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温玉ブログ

ブログで儲けるヒントは絶対に教えません。


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TSUTAYAにDVDを借りにいってめっちゃイライラした

TSUTAYAに久しぶりに行ってきた。会員カードの期限が切れてしまって数ヶ月経ってしまうくらい行ってなかった。昨今はストリーミングサービスにすっかり慣れてしまって、DVDの円盤を借りにいくのが非常に億劫になってしまっていたからだ。

 

だいたいタブレットで観れる映画というのは楽すぎる。DVDだといちいち変換しないとタブレットで観ることが出来ない。またたとえそうだとしてもストリーミングと違って容量を圧迫するとかいうさえ苦痛になっている。完全にメディアにコントロールされている。

 

でもそれじゃあ「ストリーミングにあらずんば映画にあらず」みたいな思想になりがちだし、劇場公開を逃してしまってストリーミングサービスに来てない映画は果てしなく観なくなるのでこれはいけないと思ったのだ。今回は『シチズンフォー・スノーデンの暴露』がどうしても観たかったので、重い腰を上げてTSUTAYAに向かった。

 

しかしTSUTAYAのレンタルコーナーに入った瞬間たちまち疲弊してしまった。『シチズンフォー・スノーデンの暴露』がどこに置いてあるのかわからないのだ。おそらく新しい映画なので「洋画」の「新作コーナー」か「準新作コーナー」を探せばあると思われるのだけど、棚を虱潰しにしていかないとダメなのだ。コンピューターの検索システムに慣れすぎているとこれがやっかいだ。

 

それでも「新作コーナー」か「準新作コーナー」だけ見ていけば必ず見つかるなら良いのだけど、「新作」「準新作」のソフトは場合によっては特設コーナーに置かれていたりするので置いてない場合もある。じゃあ特設コーナーも虱潰しにすれば良いのだろうけど、特設コーナーが現時点で店内にいくつ設けられているかなんてわからないので、どこを探せば良いのかわからなくなってしまう。そもそもこの店舗に『シチズンフォー・スノーデンの暴露』が入荷されているのかも不明だ。初めから無いのなら探しても徒労に終わるだけだ。

 

ネット書店Amazonとか、ネットストリーミングサービスの映画などは、名前を入れれば一発で出てくるので検索の苦労なんてものとは無縁だ。ところが本屋やTSUTAYAの実店舗でお目当てのものを探すのは、時として信じられないくらいに骨が折れる事に気がつく。だから今どきの大型書店やTSUTAYAなどにはコンピューターが設置されていて、タイトルの検索出来るようになっていたりするわけだ。

 

もちろん一瞬でイラついた僕は一直線に検索システムに向かうわけだ。そして検索してみると店舗に在庫ありとなっている。店内にはあるようだ。そして「準新作」かつ「ドラマ」というカテゴライズになっているようだ。ドキュメンタリーだと聞いていたので「ドキュメンタリー」のカテゴリーで無いのは意外だったが、こういうのは本当に検索とかしないとわからない。まあとにかくわかったので、「準新作」の棚のうちの、「ドラマ」と札のついた棚の、「さしすせそ」の棚を探せば、お目当てのものが見つかるはずだけどそこには無かった。じゃあ特設コーナーなどにあるのだろうか。検索システムには、店内場所を示す地図が出て来るのが常なので、こういうイレギュラーも安心なのである。

 

検索画面をもう一度出してみる。

 

シチズンフォー・スノーデンの暴露』の店内設置場所……「店員にお尋ねください」と表示されていた。

 

「店員にいちいち聞くのが面倒だから検索してるんやないかい!」と思わずつっこみたくなった。

 

そもそもこの店舗は、1階に貸出・販売レジ、2階がDVDコーナーになっており、2階に店員がいること自体が稀なのだ。わざわざ1階までいって店員を連れてきて、また探すとかものすごい煩わしい。こんなだったらレジで映画のタイトルを言えばすぐに渡してくれる方式にして欲しいと思う。しかしそれだと棚にパッケージを並べて貸し出すシステムと共存させるのは非常に難しいだろう。

 

TSUTAYA店舗もネットストリーミングおよびツタヤディスカス(会社内食い合い!)に客足が奪われていることを危惧してか、新作でもなんでも5枚で1000円レンタルなんていう破格のサービスを初めていたりする。せっかくだから5枚借りていくかと2枚めまで手にとったところで、スノーデンをはじめとしてあと3枚の目当てのタイトルが見つけきれずに「もういいや!」と店を出てしまった。5枚というサービスがかえって仇になってしまったのだ。それほどまでに現代レンタル店の検索性の低さは深刻だった。

 

そういえば『レゴムービー』という映画を借りに行ったときも、ものすごく困った記憶がある。僕の前知識としては『レゴムービー』はレゴの世界を舞台にしたアメリカのCGアニメ映画だ。TSUTAYAさんには「海外アニメ」というカテゴリーの棚があるので、そちらを探してみたのだがぜんぜん見つからない。

 

