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米子駅前ランチのカリスマ『小沢そば屋』にとんきんからはしごしてみた!!!

米子駅前のランチ三角地帯というのがあって、今年の最初に沖縄のてっちゃんと体験してきたわけだが、一緒に行けたというのが今でも信じられない。せっかくなので三角地帯を紹介しようと思う。米子駅前でランチタイムを過ごす事のあった幸運な方々は参考にして欲しい。

 

米子

こちらは駅前の通りに結構まえからある当たり前田カレー。これは三角地帯とは関係ない。なんかいつでも空いているしランチタイム以外も営業している。一度潰れてしまったことがあったが頑張って復活されたようだ。たびたび潰れた噂が流れるので不安になる。べつに不味いわけではなくて普通に美味いカレー屋さん。でも繰り返すがランチタイム三角地帯とは関係ない。

 

とんきん

そう、ご存知、米子カレーのとんきんが強すぎるので他のカレー屋がくすんでしまうのである。駅前ランチ三角地帯はとんきんを中心に展開していたのだ。

 

とんきんカツカレー

この日もランチタイムにあわせて宿を出て、てっちゃんととんきんでカレーを食った。先日はとんきんの真髄ともいえるバーグカレーを食べたので、本日はとんきんの本質ともいえるカツカレーを注文。米子市民でもないのに2日連続でとんきんを堪能できる幸せを噛み締めつつ。

 

とんきんカツカレー

このトンカツの荒々しさはサンゴの如し。こんなカツカレーを出しているのは世界広しといえどとんきんだけという気持ちにさせてしまうし、カレールーのスパイスのとんがり具合も相変わらずの切れ味。そして何より店員のおばあ…いや、お姉さん方のド迫力さと緊迫した接客もランチ客のハートを捕まえて話さない魅力となっているに違いがない。

 

バーグカレーやとんきんについてはこちらで詳しく説明している。 

 

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三角地帯のもう一角はラーメンお好み焼きのこのみ。この店もオールラウンダーな魅力を兼ね備えている名ランチ店だが今回は寄ってないので割愛。またいつか紹介できれば嬉しい。

 

さて今回紹介したかった米子ランチ三角地帯の最後の1ピース。それはお食事処小沢そば屋だった。

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てっちゃんと二人でとんきんを堪能した後、鳥取のB氏と合流するまで時間が少しあった。そうなればせっかくの米子のランチ三角地帯である。禁断ともいえるランチはしごをしちゃうか?という雰囲気になった。それも、とんきんに勝るとも劣らないランチ店といわれる小沢そば屋が気になって仕方がなかったのだ。

 

なにしろこの外観であるので中身が全くわからないしメニューも不明すぎる。しかし米子ランチのトライアングルを形成する一角なので間違いはない。現に今もサラリーマンがひっきりなしに出入りしているのである。

 

サラリーマンに人気のランチそば屋というと、カツ丼があったり、定食があったりとバリエーションが豊富なのが相場だ。そうなればけっこうゆっくり出来るんじゃないかとてっちゃんと二人でとにかく突入してみた。

 

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突入して雰囲気に驚く。ガチガチのお蕎麦屋さんだった。製麺台があるような。店内も渋くて、とうていランチでカツ丼だの塩サバ定食だのトンカツ&バーグとかのメニューのバリエーションで売ってなさそうな雰囲気…。

 

小沢そば店

小沢そば店

以外に席に余裕があったのでテーブル席に2人で座る。メニューがやっぱりストイックなまでにそば屋だった。温かい部と冷たい部の裏表でたったこれだけ。本気でそばを食う店のようだ。そば一本で勝負してますってわりに高くは無い。天ぷらとかむちゃくちゃふっかけそうなイメージあるのに300円というのも凄い。お値段の安さが人気の秘密なのだろうか。お店はとんきんと同じくおばちゃんが回していた。

 

てっちゃぎ

悩むてっちゃん!

 

てっちゃんと二人で考えて、自分は「いもかけそば」、てっちゃんは「天ぷらそば」にした。いもかけそばという響きが気になった。カレー食った後でもあるし、そばを適当にたぐってサッと出るとちょうど良いと思った。カツ丼だの塩サバ定食だのの店じゃなくてかえってよかったかもしれんと。

 

小沢そば店

てっちゃんの天ぷらそばが運ばれてくる。

 

え!?となるような天ぷらのサイズ。立ち食いそばなんかでは味わえないクオリティ。そら800円だからそうかもしれんけど…。蕎麦湯までも標準装備。

 

おばちゃんが「ちょっと薄かったらタレかけてね」と言ってくる。薄かったら!?天ぷらそばを食う時にそういうアドバイスを受けたことが無いし、そういうアドバイスをされている人を見たのも初めてだった。

 

小沢そば店

いもかけそばも来た!

なるほど。そういうことが。「いも」とは山かけそば的なあれの「いも」だった。そういう呼び方をしたことがなかった。

 

まあ普通かな?と思ってお箸をつっこんでみたが重い。とんでもない質量を感じる。

 

小沢そば店

丼にみちみちにお蕎麦が投入されていた。

 

ふと、他のお客さんのところに運ばれていくざるそばを見ると、富士山かと思うような「盛り」だった。なるほどそういうことか。それで人気なのかと理解。

 

しかし盛りが凄いだけではなくそばもまた絶妙に美味い。チキンラーメンのような細くて平たい麺。本当にラーメンくらいのもので透けて見えそうなくらい繊細。いわゆる太い田舎そば的なものを予想していたのに見事に裏切られていた。

 

それが丸デブ総本店の中華そばみたいに丼にギチギチ。ここのかけそばもラーメンとそばの中間みたいな美味さがあるかもしれない。かけそばの美味いそば屋は貴重だ。富士山状態のざるそばも食べてみたくなった。

 

食べきる頃にはなぜここが米子ランチタイムの王者の一角を担っているかを理解してしまった。正直とんきんと小沢そば屋をはしごしてパンパンである。

 

後から来たお客さんが300円の天ぷらのお皿を注文したら「最後のひとつ。ついてるね」とおばちゃんが言っていた。まだお昼なったばかりで天ぷらが終了ってすごくない!?

 

小沢(こざわ)そば屋は米子の至宝かもしれん。米子の昼は、とんきん、小沢そば屋、このみの3軒はしごで終了できる。

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