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高松の讃岐うどんの名店!さか枝の本店が営業再開したので行ってみた!?

夏の18きっぷの一回分を使って恒例の香川県旅行。今回は日帰りにした。

 

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いつもの快速マリンライナー号で瀬戸内海を渡っていく。下りのマリンライナーは、進行方向の左側の窓に座るのが良い景色を観るセオリーとされている。

 

しかし今回はあえて右側に。これが正解。スカッとする晴れやかな青空。青い海。このときほど瀬戸大橋の西側の景色が美しく感じた事はなかった。

 

そのまま何も考えずJR高松駅まで向かう。高松市の老舗うどん屋のなかで、最も有名なお店の一つが、さか枝本店だ。それが店主の老齢化で5月に店を閉めてしまった。県内のテレビニュースになったほどの衝撃だった。しかし8月に引き継ぐ人が現れて、営業を再開したとのこと。さっそく訪ねてみたくなったのだ。

 

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高松駅到着は9時39分だった。そろそろ暑くなってくる時間帯だ。さか枝本店というは駅から遠いので、正直いって暑い時期には行きたくない店。けど今回は仕方がない。

 

高松駅から近い場所にある味庄うどん。ここも老舗で、昔ながらなボロいうどん屋で、しかも朝5時から営業しているという便利なお店。けどお盆だったのでさすがに閉まっていた。さか枝に行く前に、軽くうどんをのばしていこうかと(「そばをたぐる」のうどん形)思ってのだが。仕方なし。

 

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駅からひたすら直線を歩いていく。冬だったらなんてこともないのだけど、夏の暑い時期はたちまち汗が吹き出てきそうだ。高松市街は都会だからか夏は厳しいイメージがある。アーケード以外には歩いていきたくない。

 

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道中にある府中家うどん錦町店がまだ残っていて、懐かしいとか思っていたら、見た目はほどんど同じでも、ちく泉うどんというのに密かに変わっていた!

 

こちらの通りは地元民しかほぼ来ないエリアかと思われるので、人と同じ店には行きたくないという偏屈な人にはオススメしたい。聞くところによると、ちく泉うどんはかなり美味しいらしい。

 

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さか枝うどん本店は、香川県庁の裏手なので、香川県庁が目印でまず迷わない。

 

こだわり麺や高松店は、県庁のだいたい向かいくらいのところにあるうどん屋さんだ。いわゆる香川県内だけにあるはなまるうどん的なチェーン店のひとつ。なぜかマレーシアには進出しているが、他府県の人間で知っている人はけっこうな香川好きだと思われる。

 

この高松店、お昼時はとんでもなく人気だ。立地の良さもあるし、メニューが多くて、天ぷらとかの種類も豊富なので、みんなが詰めかける理由もわかる。ただこの日はお盆休みっぽかった。開いていても行かないけど(ディスっているわけじゃない)

 

そこからさらに右折して、県庁の裏まで歩いていく。裏といっても、県庁は県庁だけあってでかいのでなかなか遠い。この日は暑いわりに風が強かった。なんせ台風が接近してきているらしいのだ。途中で帽子を飛ばされてしまった。暑くて風の強い日はこれが怖いのだ。

 

どこへ飛んでいったのかと道を探したが見当たらない。香川大付属小学校かなんかの敷地内まで飛ばされていた。道と敷地を分けている垣根に頭をつっこんで、ギリギリ手がとどいて帽子は取り戻せた。枝があちこちに刺さっていたみたいで軽く血まみれに。うどん屋に行く前に、血まみれになる人はあんまりいない。

 

さか枝本店

汗まみれ、軽く傷だらけになりつつもさか枝本店に到着。情報どおり営業していた。かつては朝5時からうどんの食える店として重宝されていた。再開後の営業は朝10時からだそうだ。これは仕方がない。引き継いだ方もかなりの高齢。さすがに長い営業はしんどいのだろう。良い方向で考えると、大阪から始発電車でやってきても、打ち立てのうどんが食べれるという事だ。

 

店内では、かなりの人数がすでにうどんを食していた。僕のような旅行者風の人も多い。さすがの人気店。

 

さか枝本店

僕くらいの讃岐うどん遠征キャリアを積んでくると、あまりあれこれめぐろうという気がしなくなってくる。それよりかは美味しい店で心いくまで食べたいという地元民的な気持ちが強くなってくる。これがプロの心境か。駅近くの味庄をひっかけて行こうとしていた件については、どうか忘れて欲しい。

