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敦賀駅の無意味なまでの銀河鉄道999像とガンダム

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18きっぷを利用して福井県に行ってきた。大阪から福井駅に行く場合は、敦賀駅で乗り換えなのだけど、どうせならと思って敦賀駅周辺を探索することにした。敦賀で1時間以上の滞在をするのは10年以上ぶりだと思う。いつもは乗り換えの合間にちょっと駅を出たりすることがある程度。駅舎も周辺も、昔に比べたらどんどん変わっていっているが、やたらにホテルが増えた以外の発展というのは見られない。せいぜい敦賀駅の待合いが綺麗になって、お土産物とセブンイレブンとうどんがあって多少便利という程度か。この先、福井県内で敦賀が発展していきそうなビジョンはまったく見えない。永遠の乗り換え駅というポジションなのだろう。


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駅からまっすぐと歩いて行くと、歩道沿いに何故かメーテルの像があったりする。なんで敦賀にメーテルの像が。松本零士先生の生誕の地は敦賀なのか……とはマンガに詳しくない人でも思わない。『男おいどん』が示す通り松本零士先生は福岡県久留米市出身なのだった。

 

じゃあなんで!?敦賀は北陸で最初に鉄道が引かれた街だか……ら……だそうだ。なにそれ遠い!?ちょっと怖くなってくる。

 

松本零士ファンが敦賀に来るとでも!?僕は松本零士ファンであり、敦賀に来ているから、松本零士ファンが敦賀に来るかどうかといえば来るのだろう。どうしたって来てしまう。敦賀に来る人と、敦賀に住んでいる人の何パーセントかは松本零士ファンなのは間違いない。じゃあ松本零士ファンが敦賀に来てしまうのは事実として、敦賀で銀河鉄道999の像を見たいかというと、見たくないわけじゃないけど、こんなところで出会いたくなかったという気持ちは確かにある。正直いって戸惑う。あまりに無意味すぎて。


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車掌もいた。どうすれば良いのかわからない。漫画のブロンズ像にも文脈が必要なのだった。水木しげる先生の故郷の境港市の水木しげるロードで妖怪の像を見たら嬉しいのは、そこに文脈があるからかもしれない。梅田の駅前に悪魔くんとかべとべとさんの像とかあっても嬉しくないものな。いや、嬉しいかもしれない。やっぱり水木しげるだと嬉しくて、松本零士先生だと嬉しくないのか私は!?


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鉄郎もあった。ハーロックの指名手配を眺めている図。


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もしやと思って回り込んでみたら映画版の鉄郎だった!ふざけんな!という気分になる。なぜか。べつに映画版の鉄郎の像があっても良いはずなのに。

 

あとで調べたら道の反対側にはヤマトの像があるらしい。ますますなんで!?という気持ちになる。敦賀には港がある、港=ヤマトということらしい。すごく怖くなってきた。そういえば遠い昔に、敦賀にやってきたとき、そのような説明を受けた記憶があるのを思い出してきた。あまりにもくだらなすぎて、その時も見て回ろうという気にはならなかったし、秒で脳内の知識から追い出していた。

 

ヤマトと999で全部で28もの像があるらしいが、原作版鉄郎もどこかにいるのだろうか。今度がんばって見て回って…みる…か……。


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僕の中での敦賀駅のイメージはとにかくこいつ。駅前の一番目立つところにある謎のガンダム。何度見ても謎が深まるばかり。日本書記に出てきたみたいなことが説明文にあったが本当か。こんなガンダムは全く記憶にない。

 

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あと、駅のトイレのしょんべん小僧も意味わからなすぎて腹立ってくる。このトイレはこんな像を置いてるくらい大層な作りのわりに、大小便器が一つづつしかなくて、乗り換え待ち時に大混雑したりする。それもあって怒りの沸点も自ずと低くなっていく。こんな像を置くくらいなら小便器もうひとつ増やせと。まあ、改札外の休憩所には、もっと綺麗なトイレがあるのだけど。

 

こうしてみると敦賀という街は、謎の像の街という言い方も出来るのかもしれない。ヤマトも見よう。

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