三宮に久々に行ってきた。コロナの影響もなんのその、土曜日の三宮はそこそこ賑わっていた。そしてJR駅前のガード下の中華料理店の天一軒も人がいっぱい。こちら三人だったのだけど、なんとかテーブル席を確保。3つしか無いのでなかなかタイミングよくは座れないと思う。それくらい人気店だ。
行列とかそういう類の店ではないけど、常にお客さんでいっぱい。この日もテーブルのひとつでははみ出るくらいの人数のグループが宴会をしていた。神戸民がなぜこの店に引き寄せられるのかはよくわからないが、いろいろのメニューが美味いのは間違いない。とすると旨さなのか。
ここに来たら何はなくとも焼鳥モモ。ヤワラカイとカタイの2種類があるが迷わずカタイを選ぶ。焼鳥が売りの中華屋というのも珍しい。カタイは親鳥なのだろうか。とにかく歯応えがあって美味い。大瓶ビールとの相性がとにかく良い。
カタイを2人前頼む。無限に食えそうな気がする。秋吉の純けいとどっちがお得だろうか。一皿で純けい10本分くらいと考えると、だいたい同じくらいかな。ビールとこれだけを食べ続けるとしたら、もしかしたら1人で3皿くらいいけるかも。
メニューは非常に簡素。いちおうラーメンが中心の店なんだろうか?ラーメンは食べたことがない。焼鳥の他にはタンとシンゾウも看板メニューぽい。これは冷たいやつが来る。なんにせよ変わったメニュー構成。人々を惹きつけるのはこういうところなのだろうか。ちなみにオジヤ700円も人気メニューだ。中華屋でオジヤ!と思うが、そこに惹かれるものがあるのはたしか。何が受けるかよく分からん。尖ったところのない普通に美味いオジヤなのがむしろ尖ってるのかも。
餃子は小ぶりの普通のやつ。ひょうたんとかみたいに、味噌で食べるとかいうこともなく、普通に酢と醤油で…。
ここはタレというか、ラー油が独特の迫力がある。テーブルに置かれているジョッキーに満載のラー油をスプーンですくっていれる。どろっと堆積した唐辛子のインパクトがすごい。黒いうわずみだけ入れるのもありだろうし、赤黒い堆積物だけを投入するのも自由。僕は堆積物だけを…。これが実はたいして辛くないのだ。例のオジヤにこいつを投入するのがやめられない常連が多いらしい。
玉子やき500円を誰も頼んだことがないのごわかって気になって注文したら、もやしの上に卵をかぶせたものだった。中華オムレツ?味が濃くていかにも酒のあて。
焼きそばも食べてみる。平麺でいかにも中華の焼きそばという本格派だった。してみるとこのはラーメンも平麺なのだろうか。近いうちにまた試しに来たい。
大勢で飲み会していた人たちが帰るとすかさず次々と人が入ってくる。場所が良いといえばそれまでだが、やっぱり美味いもんなあ。