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18きっぷで讃岐うどん始め。

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過去には1日から高松に行ったこともあって、それなりにうどん屋は開いてるもんだと思った。今年も元日が休みだったので行こうかと思ったが、疲れがあったのでやめておいて、3日にまた休みだったので出かけているわけだ。とにかく何に4回くらいは高松に行きたいし、初詣なんか行かなくても香川県詣ではかかせないと思っている。お正月はちょうど18きっぷが使える時期というのも良い。期限が1月10日までなので必死である(ここんところ12月はあまり消化できない年が続いている)。

 

さて、いつものように京橋から大阪へ行き、大阪から快速で姫路へ向かう。ここまでは問題はほとんど無い。姫路からの岡山行きが最大の難所で、快速12両などでやってきた連中が、1時間に1本くらいの3両編成(ラッシュ時は6両とかのときも)とかに押し込められて岡山まで90分くらいゆられるわけで、ここの席取りはかなり熾烈。とはいえ今回はそれほどでもなかった。あんまり見てなかったけど編成が多かったのだろうか(編成とか数えてると席を取られるので見ない)

 

さて岡山までやってきて驚いた。めちゃめちゃ人が多いやんと。トイレとかも見たことのない長蛇の列。とくにウンコ列がひどかった。おしっこの方はそうでもなくてスッと入れたけど、あれって中に入っていかないと分からないので、ウンコ列に並んでしまって大変な思いをしているおしっこユーザーも多いんだろうなと他人事ながら心配になる。ここで気がついたけど、これお正月の帰省ラッシュなのだろうなと。3日ともなるとそういうのが始まっていてもおかしくなかったのだ。

 

そして高松行きの快速マリンライナー号もやはりすさまじい人。あとから乗ってきた人は立ちになって完全にラッシュ。快速マリンライナー号に関しては、岡山駅始発で停車時間が長いので、乗り換えギリギリの旅程は組まず、できれば早めに乗り込んでおいた方が無難なのだ。

 

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そうして着いた高松駅。家から出てだいたい5時間後。到着は10時すぎ。こんな調子で何年間も通い続けてきた。マリンライナー号をスマホで撮影してる人たちもお約束。最初の頃は携帯の写メだった。確実にその頃は改札も有人だったし…。

 

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おそらく十年は食べてない高松駅の連絡船うどん。美味い記憶はあるんだが、「なにもここで…」という気持ちになって食べない年月が積み上がっていっている。美味いなら食べたら良いのに、頑として食べないパワーは一体なんなんだろうか。本当は美味くなくて記憶を美化している可能性もあるが、記憶が美化されてるなら食べたりするはずなのに…。とにかく人生で最低2回は食ってて、冷たいうどんが美味かった記憶しかない。でも冷たいうどんなんか、たいがいどこで食べても美味いのが高松。やはり美化が一回転して、むしろ侮りの記憶になっているのかも…。そして今回もスルー。


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高松も季節ごと来るたびにダイナミックな開発で景色が変わっている。裁判所裏も何かごちゃごちゃあった気がするが、すっかり風通しのよい風景になってしまった。かつてなにが風通しを妨げていたのかもはや思い出せない。


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植田うどんが営業してるのを確認。最低でもここで食べることが出来る。ここはかつては『根っこうどん』だった。


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高松三越裏に手打ちうどん義経を見つける。こんなところにうどん屋があるだなんて、ずっと知らなかった。しかも新しい店とかではなく、かなり年季が入っている。知ってるように思い込んでいるエリアも、知らない店はとことん知らない怖さがあると感じた。


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メニュー構成がどことなく関西のうどん屋風。かけうどんじゃなくて、すうどんというところも。

 

お店に入ってみると、入り口におでんとおにぎりがあり長いカウンター。先客は2人くらい。店構えどおりの年季の入った大将がうどんを湯がいていた。


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カウンターのところには木葉状の天ぷらが積み上げられている!関西とか、九州とかではたまに見られる光景だけど、これは香川では珍しいスタイル!しかもその天ぷらがエビだけでなく、なんきんとか、しいたけなどが入っている関西人でも見たことがないタイプ。

 

迷わず天ぷらうどんと注文する。小中大と聞かれたので中と言いたいところだが、何軒か行くかもしれんとぐっとこらえて小を。サイズを聞かれるところも、やっぱり讃岐うどんだなあと思う。関西うどんではまず無いので。おおむね小で、関西うどんの普通サイズくらいなので覚えておこう。


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小の天ぷらうどん。このビジュアル。最初、他のお客さんのどんぶりと並べられたとき、ちょっと小さいかなあーここの小はマジで小サイズの店だったかなー中と言っとくべきだったかなーなどと思ってしまったが、食べ始めるとぜんぜん普通サイズだった。そしてうどんが美味い。暖かい出汁で食べるうどんの美味い店は本当に尊い。天ぷらも期待どおりサクサクでたまらない。熟練の大将である。関西のうどん屋のおばちゃんみたいに、無神経に天ぷらの上からドバドバぶっかけるような真似はしない。最後に丼ににそっと乗せてくれたので、出汁にひたされている部分から徐々に崩壊がはじまっていき、良い具合に天かす的にもなっていく。かけうどんに別皿でネギと生姜をつけてくれる配慮も珍しいし嬉しい。かけうどんに生姜は実は合うのだった。香川でも愛好家は多い。出汁はばっちりいりこの効いている讃岐うどん。こんな良い店をずっと知らなかったのは痛恨。そして新年最初のうどんがコレで良かったと心底から思った。

 

お勘定をしたら450円だった。表の看板には天ぷらうどん500円とあった気がするけどあれは中の値段だろうか。今度きたら中サイズで食ってみたい。おにぎりも妙に美味しそうだった。大将の年齢を考えても待った無しのお店。間に合ったという感じか。


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地上最強のうどんゴッドハンドは4日からの営業だった。

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