これがディズニーの新作映画ならば「ディズニー」の棚を探せば一発であるか無いかわかる。「ディズニーだって海外アニメなのだから海外アニメの棚なんでは?」というつっこみは意味をなさない。店内に「ディズニー」の棚が存在する以上は、「海外アニメ」という属性よりもディズニーが優先されるのだ。同じく「ジブリ」という棚もあって、たとえば高畑勲監督『じゃりン子チエ』なんかを観たかったら、「漫画原作アニメ」の棚の「さしすせそ」のコーナーを探しても、置いてあるのはTV版のソフトだけだったりするのでまるで無駄なのだ。また、『機動警察パトレイバー』シリーズは、「ロボットアニメ」の中の「パトレイバー」という棚にあるが、『機動警察パトレイバー』の劇場版のDVDは「押井守」の棚にあったりする。それぞれの作品の属性がどのようなものかというのは、店が恣意的に決めるようである。

 

してみると『レゴムービー』はどういうカテゴリーに分類されているのか。「CGアニメ」というカテゴリーがあるのかと思えば、そういうのは無かった。『トイストーリー』は「ディズニー」の欄だし、『カンフー・パンダ2』は準新作みたいな棚にあって絶望した。そこで考えたのは『レゴムービー』は「CGアニメ」といっても、レゴの世界をリアルに描いた映画であるらしいので、もしかしたらアニメとくくられていない可能性である。普通に洋画のコーナーの、例えば「ファンタジー」とか「SF」とかいった棚にあるのかとも疑って探してみたけれど無かった。いちおう内容としてはアクション映画っぽいので「アクション」のコーナーを探してみたけれど無い。テーマがレゴとはいっても、「大人が観て感動する!」的な話も聞いていたので「ドラマ」のコーナー(それにしても大雑把なジャンル分け!)や、レゴが面白おかしく動くという切り口から「コメディ」かもと探してみたものの無い。いちおうアニメコーナーの方の「コメディ」棚だってチェックしてみたがもちろん無い。

 

ここまで来てしまうと「店員に聞けよ!」なんていうつっこみはやはり無用のものであるのは言うまでもない。もう一度いうが、この店は1階にしか店員がおらず、2階と1階を行き来するのは非常に面倒で、それだったら自分で探した方が早かろうと「あ、もしかしてこっちかも?」「いや、こっちだったかな?」などと繰り返しているうちに、ズルズルと何十分も時間と労力を無為に浪費してしまっているのである。いわゆるサンクコストの呪縛というやつで、いまさら店員に聞いてしまっては、これまで投下した労力が無駄になるという錯覚にとらわれてしまっている。あまりにも頭にきたので検索システムを使うことすら忘れていたくらいだ。しかしもういい加減めんどうになって、ついに検索システムによ手を出してしまう。そして『レゴムービー』がどこにカテゴライズされているかがようやく判明した。「キッズ・アニメ」コーナーらしい。なんじゃそら!むちゃくちゃ大雑把やんけ!

 

こんな思いをするのだったら、本も映画も、リアル店舗では、すべての在庫は厳密に「あいうえお」順に並べて欲しいとさえ思ったが、それだと棚を物色して「ホラー映画で面白そうなものは無いかな~」とか「新作は何が出てるだろう?」とかいった楽しみを全否定してしまう。完全に味気ない倉庫である。リアル店舗で営業している意味がない。

 

でも思い返せば昔はそれでもよかった。お目当ての映画や本を探すこと自体が楽しみだったし、店内を一時間くらいぶらぶらしていても全く苦痛ではなかった。というかレンタルビデオ屋に遊びにいくと2時間はいた。そして客自体も店の商品棚の配置をだいたい覚えていたりした。だから店が悪くなったというより、僕ら客の意識がそういうのに耐えられない人類になっていたのだ。

 

検索してサッと出てくるというネット社会に慣れてしまうと、たくさんの中からものを探すのが非常に煩わしく感じるようになってしまっていた。そうして店にあまり足を運ばなくなり、商品配置にもどんどん疎くなっていく。かつてはあれほど通いつめた店なのに…。

 

だから検索機というものが登場したのだろうけど、TSUTAYAにしても本屋にしても、レイアウト変更や特集コーナーとか頻繁にやりがちなので、前述の『シチズンフォー・スノーデンの暴露』の検索にほとんど意味がなかったように、店内データの管理が追いついてなかったりする。そのあたりは頑張って反映させてくださいとしか言えないのだけど。

 

といっても、実店舗の客離れは止まらないだろう。大型書店に関してはエンターテイメント性もありしばらく生き残っていきそうだが(Amazonですら書店を出そうとしているくらいだし)、DVDやBlu-rayなどの円盤メディアは先行きに光明が見えない。あらゆる点でネットストリーミングサービスが円盤を凌駕していくだろうし。

 

それにしても映画館以外で観る映画の価値って落ちたもんである。昔は新作映画のVHSを借りるのに1000円くらい平気で払ったものだった。といっても信じて貰えないだろうけど。

 

さんざん愚痴ったけれど、近いうちにまたTSUTAYA店舗へのレンタルはトライしてみるつもりではある。『シチズンフォー・スノーデンの暴露』が観たいのである。

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