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京都のサウナ&カプセルはルーマプラザで決まり。ルーマプラザのために祇園に行くべし。

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京都のサウナ&カプセルはルーマプラザ京都で決まりかと思う。京都というだけでなく日本でも有数のサウナスポットといえる。他にも白山湯とか素晴らしいサウナはあるが、サウナ専門となるとルーマプラザだろう。なにしろカプセルホテルとしても評価が高いのだ。

 

祇園に位置する立地も、観光客からしたらたまらんだろう。観光客ではない僕からしてもたまらん。かといって地元民でもないが…。大阪からサウナ目当てで泊まってるだけだが、やはり観光客のはしくれなんだろうか。

 

ルーマプラザ京都の営業形式は、サウナ部分と、カプセル部分は、別フロアでそれぞれ受付も別になっているタイプ。サウナはサウナで独立して営業しており、カプセルホテルの利用客は、サービスとしてサウナに無料で出入りできるのだ。

 

こうしたセパレートタイプのカプセル&サウナというのは、客側にとっての利点はとくにない。そして店側としても、サウナとカプセル側にそれぞれフロントを配置せねばならないという負担があるので、やはりあまりメリットは感じない。こういう形式になっているケースというのは、サウナがあとからカプセルホテルを増設した場合に仕方なくそうなったというのがほとんどじゃないだろうか。

 

最古のカプセルホテルであるニュージャパンもそうだし、そのライバル店の大東洋にしてもそうだ。サウナ店が別のフロアーにカプセルエリアを増設した関係上、一体構造には出来なくなってしまった。ルーマプラザ京都に関しても、先にサウナのフロアーが営業を開始しており、カプセルは遅れてオープンしたそうな。ビルのテナントの構造として仕方のない面もあったのだろう。

 

じゃあルーマプラザ京都はセパレートタイプになっている煩わしさがあるかといえば、そういうのが極力ないような設計になっている。もともとがペンシルビル的なテナントなのもあって移動距離もさほどでもないし、最初からサウナとカプセルの行き来を想定した設計にはなっているので、そこまでのストレスは感じない。というか、一体型であっても、カプセルとロッカーとお風呂のエリアがかなり離れ離れになっているところはいくらでもあるので、そういう店に比べればセパレート方式のなかでも超優秀といえる。

 

セパレート方式の場合、単純な往来の面倒さの他に、営業時間の齟齬みたいなもののある店も多い。つまりカプセルホテルは10時チェックアウトとか言ってても、サウナ部分は週一の清掃に入りますので朝の8時で閉店させてもらいます悪しからず。みたいな無茶振りもあったりする。日曜はゆっくりお昼チェックアウトと設定されていても、サウナ営業自体は10時で終了とか。どうしろと。ルーマプラザ京都にはそういうのは無い。もちろん朝の清掃タイムはあるが、滞在時間はわりとギリギリまでサウナエリアの利用可能になっている。現代的なサービスを提供してもらえる。

 

あとカプセルも最新式のものであるといえると思う。ここより寝心地の良いカプセルはちょっと思いつかない。初めて利用したときは、しばらくカプセルホテル自体を利用していなかったこともあって、「現代のカプセルはここまで進化していたのか!」と感動したものだったが、そうでもなかった。他のサウナ&カプセルホテルは、わりと昔ながらの昭和のカプセルのままだったりする。だからルーマプラザ京都みたいに、新し目のサウナはその点でも有利だといえる。タンクレスシャワートイレなんかも新しい機種が備えられていて気持ち良い。普段、昭和的な施設を利用しまくっているので、余計に目が覚めるようだ。

 

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f:id:butao:20181016224444j:plainカプセルをとると必ずついてくる朝食バイキングもなかなかの水準。京都らしくおばんざいぽいものとか、京野菜カレーという独特のメニューがあるのも嬉しい。

 

ホテルとしての評価ばかりになってしまった。じゃあサウナ施設としての側面はどうなのかというと、とても素晴らしいのだった。

 

