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松屋の880円もするビーフシチュー定食のお味は…

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久々の松屋記事。お正月ということでビーフシチュー定食を食べたからその報告だった。

 

880円もする松屋らしからぬ超高級路線。いつのまにか始まっていて、おやっと思って店に入ってみたら、人気すぎて売り切れですってなっていて腹がたったから、後日ムキになって食べてしまった面もある。もう終了している店舗も出ている。食えなかった人は、これを読んで溜飲を下げてもらえればと思う。

 

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先程も説明した通り880円という破天荒なお値段である。かつてマクドナルドにあった至高のバーガーであるダブルクオーターパウンダーチーズ520円が激安に思えるし、ダブルワッパーチーズの830円ですら霞むという恐ろしさ。

 

まともな神経をしていてはとても食べられないし、一種のコース料理と考えるしかないので、まずは中瓶ビールを注文して食前酒として飲みながら待つ。酒の力を借りるしかないのだ。これで480円がさらに加算され合計で1390円!?もはや松屋とは思えない……。


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瓶ビールをやっていたらビーフシチュー定食が配膳されてきた。なるほどビーフシチューだ。お肉もそれなりにごろごろと入っている。お味の方は、600円近くする高級缶詰のビーフシチューくらいは美味いような。でもどことなく安っぽいお肉(サイコロステーキ?)を、ガチガチの調味料(主に糖類)で固めて誤魔化されている感もないではない。ふと我に帰ると怖くなるので、何も考えず食べることにした。ご飯に手をつけず、ビーフシチューをつまみつつビールを飲む。それなりの贅沢さは感ずるが、松屋の店内であるということで我に帰る。それにしても松屋の瓶ビールは冷えていて良い(店舗によるかもだが?)


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松屋メニューを松屋たらしめているのは味噌汁だと言ってる人を見た。カレーにも味噌汁がつく松屋なので、ビーフシチューにも当然味噌汁がつく狂気。このためにわざわざ松屋でビーフシチューなんか注文しちゃってるのかもしれない。

 

ただし、松屋のカレーでも同じ問題が発生するが、スプーンで味噌スープを飲む抵抗感。嫌ならお箸を取れば良いのだけど、そうすると今度は味噌汁のためだけにお箸を取る抵抗感。今回に関しては、ご飯がどんぶりなので、そちらにも使えるということで抵抗感はいくらか薄れる。カレーではこういうわけにはいかない。

 

ビールを楽しみつつそれなりにシチューを片付けて、あとは少し残ったのと味噌汁とご飯をいただいた。やたら甘いブラウンソースもご飯に合わないわけではない。ハヤシライスっぽさがある。

 

味としては決して悪くないかもしれないが、自分がどこで何を食べたのかわからなくなるメニュウでもあった。これだったら創業カレーハンバーグ入りでも良いのでは?という心の声をねじ伏せる。ビーフシチューは多少のお野菜も入っていた。お野菜たっぷりが松屋のウリらしいので。けどリピは無いと思う。高いですし。というかもう終了してしまった。

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