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温玉ブログ

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「表現の自由」という絵に描いた餅をプロパガンダに利用する国家

宗教 ニュース 社会

もうずっとフランス発「表現の自由」問題の事を考えている。ずっとニュースが飛び込んでくるから思わずにいられない。また今夜もお付き合いして欲しい。これからの「表現の自由」のことを僕と少し考えてみよう。

 


仏芸人発言「テロ行為を礼賛」 司法当局が身柄拘束:朝日新聞デジタル

テロリストの礼賛は、テロ対策などを定めた法律に触れるおそれがあるとみられる。同様の礼賛行為については、すでに50件超の捜査が始まっているという。

 「表現の自由を守れ」とデモやりながら、もう片方では取り締まりを強化しまくっている。どんなダブルスタンダードなんだよと思う。質の悪いジョークだ。そういえば、襲撃された風刺漫画雑誌も質の悪いジョークみたいなもんだった。こんなことをフランスで言えば、僕も逮捕されてしまうのだろう。

 

ここが日本で本当に良かった。

 

とは別に思わない。サザンオールスターズの桑田だってすぐ土下座するのが今のニッポンだ。漫画家の荒木飛呂彦ジョジョの第一部が始まった時に比べて、週刊少年ジャンプ誌の表現コードがどんどん厳しくなってきたのもあって青年誌(ウルトラジャンプ)に移ったと言っていた。カナダのアニメ『サウスパーク』が日本で放映されていた時も天皇ネタの回はきっちりと外されていた。

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右的なものがもてはやされ、立派な大人であると言われ、自分を殺すのが立派と教わるが、現体制に少しでも意義や不満を唱えるとたちまちコドモとか変人扱いされるのがニッポン!

 

「とはいうものの、お前はこんなブログで好き勝手書いてるやん。ネットラジオでも好き勝手言ってるやん。それこそが表現の自由だろ」

 

それは僕の影響力がとてつもなく小さいから。ネット世界の片隅でアリンコが何をしたとて、誰にとっても痛くも痒くもない。台所を這いまわるゴキブリは叩き潰されるけど、山の中で這いまわるゴキブリは誰も相手にしない。それと同じだ。

 

あと、こうみえても、そこまで言いたい放題はしていない。フランスの襲撃された風刺漫画雑誌でさえ、ユダヤ教にはとても配慮して、ユダヤ教の悪口を描いた作家をクビにしているのだ。それくらいの配慮は僕だってする。誰かを首にしたりはしないけど。

 

そもそも、今の地球上に、表現の自由が保証された所なんてあるんだろうか?

 

あるとしても、北極圏とか、南極圏とか、どっかの山ん中のヘンリー・デイヴィッド・ソロー風の寂しい丸太小屋とか、それくらいじゃないだろうか。もしくは貴方の住んでいるワンルームマンションの中とか。ただしレオパレスとか文化住宅には表現の自由はない。壁ドンされるに違いない。

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まあ、ぶっちゃけていえば「表現の自由」なんてのは現時点では絵に描いた餅。「言論の自由」も同様だ。これから実現できるかどうか。永遠に求め続ける理想みたいなもの。まだ人類が手に入れていないし、実現してないもの。ああ、言ってしまった。

 

なのに守ろうとする人がいるのが不思議でしゃーない。

 

手に入れられるかどうかもまだ分かってないものなのに、失いたくないと守ろうとする??どういうことや!!!????

 

表現の自由は無いけど、おめーらが政府に協力しなければ、もっと不自由になるぞ!」という脅しにのっているわけだ。

 

「日本の電力は確かに安かねえけど、原発再稼働に反対したら、もっと高くしてやるぞ!!!」と脅されるのと同じか。

 

そういえば「日本の市民生活は苦しくなっている。そして言いたいことも言えない怖い国になってきている。軍国主義再帰しそうで不安だ」というような類の事をいうとかならず湧いてくるのが「北朝鮮よりマシ!おめーらが国に協力しないと今よりひどくなるぞ!それでも良いのか!」とかいうの。

 

そんなこと言われると「日本よりヒドイのってもう地球上に北朝鮮しか残ってないの?」と絶望的な気分になる。日本の暮らしが世界ワースト2であったという事に。北朝鮮が最下位なのが本当かどうかはさておき。

 

沖縄が米軍基地問題を反対って言ったら「じゃあ中国に占領されて中国になってもいいのね」とか脅されるのも同じ。そもそも、自民党の意向に逆らうならもうお金やらん!とか、すでに脅しを受けている。ヤクザよりヒドイ。ジャイアンなみだ。

 

そういうのに対して論理的に筋道たてて反論しようものなら「嫌なら日本から出ていけ!」と脊髄が停止したかのようなブチギレをされることもしばしば。そうすると、こっちだって冷静にはおれなくて「お前が出て行け!」とか言い返しちゃって「お前がwww」「おまwww」とかどんどん知能が遅れていってしまう。

 


対「イスラム国」で空母派遣=緊張高まる恐れも―仏 (時事通信) - Yahoo!ニュース

フランスのオランド大統領は14日、仏軍主力空母「シャルル・ドゴール」の艦上で行った軍への新年あいさつで、イラクなどで台頭するイスラム過激組織「イスラム国」に対する空爆に同空母を参加させる意向を表明した。仏軍は2014年9月に米国などが実施するイラクでの空爆に加わり、今月13日に作戦の継続を決めたばかり。

 

 

表現の自由」ってのが実現できるのか出来無いのか今のところはわからないけど、少なくとも簡単に戦争したり人殺ししたりする国からは生まれないはずだ。戦争する国は「表現の自由」とか「言論の自由」って言葉を死んでも使ってはダメだ。

 

「(自国に有利な)表現の自由を保証しています」というプロパガンダにしか過ぎないそんなの。もっとも個人の自由を制限する行為が戦争だし、もっとも他者の権利を踏みにじるのが戦争なんだから。

 

軽々しく戦争する国は信用できない。

 

こんな大原則すら、おおっぴらには通用しない世界のうちでは「表現の自由」なんて高望みはやめるべきだろう。表現なんていつだって死ぬほど弾圧を受けている、と自覚するところから始めるべきだ。

 

移民問題や経済問題にからめて、今後はイスラム教徒への風当たりがどんどん増していく。そしてやがて大戦争に発展しそうな予感がある。世の中に不満や恨みをもっている人間はいくらもいる。いつか抑えきれなくなる。

 


イスラム教徒として言おう。「言論の自由」原理主義者の偽善にはもう、うんざりだ | Mehdi Hasan

 

こんな記事が注目を集めていたりする。いちいちごもっともなのだけど、双方の対立は収まりそうにない。それどころか、こうやって不満を主張すればするほどお互いの溝が深まっていく。まるで倦怠期を迎えた夫婦のようだ。

 

こういう時こそ、誰かがどびっきりのユーモアで皆を思いっきり笑わせてくれるか、無制限にアンパンを配ってくれたら良いのに。残念ながら僕にはバツグンのユーモアのセンスもないし、無制限に配れるアンパンの持ち合わせも無い。できる事があるとしたら倦怠期を迎えた夫婦にトドメを刺すことくらいだ。しないけど。

 

そんな中、ブラジル人風刺漫画家のCarlos Latuffによって2009年に描かれたマンガが紹介されていて目に止まった。すばらしいので引用させてもらう。

http://uncensored.co.nz/2010/01/23/carlos-latuff-geopolitical-cartoonist-gallery/

f:id:butao:20150116012339j:plain

これこそ風刺漫画だ!

 

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