温玉ブログ

ブログで儲けるヒントは絶対に教えません。


スポンサードリンク

ぼっちビアガーデンの奇跡!近鉄上本町のアサヒ屋上スカイバイキングはイチオシ!

ここ数年間は毎年行っているビアガーデンがある。谷町九丁目、近鉄上本町近くのアサヒ屋上スカイバイキングだ。

 

若い頃は梅田のビアガーデンばかり行っていたが、梅田地区のビアガーデンは、どんどんとコスパが悪くなっていっている。昔みたいに気軽に行ける感じじゃなくなってきた。地価もあるのでしょうがないのだろうが。ここでいう昔とは2000年前後くらい。思えば、すごい昔だ…。

 

それと、梅田地区からは「ビアガーデンという感じのビアガーデン」が減ってしまったのもある。上本町の近鉄屋上には、昔ながらのビアガーデン感がまるまる残っているから好きなのだ。詳しくは後述する。

 

ちなみに、ビアガーデンは5月中に行くに限る。理由は2つあって、ひとつは安いことだ。5月にビアガーデン行く人はまだまだ少なくて、たいていは割引価格で営業している。近鉄上本町のビアガーデンは、5月中の平日は税込み2800円で閉店までいられるという、今どきでは無い価格。まさに20年前からそのまま、みたいな。だからできるだけオープンすぐに入れる日に行きたい。

 

もうひとつの5月中に行く理由としては、暑すぎないから外飲みが快適というものがある。これが8月とかだと暑すぎで快適じゃない。なのに何故か人々は真夏ほどビアガーデンに誘われてしまう。なぜなのか。

 

真夏のビアガーデンが最悪なのは、暑いうえに客が多すぎるので、ビアサーバーのビールが常にぬるいという地獄もある。

 

つまり、真夏のビアガーデンは、高い!混む!暑い!ビールぬるい!の4重苦といえるかもしれない。だからできるだけ5月中に行くようにしている。おすすめなので皆さんも、5月とか、せめて6月までにビアガーデンは済ませておいて欲しい。それ以降はクーラーの効いた屋内飲みが最高。

 

f:id:butao:20190526151150j:image

上本町駅に隣接する近鉄入り口のそっけない案内看板。ビアガーデンとはこんなもんだ。今年もなんとかド平日の口開けに合わせてやってこれた。感謝しかない。

 

f:id:butao:20190526151119j:image
f:id:butao:20190526151123j:image

エレベーターで最上階まで。サウナのととのい椅子にも似たプラスチックの椅子。これぞビアガーデンというスタイルだ。そして初めてぼっちでビアガーデンに来た。一人旅とか一人焼肉食べ放題とか、普通にやってきた人間だけど、一人カラオケとか一人ビアガーデンは初めてかもしれないと思った。

 

受付で一人分の料金を払って、ビール券と料理用のお皿を受け取り、テーブルに案内してもらう。4人席を独り占めだ。混んでいる時期なら断られてしまってたかも。これも込みすぎない時期のビアガーデンならではの醍醐味かも。いい感じの風が吹いていて気持ちいい。

 

f:id:butao:20190526151146j:image

ビール券を持っていって最初の生ビールをいただく。ビアガーデンの生ビールなんて、だいたい適当なものが多いイメージだが、口開けだけあって泡もグラスも理想的だし、よく冷えていた。

 

ビアガーデンのしきたりとして、最初の一杯をもらうと、あとはグラスと引き換えに新しい飲み物がいただけるシステムになっている。飲み放題なので閉店までに何杯飲めるかのチャレンジだ。ビアガーデンは飲み放題、食べ放題システムに限ると思う。最近は客単価の都合か、普通のオーダー制のビアガーデンも増えてきた。なんだかつまらない。

 

f:id:butao:20190526151143j:image

枝豆!チーズ!ナビスコのプレミアム的なクラッカー!

 

QBBキャンディーチーズ的なやつと、ナビスコプレミアム的クラッカーは近鉄上本町のビアガーデンに毎年ある名物メニューともいうべき代物。今年もあるか?と思ってドキドキしたが、ちゃんとあって安心した。これが妙に美味いのだ。

 

「ビアガーデンに来てまでQBBキャンディーチーズとナビスコプレミアム?いいよそんなの…」とかいう人がいたらビール取り上げたい。それくらい愛しているメニューだ。

 

f:id:butao:20190526151116j:image

枝豆の他には、唐揚げ!焼きそば!タコさんウインナー!フライドポテト!肉団子!などの茶色系のメニューが並ぶ。いかにもビアガーデンなメニューだが、最近はこういう「いかにもビアガーデン」な昭和なメニューが失われつつあるのだ。だから逆にここのビアガーデンの価値が高まっている。昭和的なビアガーデン(少なくとも90年台後半くらいの感覚)が体験できる貴重な屋上!提灯もあるし、屋上のお稲荷さんもある!

 

f:id:butao:20190526151138j:image

去年まで無かった気がする9分割のプレート(安ホテルの朝食バイキングでよく見かけるやつ)ものに、好きなメニューを盛り付ける楽しさ。おくらが泣かせる。おくらはビールのおつまみとしても優秀。身体にも良い。極楽だ。


f:id:butao:20190526151134j:image

エンゼルリングが!

少なくとも口開けはビアージョッキーの洗浄具合が素晴らしい。ビアガーデンらしからぬといえば失礼だろうか。クオリティーは二の次みたいなところがあるから。でも上本町はなかなかのコンディションで楽しませてくれるのだ。暑くなる前が勝負だ。


f:id:butao:20190526151126j:image

2000年台以降のビアガーデンで定番化したと思われる特別料理。食べ放題じゃななくて、最初に貰ったチケットと引き換えに一人1個まで貰える早いもの勝ちメニューというやつだ。今回はスペアリブだった。まあ、そんな大したもんじゃないし、貰っても貰わなくても良いのだけど、スペアリブは好きなほうなので貰っておいた。他にもローストビーフとかがこういう枠の料理としてアリガチ。

 

「取り放題じゃないですよ!」ってところが悪く言えば貧乏くさいけど、良くいえばコスト意識。安いなかでも精一杯のサービスをしようという心意気が嬉しくなる。そんな無理して食いたくないスペアリブをついつい取ってしまうのも、その心意気を受けたくてのことなのだ。ビアガーデンのフードは味を食うのではなく、「もてなしの心」を食うものなんだ。タコさんウインナーとか、あんな切込みを入れる必要ないやんと。どうせ安い食べ放題のフードでしょうと言ってしまえば終わりである。

 

f:id:butao:20190526151130j:image

またたく間にソロビアガーデンで3杯くらい飲んでしまった。 身も心も自由。

 

ぼっちビアガーデンを1時間半くらい楽しんたあたりで、なんと思いがけずに友人が登場!ソロから気がつけばテーブル通りの4人ビアガーデンになっていた!こんなことが起きるのも近鉄上本町ビアガーデンゆえか…。

 

数年は会ってない友達が来たということで、興奮しすぎて後で数えたら10杯は飲んでしまっていた模様…。(飲む度に写メを撮っていたのを後で冷静に数えた)

 

自分の中でのビアガーデン最高記録は11杯とかそのへんだった気がするので、かなりマックスまで飲んだことになる。帰って即寝したのも無理は無い。

 

6月もまだまだ安いビアガーデンが多いと思うし気候も最高なので、気になった人はぜひどこかのビアガーデンに行って欲しい。

tabelog.com

スポンサードリンク