まずはメインのメトス製ロッキーサウナ。自動ロウリュ装置も備えているので最低限の体感温度は実感できる。けっこうすぐ汗がドバドバ。されに人力でのロウリュサービスもあって、回数は4回くらいだがかなり熱い。テレビがうるさいのは残念だけど、サウナはだいたいテレビ付きだからしょうがない。レベルとしては申し分なし。

 

水風呂もなかなか綺麗。風呂桶が新しいタイプで、縁にぐるっとクレンチングみたいな溝があって、常に排水されている構造になっているのも、水風呂の清潔性を向上するのに一役買っているのかも。たまたま綺麗なだけかも。そのへんはよくわからんが、とにかくよく冷えているし、身体を冷やすことにかけては文句の付け所がない。サウナ室の目と鼻の先なのも良い。サウナ室と水風呂の間に、例の白い椅子が備えられており休憩も安心だ。これがあると無いとでは評価が変わってくる。ベストな場所に配置されており「わかってるな」となる。

立ちシャワーブースも複数備えられているのも良い。案外、この立ちシャワーブースを疎かにしているサウナ室が多いのだ。座って洗うシャワー付きカランがあるからええやろと。そんなわけあるか!と強く言いたい。よいサウナ施設とは、立ちシャワーブースの重要性をよくわかっているものだ。かの静岡県のサウナしきじも、面積の割に立ちシャワーブースが2つか3つくらいあって、さすがだなと思ったものだ。水風呂の前後、そして風呂上がりに立ちシャワーがあるかないかでは清潔感が違ってくるのだ。

 

さてさて、ルーマプラザ京都のメインとなるのは、実はここまで語られなかった屋上エリアだったりする。屋上にはメインのロッキーサウナとは違った塩サウナと、露天風呂、そしてオープンエアの寝椅子軍団が用意されている。塩サウナは、低温ながら、テレビがなく、代わりに窓がついていて、京都の遠景をなんとなく楽しめる。テレビ苦手の駆け込み寺として機能している。別に塩は無理に使うことはないし、これも目の前に立ちシャワーと、専用の水風呂が用意されており最高の使い勝手だ。水風呂は、下の階のものよりマイルドな温度。サウナともども、熱すぎたり冷たすぎるのが苦手な人にもおすすめできる。

 

そして露天風呂はとばして、メインとなる祇園の空気をいっぱいに吸い込みつつ、空を眺めながら寝そべれる寝椅子軍団の最高さを体験したら、ルーマプラザ京都に病みつきになると思われる。サウナと水風呂を往復したうえで、この寝椅子に寝転んで外気を浴びながら寝たらどんな人でもととのうというか昇天してしまう。僕も目がぐるぐると回ってしょうがなかった。ロウリュサービスの大団扇のアウフグース浴びすぎてかなり危ない状態だったかもしれん。

 

あと、サウナ室前に、ヤンモリというのがあって、かぶりたい放題になっているのも地味に嬉しいサービス。被りたい放題ときくと、ウェルビー名駅店&栄店のサウナハットサービスが思い出されるが、ルーマプラザ京都はヤンモリというものをかぶれる。これはいってみれば、韓国式のタオルで作ったサウナハット。作り方も簡単なんだが、最初はよくわからないから、折ってくれたものが並べられているとすごくありがたい。効果的にはサウナハットと遜色がないし。これを知っているとサウナハットを買う必要はなくなるかもしれない。ヤンモリとは羊頭=羊帽子という意味だそうだ。ルーマプラザ京都に行ったらヤンモリを被ってみて欲しい。そして覚えよう。病み付きになる。

ameblo.jp

 

f:id:butao:20181016224511j:plainサウナ出てすぐガチ観光地なのは観光客じゃなくったってあがる。

 

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店と店の隙間みたいなビルなんで、わかってないと見落とすサウナかくれ里。サウナーならではの祇園の楽しみ。楽天トラベルからも予約できるぞ。


 

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