前にシュクメルリ定食を食べて微妙な気持ちになったことを書いたが、その後にリベンジすることによって完全攻略が分かったので報告したい。シュクメルリがいつまであるのか分からないので急いで欲しいが、シュクメルリとか興味ない人は急がなくて良い。松屋に興味が無い人も読み飛ばしてイイネだけしてくれたら良い。
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前回、ご飯に合わないんじゃないかと思ったのと、単品のが安いと思ったのでリベンジとしてやってみた。ビールのおつまみとしてのシュクメルリ。思った通りこれだと微妙な気持ちは随分と薄れる。でも問題として、めちゃくちゃ熱いというのが残った。定食のときのように取皿とか、いったんバウンドさせる飯も無いわけで、単品のシュクメルリは味としてはバランス取れてるけれども、熱々を口に放り込むというエクストリームスポーツ感は余計に増す。もちろん取皿は頼めばくれるかもしれないが、できるだけあるがままを受け入れたいという気持ちが、そういう注文をつける気持ちを遮断する。
とはいえ、熱々の汁をさじで直接に口に放り込むしんどさに、2割も食べたところで手が止まってしまった。ビールで口を冷やしつつチマチマつまんでいく。結局は固形燃料が燃え尽きてから残りを快適に食べれた。今更だがこの料理って固形燃料が燃えているうちは一切手を出すべきじゃないのでは?燃え尽きてからが早番では?グツグツの状態で無理に食べなくても良いのでは?
二度目にして心に浮かんだ仮説の検証をすべく、後日さっそくリベンジ。今回も瓶ビールと単品シュクメルリをオーダー。
グツグツのシュクメルリ登場。取皿はないが今回は一切慌てない。煮えたきる鍋を眺めつつ、悠々とビールのグラスを傾ける。ビールが飲めない人はお茶かお冷やでも良いだろう。単品シュクメルリを注文したときは、ゆったりした時間を楽しみたい。三度目の正直というが、もはやシュクメルリプロの風格といっても良いかもしれない。
ビールも8割くらい飲んだあたりで、あれほどたけり狂ってた固形燃料も燃え尽きる。そこではじめて、嵐の後のナギのようなシュクメルリの海にさじをつっこむ。成功だった。熱々は熱々だが、口に放り込んでもさほど苦痛ではないレベル。そして底の部分がちょい焦げてチーズでパリパリになってて美味い!最初にシュクメルリライスセットを食べた時の不満点は完全に一掃されていた!
シュクメルリがいつまであるからわからないけど試せる人は試して欲しい。この食べ方がわかってから、シュクメルリは定番メニューでも良いんじゃないかと思うくらい気に入ってしまった。酒のつまみとしても最適。芋も良い。