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千林大宮の竹仙湯はなんと350円でサウナ付きの奇跡の銭湯だった!

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地下鉄の千林大宮駅にほど近い竹仙湯。京阪電車の千林駅からも歩いて行ける。要は千林商店街に近いのだ。近所には神徳温泉という京阪沿線サウナーにはちょっとは知られた名銭湯もある。それだけにこちらのチェックは手薄になってたいたのだが、今回思い切って突入してみた。


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味のありすぎる建物なので銭湯の廃墟っぽさもあるのだが実はしっかり営業している。15時〜0時30分だそうだ。


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側面はかなりすごいビジュアルだが、正面に回るとわりと普通の銭湯の趣。けっこうな大箱ではあるけれど。神徳温泉の方もかなりの大箱で、しかもわりと近代的な建物なのでそれに比べたら大人しめに思うかもしれない。しかしその両方が成り立ってる千林大宮という土地はなかなかたいした銭湯立国といえる。


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とりあえず突入。サウナは別料金なのかとかいろいろ気になるところだが番台までには料金表などは一切ない。てことはサウナは込みの料金かのだろうか。財布をとりだしながら番台のおばちゃんに「え〜と、400……なんぼやったっけ(大阪府の銭湯価格は450円だけどど忘れ)」と尋ねたら「うちは350円」と憮然とした態度で言われる。内心「え!?」となったが、「あ、350円…」とそそくさと支払って入場。どういうこと!?いくらなんでもやりすぎに安い!?脱衣所に料金表があってたしかに350円と書いてある。サウナのことは書いてないからやはり込みで350円だ。なんなんだ。

 

脱衣所はかなり広め。風呂場もそこそこ。ロッカーに荷物を押し込んで突入した。16時前で年寄りが数人いる程度。熱い湯とぬるめの湯の仕切りのメイン湯船があって片側がかなり深め。ジャグジー&ジェットバスがあって、天使像から湯が吹き出るデザインになっていて意外に洒落てる。あとは関西の定番の電気風呂。古い割に掃除は行き届いてる感じ。洗い場のシャワーは、ハンドルレバーを何回転かしてお湯を出すようになってて古臭い仕組みのものと、普通の銭湯にあるタイプのダイヤル式のホースなしのタイプの2種類だった。まあ、可もなく不可もなしだ。ケロリン桶も積み上げてある。

 

さて、サウナだが、余裕をもって5人、詰めて7人といったサイズで1段のみ。それよりも入り口に座るためのビート板がちゃんと完備されていたのには驚きを隠せない。サウナ料金が別の神徳でもそんな配慮は無いのに。サウナ室は80度を指し示していた。湿度はそんなにないが、カラカラとまではいかないくらい。壁にも扉にもガラスがはまっていて開放的で明るい雰囲気になっている。テレビが無いので期待したが、やはり有線がかかっていた。なぜ有線をかけるのか。しかしゆるやかな音量で演歌がかかってるだけなので、さほどは邪魔にならない。サウナ室は座るところと背もたれは木が取り付けられているが、全体的にセメントで固められておりハンドメイド感が満点だ。なかなか無い雰囲気といえる。サウナストーブも、ドラム缶みたいな見たことのないタイプであって、その上に袋に包まれた(?)ストーンが載っている。どっかのおっさんが見様見真似でサウナつくりました的なDIYな雰囲気がすごい。置いててる砂時計も、なんだか木の部分が溶けたのかなんなのか、エイリアンの巣みたいなよくわからん形になっている凄味があった。まあでも、基本的には清潔感があって悪くはない。じっくり演歌を聴きながら座ってると汗が滴り落ちる。

 

サウナを出てシャワーを浴びて水風呂に行く。水風呂は2人入れるくらいのサイズ。冷たすぎずなかなか気持ちいい温度。ミネラルウォーターとか書いてあったがどういうことだろうか。たしかに地下水をウリにしてる水風呂と同じような入り心地ではあると思うが、やっぱり地下水の類なのだろうか。

 

休憩しようと脱衣所に行くと、ミネラルウォーターと書かれた冷水機が目に止まる。冷水機まで完備しているのか!コップは使い回しなのは致し方ないが、適当なプラコップとかでなくて冷たさを保つサーモ式のやつ。なんでそこまで。敬意を表してよく洗って水分補給していくことにした。

 

何回かサウナを反復してととのっていく。立ちシャワーが完備されているのも素晴らしい。350円で文句つけがたい銭湯だ。なんでこれ人気の神徳の近くで、今まで話題にならなかったのか。


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ミネラル温泉浴、たしかに気持ちよかった。活水シャワーとはあの立ちシャワーかな。たしかに水しか出なかったがサウナーにとっては願ったりかなったり。


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夢でもみてるみたいな施設だった。どういう主旨なんだろうか。やっていけるのかな。でも長年やってるわけだし。とにかく、また来よう。

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