温玉ブログ

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尼崎の『ラーメン虎一番』で飲むという意味。

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画像にあるまさと氏と兵庫県尼崎市のラーメン虎一番に行って飲もうということになって、阪神電車の尼崎センタープール前駅で20時30分ごろに集合した。ラーメン虎一番の最寄駅は武庫川駅とされている。尼崎センタープール前駅で集合した意味は、一度も降りたことのない駅だからだった。降りたことのない駅に降りるのは楽しい。こんな駅前だったのかという驚きがある。


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例えば尼崎センタープール前駅から少しのところに蓬川温泉みずきの湯というスパ銭がある。蓬川(よもがわ)というのは尼崎市にある川の名前でこの辺も蓬川町という地名。ここのスパ銭はサウナーからもなかなか評価が高いらしい。一度行ってみたいと思った。


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ラーメン虎一番は武庫川駅が最寄りとされているが、べつに武庫川駅の方には向かわない。なぜなら現実にはラーメン虎一番のある場所は武庫川駅にも近くないのだ。むしろ北上してJR神戸線の方向に向かわなくてはならない。尼崎市というのは、北側から阪急電車・JR・阪神電車と三本の路線が走ってるが、それぞれの路線の間はなかなか広大になってて、例えば南の路線の阪神電車尼崎駅から、真ん中のJRの尼崎駅まで歩こうとしたら30分以上かかるくらい離れている。そんな土地にあって、阪神電車側とJR側のほとんど中間に位置していて、どの駅からも遠いというやっかいな店がラーメン虎一番なのだった。阪神電車から向かうにしろ、JRから向かうにしろ、だいたい1.5キロから2キロは歩かないといけない。都会のダークスポットだ。だからのんびりとそちら方向に歩いて散策しつつ、タクシーを拾おうということになった。普段だったらこの僕がタクシーを拾うなんてあり得ないが、まさと氏と2人で割り勘なのでまあ良いかなという具合。適当にぶらぶらしてると、駅から遠いところにも土着の立ち飲み屋なんかがポツポツとあって、尼崎市の面白さを実感する。そういえば尼崎市という市は、駅とは無関係のエリアに意外と人気の店が多いような。散歩甲斐のある土地である。いちどじっくりと散策したいと思いつつ、無情に月日が流れていく。誰か一緒にやりません?


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国道2号線に出たところでタクシーを拾い一気に虎一番までワープしてきた。お店の前で無駄にポーズを決めるまさと氏。このお店は最初にまさと氏が連れてきてくれた。彼のフェイバリットラーメン中華飲み屋だそうだ。実はまだ二回目でしかないのだが、もう夢中になっている。駅から遠いにもかかわらずわざわざ足を運ぶ魅力がここにはある。

 

店内はほとんどカウンター中心のお店。それほど混んでない。店外にはずらりと椅子が並べられており、たぶん待ち用の椅子なんだろうけど、これほど混むこともあるのだろうか。しかし座れるようになってるのは良心的。


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ラーメン虎一番はとにかくラーメンの種類が多い。混ぜそばやつけ麺も含めれば何種類あるのかよくわからん。このメニューだけじゃなくて壁に張り出されている特集ラーメンもある。なんでこんなにラーメンが増えてしまったのかは知らんが店主の飽くなき追求を感じる。これでいてラーメン以外のメニューもかなり多いので恐れ入る。ちなみにここの店主はかなり接客が苦手らしく、注文は全て紙に書いて渡すようになっている。なんでも書いて渡してみよう。


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中瓶ビールか生ビールが選択可能。中瓶を2本と書いて飲み会スタート。たった2人の飲み会をするのに、これほど適したラーメン屋はなかなか無い。駅からは遠いけれど。


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焼き餃子と水餃子を書いておいたのでほどなく来た。焼き餃子は関東の桜餅みたいに巻いてある感じ。中身はエビ。ぷりぷりしてて美味い。そして水餃子なんてのは普通に美味い。


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近年はキリンラガービールの生中ってのもなかなか見かけない気がするのでなんとなく頼む。まあ悪くないけど次はまだ瓶ビールかとも思う。


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かなり遅れて油淋鶏的な唐揚げ登場。じっくり作ってるからか、料理もラーメンもそんなすぐには登場しないので注意が必要だ。2人だから大サイズとか書こうかと思ってたが、普通サイズにしておいて良かったとつくづく思わずにはいられないほどのボリュームだった。登場までラグがあるので腹が膨れていくというのもあるので勢いに任せて注文メモを書くとえらいことになる可能性も。。。


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ここでチャーハンもくる。卵の風味が勝った優しい味のチャーハン。優しくない味が好きな人向けに「濃い焼きめし」というメニューもある。


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ここで「のりまき」を頼む!!!

ラーメン屋でまさかののりまき!!!メニュー多いといっても、唐揚げとか餃子とかチャーハンはええやん??のりまきどういうこと!?と思って頼まずにはいられなかった。

 

おそらくスープの魚介出汁の絞りカスを巻いたものにキムチとマヨネーズが載ってるという仰天アイデア!!!海苔巻きをこんな軍艦みたいにするとは。しかもこれ美味い。ラーメン屋ならではののりまきだった。まさと氏はビールをやめにして熱燗とか飲みだす。お酒の美味い店やねん。でも僕はビールにこだわる。


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まさと氏の頼んだ中華そば。醤油ラーメンぽいのだが、ここの醤油ラーメンは一体何種類あるのかわからない。それぞれどう違うか見極めるには通い続ける他にないが、遠征してきてる我々には違いが一生わからないかも知らない。中華そばを少しわけてもらったが、けっこう甘いスープだった。


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僕の頼んだのは山イモラーメン!ラーメンの上に死ぬほど山イモを擦り下ろしてくれるという新感覚ラーメンだった。ここのラーメンは通常の細麺またはら平麺もチョイス出来るのだが、注文メモに平麺指定を書いておくべきだったと後悔する。たぶん太めの麺の方がより美味い。山イモに覆われた雲海のようなスープの中に、水餃子ひとつと、ゆで卵も沈んでいて泣かせる。

 

さんざん飲み食いして、シメにラーメンまで食べて大満腹してしまった2人。とぼとぼとJR立花駅に向けて歩いて帰る。歩いても30分かからないので終電までは余裕だった。ラーメン虎一番で飲み食いくるとかなり腹にくる。ラーメンは頼まないでも良いかなと思うレベル。でも気になるラーメンが多すぎるので次にきても結局は何かのラーメンを食うとは思う。というか歩きながらもうラーメンが食いたくなっている。これといって飛び抜けた何かは感じないのだが、奇妙なまでの中毒性があるのがラーメン虎一番。メモ以外のコミュニケーションを一切拒否するオヤジの癖の強さにも当てられてるのかも。


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帰り道の変なカプセル。


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ラーメンオタのまさと氏がラーメンにハマったきっけになったという夢屋台という店の尼崎店も帰り道にあるので記念撮影をする。ポーズを決めるまさと氏。僕は食ったことは無い。あと、まさと氏も、伊丹の方の店舗でしか食ったことないらしい。

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