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餃子の王将米子福原店の跡地にできた中華食堂満腹について

鳥取県の米子側にあった餃子の王将と、島根県内にあった餃子の王将は、2018年で消滅してしまった。現在のところ鳥取県は、鳥取市側と倉吉に店舗があるが、最大の市である米子には存在しない。そして島根県の店舗は全滅した。

 

詳しいことはわからないが、これらの店舗を運営していたフランチャイジーが契約を切ってしまったものと思われる。で、米子福原店の跡地には、餃子の王将にきわめて近い雰囲気の中華料理屋が誕生した。中華食堂満福という。

情熱中華食堂満腹

鳥取のB氏に連れて行ってもらう。たしかに餃子の王将だったものが中華食堂満福の看板になっている。餃子の王将じゃなくなった中華料理店。どれくらい変わったのかが興味津々。

 

情熱中華食堂満腹

花壇はよくわからない小人だらけ。ハリネズミ、カエル。

 

情熱中華食堂満腹

情熱中華食堂満腹

沖縄のてっちゃんも同行できたのは良かった。那覇からわざわざ鳥取県米子までやってきて、しかも餃子の王将から看板変えをした中華食堂にやってくる…。

 

これを成し遂げた人類は、現時点ではてっちゃん独りじゃないだろうか。もし他に「この店、俺も行ったよ」という沖縄県民の方がいらっしゃったら連絡を欲しい。この記事を書き直すので。10人くらいいたりする事実があったりすると怖い。

 

 

情熱中華食堂満腹

ざっとメニューの写真を。揚げ物あり、炒めものあり、ラーメン、餃子、チャーハン、焼きそば系ありで、だいたい餃子の王将のバラエティ豊かな中華メニューは踏襲してるように思う。ものによっては餃子の王将よりお安めかもしれない。餃子の王将の唐揚げは胸肉なのが特徴的だが、看板を外してからは一般的なもも肉になってしまったようだ。どちらかといえば大阪王将的なメニューに変化したかも。(大阪王将ももも肉唐揚げ)

 

なんだなんだいって、餃子の王将という店の料理内容は、強烈なまでに「王将」を感じさせるものだったりするのだ。ところが関西人はあまりにも餃子の王将に染まりすぎていて、あれが一般的な中華料理店の料理だと勘違いしているフシがある。餃子の王将には強烈な信者がいるのに、大阪王将の信者が少ないのもそこなのかもしれない。だから大阪王将はいつごろからか「ふわとろ天津飯」という看板メニューを置きはじめたのだと思う。

 

情熱中華食堂満腹

訪問した2019年1月時点での中華食堂満福の系列店。なんと福岡まで店があった。情熱中華食堂グループというらしい。なぜこのお店だけ名前が違うのか。旗艦店という位置づけなのだろうか。

 

情熱中華食堂満腹

鳥取のB氏が「飲んだら?」と言ってくれたので甘えて瓶ビールを注文する。単にビールが飲みたかったというよりも、どういうビールを出しているのかが知りたかった面もある。

 

出てきた瓶ビールは一番搾り。餃子の王将はだいたいがアサヒスーパードライの大瓶だ。大瓶で出してくれるのが餃子の王将の特徴的なところ(例外店もあるし、地域によっては無かったりもするが…)

 

中華食堂は中瓶だった。これも一般的なよくある中華屋のパターンやなあと残念になる。餃子の王将スピリットはあんまり受け継がれてない予感がビンビンする(そりゃ看板外したのだから当然だけど)

 

車でくるようなところなので、飲み客にはあまり期待してないのかもしれないけれど、以前の餃子の王将の頃に王将で飲むのを楽しみにしていたお得意さんがいたとしたら残念がるかもしれない。(以前の米子福原店が瓶ビール置いていた店舗だと決めつけて語っているが)

 

情熱中華食堂満腹

三人ともにそんなにお腹が減ってないこともあって、チャーハンと麻婆豆腐と餃子を一人前づつ注文してつまんでみることにした。

 

麻婆豆腐は普通に美味い。とくに言うところもない。てっちゃんもわりと気に入ってたかも。

 

情熱中華食堂満腹

チャーハンも美味い。とりたてて言うところもない。餃子の王将でもバラツキが多いメニューなので、いつもの餃子の王将の皿に盛って出されたら、もうそれだけで餃子の王将のチャーハンと言ったって通用するのかも。

 

情熱中華食堂満腹

最大の問題としては餃子なんだろうな。

 

なんだかんだいって餃子の王将の最大の看板商品(まさに看板にもなっているし)はあのでかい餃子なのだった。別に餃子を食べるわけじゃないけど、あの餃子あっての餃子の王将なのは誰しもが認めるところ。看板を外した以上は同じ餃子は使えない。けれど似たような餃子は作れるかもしれない。中華食堂が選択したのは…

 

なんと!羽つき棒餃子みたいな特徴的なものになっていた!

 

これはこれで美味いといえば美味いんだけど。どうだろうか。他でも食べれるといえば食べれるし…。ファンが付いたら良いですね…としか言えない。

 

僕らは残ったビールでたちまち餃子を流し込んでしまう。B氏は運転だから飲めないけど。

 

情熱中華食堂満腹

店内もすっきりとしすぎたものだった。餃子の王将も油ドロドロの古臭い店から、すっきりしたモダンな店まで店舗によるけど、だいたいはポスター貼りまくりのうるさ型の店作りになりがち。こちらは落ち着いた雰囲気…というより寂しいくらいだった。お客さんがあんまりいない時間帯というのもあったのかも。

 

はたして、中華食堂満福は地元の人気中華店になれるかどうか。中華食堂なんて簡単そうでいて、人民たちの心にひっかかっていくような特徴を出していくのは、意外と難しいんだなあとつくづく思った。まずはお得な大柄向け定食セットとかから始めてみる?(勝手にコンサルティング)

 

ちなみに、この訪問から10ヶ月くらい経つ。人気が出ていたら良いと思う。

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