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大阪京橋の松屋のうどんは京橋最後の昭和うどんかも?

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京橋の松屋うどんに永らく行ってなかったことを思い出して行ってみた。営業していてほっとした。2019年10月の増税も乗り越えたらしい。ここは吹けば飛ぶような昭和的な立ち食いうどんなのだ。京橋駅前には、京橋浪花うどんという老舗があったが、気がついたら店のおばちゃんは居なくなっていて、別のうどん屋(京橋うどん)が営業を始めていた。えびすうどんというのもあるが昭和感はない。結局は駅から一番遠い松屋うどんだけが残った。店のおっちゃんの気力で持ってるようなうどん。気になる人は今のうちに体験しておかねば後悔するんじゃないか。僕も京橋は2日に1回以上のペースで来てる気はするが、このうどん屋がやってる時間には来れてなかったのだ。だから久しぶりに営業時間中の京橋で降りて向かってみた。まるまる1年は行ってなかった自信はある。少し反省。ボロボロにすり切れた暖簾を見るとしんみりしてしまった。


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このステンレスのカウンター。これこそが昭和立ち食いうどんの醍醐味じゃないかなと思う。もちろん使い込んだ木のカウンターの味わい深い店もあるが、ステンレスカウンターも近年ではまず無いんじゃないかと思うのだ。この時期はなぜこんなお店が多かったのだろうか。調べてみれば驚きの事実があるやもしれない。僕はやらないけれど…。ともあれ君の近所にもこんなお店があれば大事にして欲しいと思う。おにぎりとおいなりさんの並んだガラスケースも重要だ。


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松屋の特徴としては、お米があんがい美味いということ。定食という、ご飯と、卵焼きと、うどんという構成の、立ち食いうどん屋ではまず見ない謎セットがあるのだが、お米のうまさでついつい頼んでしまうという…。

 

今回はストレートに、おにぎりを一皿貰った。大柄なおにぎりが2つ入って140円というのはかなりお得だと思ってる。昆布のおにぎりと、梅肉のおにぎりというベストチョイスだった。


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大阪人の誇り天ぷらうどん。よぼよぼのおじいちゃんが、天ぷらの上からたっぷり出汁をかけてふにゃふにゃにしてくれる。普段だったら顔真っ赤にして怒り狂う行為だが、ここ松屋に関してはゆるしてしまう。なにせ絶滅危惧種ですもん……。どんどんかけて欲しい……。関西人の馴染みの木葉状のエビ天がふにゃふにゃになった天ぷらうどんは290円だ。たまらんよな。おにぎりとあわせての炭水化物祭り440円。500円でお釣りがくる!

 

あと、ここのカレーも異様に美味い気がする。そのへんで売ってる100円くらいのレトルトのカレーをかけてるだけなのに…。米が硬めで僕が好みだからかなあ。それにしたって米の炊き方の好き嫌いというのはセンシティブな問題だ。なぜか松屋といううどん屋は、自分と米センスのシンクロ率が異様に高い。硬めに炊いた米って昭和のセンスなん?わからんけど…。


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あと何回くらい行けるだろうかと考えつつお店を後にする。いきなり閉店していても何もおかしくないお店。もう一回はカレーも食いたい。大阪の立ち食いうどんにありがちなラーメンもあって、ここのは悪くない味なのだ!

 

 

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