくわからないところが魅力の可能性もある。マイナー好きな偏屈なあなたにこそ見て欲しい。

 

イカ釣り漁船

おさかなロードをたどっていくと中海と日本海をつなぐ境水道に自然と導かれていく喜びもある。水木しげるロードばかりに夢中になっていると、海を一切見ずに帰ってしまう恐れもあるのが、境港という港町の怖さでもあるのだ。イカ釣り漁船を見なくては境港とは言えない。

 

鬼太郎グッズ

余談だけど、水木しげるロードのお土産物屋で売られているグッズ類は、アニメとは無関係で、あくまでも原作準拠のものになっているのが地味に嬉しい。だから鬼太郎の髪とか、ねずみ男の服とかも原作カラー。

 

鬼太郎グッズ=アニメ版のグッズという刷り込みがあったが(実際に原作のグッズはすごく希少だった)水木しげるロードだと、アニメ版のグッズは逆に少なめ。そもそも鬼太郎の場合は、何期アニメのグッズか?というのもでも、内容がすごく変わってくるし…。アニメと無関係グッズは、観光地としては正しい選択だろう。しかし時折、4期アニメ準拠のグッズがあったりして侮れない面も…。(90年代に許諾をとった絵柄の使い回し!?)

 

こうゆうのは鬼太郎アニメ6期グッズというので、鬼太郎グッズとは分けて考えたい。

ゲゲゲの鬼太郎 人魂グミ 戦いの記憶 (12個入) 食玩・グミ (ゲゲゲの鬼太郎)

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butao.hatenadiary.com

 

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