 

今回の場合は、最初からさか枝にターゲットを絞っていたので、迷うことなく「かけうどん中」を頼む。さか枝のうどん玉は、わりあい量があるのを知っていての行為。

 

さか枝本店

さか枝では、どんぶりのうどんを受け取ったら、自分でテボに入れてお湯で温めるセルフシステムになっている。最近はこの方式もどんどん無くなってきている。僕はある程度はコシのあるうどんが好きなので、うどんを温めずにそのままダシをかけていくスタイルが好きだ。さか枝では、ごらんのように、蛇口をひねったらダシが出てくる。

 

かけうどんを頼んでおいて、ダシをかけず、薬味と醤油だけで食べるというストロングスタイルも存在する。けど、ダシをいれてかけうどんスタイルにして食べるのが、まずは無難。さか枝のかけうどんは美味しいのだ。

 

さか枝本店

天かすとネギも自分で入れる。生姜も用意されている。かけうどんに生姜を入れるのが好きな人もいる。たしかにそれはそれで美味い。僕はあんまり入れない。

 

思ったとおりのうまいうどんだった。これは以前でいえば朝5時台に食える味だ。素直に嬉しい。なめらかなうどんがするすると胃におさまっていく。たちまちどんぶりが空に。

 

さか枝本店

どうしようかと120フレームくらい考えて、やっぱい今回はさか枝本店に骨を埋めたいと思いぶっかけうどん冷たいのんの中を追加で頼む。しかも天ぷらも2個つけた。今回はしょうがも絶対に入れる。ぶっかけうどんとか、釜揚げうどんには、しょうがが正義。

 

讃岐うどんの定番といえばゲソ天を思い浮かべる人も多いと思う。たしかにあれは見栄えも良いし食べごたえも抜群だ。香川ではなすの天ぷらもド定番。県産のどでかいナスの天ぷらは、うどんと合わせてついつい食べたくなる。

 

あと、なんといっても海老天。写真の赤い棒みたいなやつ。かまぼこ的なすり身の天ぷらなんだけど、これもうどんにはかかせないものだ。大阪ではほとんど見かけない代物なので来たら食べたくなる。スーパーでも売ってるので、たまにお土産として買ってかえるくらい。えび天とうどんを合わえるだけでもう香川気分。

 

中を2杯食って、さすがに今回は大満足。さか枝本店には長らくの活躍を期待したい。

(これ書いた直後に開店時間が8時30分に早まったという情報をいただきました!?) 

 

帰りは中央通りまで出る。高松駅方面に戻る途中で、かなり立派な歩道橋を見つけた。今までも何度も通っているはずの道なのに。あんまり興味ないものは見えないのだ。エレベーターがついているので階段がきつい人にもやさしい。面白そうなのでエレベーターを使って上がってみる。エアコンも何もないので暑すぎた。

 

中央通りを見下ろす。エレベーターが暑かったぶん、風が吹いてなかなか気分が良い。降りるときはエレベーターは使わなかった。

 

さか枝南新町店

渡っったついでだからとアーケードの中に入る。さか枝南新町店の前を通ったら、本店の営業再開の張り紙があった。南新町店でうどんを食べる元気はさすがに無い。こちらは、同じさか枝でも、メニューが違っていて、味もかなり違うので、これはこれで魅力のある店舗だ。なにより場所や営業時間が便利。

 

ヤノベケンジ作のキモい猫のオブジェに遭遇した。ヤノベケンジといえば大阪の南茨木駅前の奇妙なオブジェが大阪人には馴染みがある(か?)。

 

宇宙服みたいなものを着ていたデカイものがあったら、だいたいヤノベケンジと思ってもらって間違いないかも。

 

商店街で推している!?なぜ!?

 

三越の方まで歩いたらまたしても別の個体が。夜にみたら怖そう。どうもあと一体いるらしい…。

 

石化したひょこたん

一方で兵庫町商店街のキャラクターといえばひょこたんだ。アーケードの入り口あたりには石化したひょこたんが設置されて長いのだが、近年はその周りに色々できまくって妙に騒がしくなっていっている。この背後にある寄鳥味鳥という骨付き鶏の店は美味い。

 

UDON

UDON

 

2006年の当時のさぬきうどんシーンを記録した今となれば貴重な映画。風景もだいぶ変わってしまった。

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