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大阪カレーの老舗!カレーハウスT&A南森町店の久しぶり訪問

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大阪市内に昔からあるカレーハウスT&Aというカレーチェーン。最盛期はけっこうな店舗数があったと思うけど、今や滅多に見かけないお店になってしまった。外来種のココイチの方が完全にメジャーだし、そうでなくても福島上等カレーとか船場カリーの方が今では知られているだろう。松屋が400円程度で気の利いたカレーを出す世の中だ。昭和型カレースタンドには厳しい時代。そんな時代だからこそ、T&Aに行ける間は行きたいという気持ちが強くある。もともとここのカレーソースの味がかなり好き。自分の中では理想と言っても良い。

 

今時のカレーのように辛くも無いし、かといってインディアンカレーみたいに甘くも無いし、よくあるカレーのような酸味も無い。全方面にパンチのない具の少ないカレー。昔大好きだった蒲田駅前の南蛮カレーもこんな味だった。ありそうで無いカレー。わざわざ食べに行く味か?と言われがちだが、だからといって家で作れるかと言われれば再現しきれない。なんとももどかしさのあるカレーなのだった。


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T&Aは南森町店に行くことにしている。しばらく行ってなかったので潰れてるんじゃないかと冷や冷やしていたが普通に営業していてほっとした。特集メニューなんかも出ていて、まだまだやる気を感じるが、結局はカレーなんで具を載せただけの話だったりする。800円とか900円とか、カレーライスって松屋以外で外食するとなかなか高いのがネックかもしれない。カレーハウスT&A、昔はポークカレーなら300円ちょっとで食べれる安いイメージがあったんだが、みるみる値上がりしてしまって、消費税10%でついに外税になるという地獄。カツカレーだと千円くらいは覚悟して欲しい。それも客離れの原因だろうな…。


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お店はだーれもいなかった。僕1人。時間帯としては20時30分というところ。そんなもんだろうか。でも持ち帰り客は2組くらいは来ていた。


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客が僕ひとりなのでかなり時間をかけて揚げてくれたカツカレー。カレーハウスって瞬時に出てくるのが売りな気がするが、暇だからしょうがない。そのかわりにカツは熱々だ。ちょっと焦げてるけど…。はっきりしない味のカレーソースはやっぱり美味い。パンチはないけどダシがよく出てて後口が爽やかなんだよなあ。量もそこそこあるしベチャ飯じゃないのも重要。そしてどうしたってカツカレーを頼んでしまいがち。うどん屋ではもっぱら天ぷらうどんを基本としているが、カレースタンドではカツカレーが自分の中の基本としてあるのかもしれない。カツカレーというのは家ではなかなか作らないのもポイントが高いのかも。

 

というわけで、大阪にきたらカレーハウスT&A!大阪に来たらカレーハウスT&A!と連呼しておくが、たいていの人は「これ?」と言うかもしれない恐怖があるが、僕にとっては最高のカレーのひとつだというはかわらない。

 

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おまけ。

 

京橋には1970年の万博の年からやってるカレーハウスP&Gというの老舗があって、もしかしてカレーハウスT&Aの元ネタ!?とか思ってしまう。しかしT&Aとはなんの略なんだろうか。いまだに分からない。P&Gだって分からないけど。


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お値段も高いと思う。メニュー構成だって似てる。とはいえカレー屋なんかだいたいこうか。


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ここのトンカツはそんなにボリューム無さそうだったので卵カレーを頼むと、ラッキョウなどお漬物がいい具合についてきた。カレーソースはT&Aとはぜんぜん似てないドロドロ系。T&Aはわりとサラサラしているのだ。これはこれで昭和的な旨味がある。昭和といっても黄色いカレーとは一線を画するし。

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