梅田屋を堪能したあと、てっちゃんが名駅のキャバレーに行きたいと言い出した。今池にも同じ店があるが(しかも泊まってるウェルビーの向かい!)、名駅店でないとダメだと言い出したのでユデタロー氏らが帰りに使う千種駅まで送る。そもそも明日は名駅に泊まる予定だったのだが明日になってもダメらしい。せっかくの名古屋なので好きにしたら良いが、僕自身はアホらしいので今池にとどまることにした。てっちゃん、でぃお、ユデタロー氏は千種から旅立っていった。
ひとりで夜の今池をぶらつく。なんか良さそうなものがあれば入ってみようという気持ちと、ここまで相当飲み食いしたのでさっさと今池店に戻ってゆっくりしたい気持ちが戦う。だいたい今池店の食堂で飲むとかも出来るわけで。
なかなか雰囲気のある一軒家タイプの飲食店を見つけた。一階と二階では別の店が入っているようだ。
本と酒!
かなりそそられる店名のお店。なんかショットバー的なもののようだ。入ろうかどうか迷ったが、なんとなく人との絡みが面倒に感じてしまった。そういう夜はある。自分の中の一日分のコミュニケーションの容量みたいなものがオーバーしていたのだろう。きっとキャバレーとか行ってたら破裂していたと思う。
こういうメンタルの時こそ、ほったらかされるチェーン店系が威力を発揮する。先程は入れなかった餃子の王将今池店が今はぜんぜん座れる。そして良い具合に期限の切れそうな餃子の無料券を持っていた。そして今池店は美味い記憶があったがやっぱり美味かった。
餃子の王将といえば大瓶ビール。餃子1人前と大瓶ビール。コミュニケーション容量も限界だったが、胃袋の方ももちろん限界。餃子1人前をゆっくりゆっくり食べる。
鳥の唐揚げ、油淋鶏、チューリップと、鳥メニューが充実している今池店。油淋鶏とチューリップはある店と無い店があるので注意して欲しい。試してみたかったが胃袋がとても……。そもそも餃子を食べてるのもなかなか狂気だと思う。旅は人を狂気にさせる。
このあとウェルビーに戻ってリクライニングシートでトネガワを読み始めてしまった。