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2019年の夏の大東洋のセルフロウリュは神環境だったので今後に期待!

大東洋

梅田サウナの定番と化している大東洋。老舗だけに老朽化は否めない。いわゆる昭和サウナに分類されてしまう施設。ただし風呂場は細かいアップデートが繰り返されてきたとみえて、わりと最新のメトス製のサウナが導入されていたりして侮れない。

 

ロッキーサウナとフィンランドサウナ。スチームであるテルマーレ。水風呂は5種類。外気浴対応。冷凍庫のようなペンギンルーム。スタッフによるロウリュサービスは日に3~4回実施。老舗としては申し分ない対応じゃないだろうか。

 

基本としてはボロいけど、サウナに対しては非常に前向き。それが大東洋だった。

 

それが今年のGW限定とはいえセルフロウリュサービスを始めて、大阪サウナー界に衝撃が走る。

 

関西におけるセルフロウリュといえば神戸サウナ&スパのフィンランドサウナだった。このサウナ全盛期の現代日本でも、なかなか対応している施設が少ないのが現状。それだけに貴重なサービスだった。

 

 しかも大東洋が実施したセルフロウリュは他とは一線を画するものだった。

 

普段からセルフロウリュのサービスをやってないが故だろうが、いつもは低温70度のフィンランドサウナに、熱波師が用いる長柄杓とアロマ水桶をそのまま放置!自由に使えるという神環境だった!あまつさえ、たまにロウリュサービスで使っている大団扇が置かれていることさえあった!

 

僕自身、ウェルビー森のサウナを始めとして、いくつかのセルフロウリュを体験したことはあったが、熱波師の使う長柄杓と大団扇の使用可能なサービスは初めてだったのでドキドキした。選ばれた人しか使えないあのアイテムで完全に熱波師気分。

 

あと細かいことだが、セルフロウリュ実施中は、フィンランドサウナのテレビはフィンランドの景色の映像の再生になっており、照明も落とされていて雰囲気作りも満点だった。普段からずっとこれで良いと思った。

 

ロウリュやりまくり。

 

もともと外気浴や水風呂に関しては申し分のない大東洋なので、繰り返しロウリュで汗かきまくったあとの爆ととのいはヤバいレベルに達する。もはやロッキーサウナのロウリュサービスに参加する理由もないくらい。ずっとフィンランドサウナにこもるわけである。

 

当然ながらGWのこのサービスはサウナーに大好評だった。

 

そして夏休みシーズンを迎えて大東洋は大決断をする。

 

8月中はずっとセルフロウリュサービス実施。同時に水風呂はシングル(10度未満の設定)にしますと。

 

水風呂シングルは去年も実施されていたが、そこにセルフロウリュが加わるとなれば完璧な体制になるのは間違いない。

 

当然のことながら8月は大東洋に通いまくった。最高以外の言葉が見つからない。こと、この期間においては、日本中のサウナの中で、総合力でいえば頂点に近い位置にいたんじゃないかと。たぶん…。

 

そんな夢のような8月も終わり現在はいつもの大東洋に戻ったわけだが、また近いうちにセルフロウリュが実施される気はする。絶対にやってほしい。いや、やるべきでしょう。走り出した列車はもう止まらない。大阪にセルフロウリュの文化を根付かせるのは大東洋しかない。

 

さて、梅田サウナのもう両雄のもう一方であるニュージャパンサウナであるが、現在サウナを改装中という話を聞いた。新しいサウナがどうなるかは知らないがこちらも期待してしまう。なにせ競い合うようにサービスを展開してきた2店だ。セルフロウリュ導入とか無い…かなあ?やるべきでは!?

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