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痩せる大原則は『宮沢賢治式ダイエット』にあり


流行りの酵素ダイエットは絶対に痩せないからやるな! - タコの卵

 

もてラジ村長のタコの卵の記事だが、この種の○○ダイエットというのは、後から後から無限に出てくる。なんでこんな色々と出てくるのかというと世の中にはダイエットがうまくいって無い人がそれほど多いからだろう。

 

国民の体重調査をしてみれば、昔に比べれば右肩上がりで大柄が増えてきているはずだ。これはアメリカの国民も同じで、日本もアメリカ式の食事になってきているので、それに追従するのは当然の結果である。

 

 食べる飯の量が増えたせいで、大柄な人も増えてしまったのだ……。

 

それが嫌なら飯を減らせば良い。簡単な話です。あらゆるダイエット法はこれで終わってしまう。

 

飯が増えたせいで大柄になったのならその逆をすれば痩せた人になる。

 

年々人間の体質が肥りやすいものに変化してきてるわけでもない。

 

宮沢賢治が有名な『雨ニモマケズ』のなかで、

 

一日ニ玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲタベ

 

と書いているが、こういう食生活をしていたら痩せる。間違いなく痩せる。これを『宮沢賢治式』ダイエットと名づけたいと思う。

 

この詩を引き合いに出すと「一日に玄米4合って多くない?」と言われる人が多い。実はそれこそが現代の欧米食的なものにまみれた発想なのだ。

 

よく読んで欲しい。おかずは味噌と少しの野菜。これだけだ。おかずがこんなもんだと四合くらい飯を食ってちょうど良い腹具合になる。主食ってのはこういうこと。

 

僕もこれに似た食事をすることが増えてきたので実感としてわかる。おかずが質素なものだと、玄米を三合とか四合とか食って、やっと満腹感と幸福感が得られる。

 

「そんなに炭水化物をとったら肥るんじゃないか?」

 

宮沢賢治の時代の人は大柄だったか。ぜんぜん違うのである。みんな痩せっぽちだった。そして僕も実際こういう食事をとってるとみるみる痩せていった。炭水化物ダイエットなんてあれはアメリカのもの。くそくらえである。

 

現代食は、欧米食みたいに、ハンバーグやら、とんかつやら、それにサラダとか、汁であるとかあれこれついてくる。欧米ではそういう皿料理を食べて、付け合せの芋かなんか食べて、それで終わりである。パンを食べることもあるかもしれないが、基本的に料理は料理だけで完結してしまっている。日本式のような定食感覚はあまりない。だから料理を食って、さらにパンとかパスタとかむさぼるのはやめときましょうという炭水化物ダイエットみたいな考え方が出てくるのだと思う。

 

日本では欧米のような豪華な料理を食べる際にも、必ず御飯をつける。そうするとそのぶん量もカロリーも増えてしまう。それを全員がガツガツ食う社会だったら今よりもずっと大柄が増えてアメリカとも戦えたあもしれない。でも日本人は急に底まで大食いにはなれない。

 

だからその結果どうなったかというと、御飯が少なくなる傾向にある。定食屋とかいっても、御飯というのは申し訳程度の盛りだったりする。御飯を減らして肉をつめこもうという事だ。外食の飯を四合食ってる感覚でいどむと、あっという間になくなってしまう。

 

「じゃあ御飯が少なくなったからそれで大柄リスクは減ったのでは?」

 

しかし現実は大柄が増えてきている。なんでか。

 

答えは簡単で、同じ量の御飯と肉や揚げ物だったら、肉とかの方が肥りやすい食事だからだ。肉でお腹をいっぱいにするのと、御飯でお腹をいっぱいにするのでは、肥りやすさがぜんぜん違ってくる。

 

ああ、なのに、近頃では、焼肉屋でも、”めし”を食う人が減ってきているらしい。そいうことを友達から聞いて驚いた。

 

”めし”を胃袋に詰め込む事で、肉の消費量を抑えて、身体的にも、お財布的にも優しくなれるのに。なんということだろう。

 

あと、肉を食べ過ぎると、やがて腸内細菌が最悪のコンディションになって、より大柄になりやすくなるリスクがある。肥りやすい人と、そうでない人の差の秘密は、腸内細菌にあり。

 

これは最近の研究だ。


肥満者から糞便移植を受けた女性、急激に体重が増加 | IT・サイエンスその他 - スラッシュドット・ジャパン

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