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広島県福山市にて恒例のサイコキラーおにぎりを買ってうどんをかき込むのこと

 

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4月はじめ。まだこんな事になる前に、広島の方に18きっぷで行った。大阪のコロナ感染は広まっていたが、広島は飲食店は営業規制とかもなく、県内はコントロールされているということだった。現在は広島も岡山も緊急事態宣言下にあることを考えると、まだぜんぜん長閑だったことになる。とはいえ、やはり客足としては厳しく、閉まってるところも多かった。

 

写真は福山駅前。福山にもちらっと寄っていこうと思った。あちこち確かめる暇はなくて、例のおにぎりを買ったらそそくさと退散するつもりでいた。あんまりウロウロするのもきっと歓迎されないだろうと。

 

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福山駅併設のさんすて内にあるサイコキラーおにぎりが勿論目当てなのだ。

 

サイコキラーおにぎりについてはこちらが詳しい。当ブログの記事なのだけど。もしくは「サイコキラーおにぎり」でググってもらっても良い。やはり当ブログの記事がひっかかる。

福山駅のサイコキラーおにぎりは絶対に食べて欲しい隠れた福山名物。 - 温玉ブログ

 

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一直線にサイコキラー売り場へ。自慢じゃないけど、さんすてでサイコキラーおにぎり以外の店にお金を落とした事はないかもしれないのだった。今だって「さんすて」と唱えるだけで、あの冷たく引き締まった米と、パリッとした有明産のりのコラボレーションが口いっぱいに広がるようだ。それくらい僕の中では「さんすて=サイコキラー」の図式が出来上がっている。さんすての他の名店には申し訳ない。ちなみに「さんすて」は、岡山と倉敷にもある。さんすて岡山のスーパーにはわりにお世話になっているかも。

 

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コロナで客足が落ちてる影響も少しあるのか、いつになく在庫が充実していたサイコキラーたち。鉄道で来たり出かけたりする人が減れば、サイコキラーを買い込む人だって減る寸法かもしれん。

 

最初に個数を伝えてから、どれにするかを選ぶのがサイコキラーの流儀(やりかた)である。4つ!と力強く宣言して、しかるのち流れるように注文しようとしたが、シャケこんぶと言ったところで詰まってしまう自分であった。たしかにシャケこんぶ梅は御三家であって、世に言う間違いのないオーダーなのだが、果たして思考停止で頼んで良いのだろうか。安易なシャケこんぶ梅オーダーは、おにぎり文化としての後退を意味するのではなかろうかなどと迷いが出た。悩んだ末に出した結論は、シャケこんぶ梅たかなちりめんという妥協オーダー。やっぱりおかかなどといった注文は自分には無理だと思った。

 

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おにぎりだけ買って退散するつもりだったが、味気なくなって駅に併設の立ち食いうどんを伸ばしていくことにした。ここはラーメンもやっていて、これがすこぶる美味かったのをおぼえていたのだ。うどんもきっと美味いに違いない。


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頼んだのはふにゃふにゃのかき揚げうどんだった。こういうのはモノが来るまでどういうタイプか分からない罠がある。自分としては木の葉みたいな形または完全に円形をしている衣ばかりの海老天のやつが好きなのだけどそうそうは無い。うどんの味の方もラーメンに比べれば凡庸だった。無理に食わなくても良かったかも。次からはラーメンにするかそばにした方が良いかも。でもまたうどんを頼む恐れもある。少し悔いを残しつつ時間が無いので電車のホームに戻り三原行きに乗り込む。

 

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おにぎりを買い込んで一路西へ向かいつつ、はたと気付いたのは、今はコロナ情勢下であって、一般車内での飲食が激しく白い目で見られることだった。だいたいみんなマスクして電車に乗っている。これだけでも飲食できる雰囲気じゃないし、だいたい僕自身にもマスクを外す不安がある。350mlの缶ビールを買い込んできたのも失敗だった。いつものノリで電車に乗り込めば飲み食い可能!と油断してたのだ。これでガラガラならなんとかなったのかもしれないが…。

 

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しゃーないので糸崎駅での乗り換えの10分あまりを利用して、新一番搾りを飲み干すステーションバーおじさんになってしまった。当然ながら少しぬるい。のんびりおにぎりを食うのは不可能。仕方ないので広島のどこかで使おうと思う。発車に急かされるようにぬるいビールを流し込んだが、どこか満足感に包まれていた自分だった。缶ビールだろうと、ステーションバーだろうと、旅先のビールは気持ちいいのである。

 

ステーションバーについてはこれを。

 

 

もしかしたら最後になるかもしれない青春18きっぷを使った思い出?

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4月9日に18きっぷの残り一回を使った。大阪の緊急事態宣言後の遠出であるが、ここからしばらく遠距離の旅というのはお別れになるかもしれないので心残りのないように。遠距離移動に対する風当たりは強くなるばかりだ。いつもはマスクをしてないが今回ばかりはマスクをした方が安全かもしれない(見た目的に)。となれば、加古川の居酒屋のママさんに貰ったなけなしの2枚のサージカルマスクのうちの1枚の出番だと思った。もうほとんどきっぷの消費に近い気晴らしの行動。べつに人の集まるところに行くわけでもないし、車内は基本的にはかなり空いている。そいう時間と路線を選んで乗った。ただし、窓は空いていない。京阪電車もJR西日本も、窓開けに対する興味のなさは凄い。乗客もべつだん窓開けしてる人はいないのである。なるべく開けまくって移動するように心がけた。

 

そもそも鉄道の窓というのは開け辛くて有名だ。開かないようになってる窓も多いし見分けるのは困難を極める。たとえば写真のような窓だと、上半分を手前に倒す必要があるが、上部の見えづらい箇所にあるボタンを押しながらじゃないと開かない。こんなの誰が分かるのかと。今回18きっぷで移動している間に、窓を開けようとしていた唯一の人は若そうなママさんだけだった。案の定開けられなくて困っていたので、かなり離れていたけど近寄っていき「上のボタンですよ」と助け舟を出した。みるに見かねるとはまさにこのこと。窓を開けたい唯一の同志という気持ちもあったのかも。それくらい関西の乗客は窓を開けるのを諦めているのだった。


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そんな最後の18きっぷでやってきたのは野洲駅だ。5回分の最後の一枚という以上に、この18きっぷは文字通り最後になるかもしれないのだった。なぜならコロナが終息しなければ常識的にいって夏の発売は無いはずだ。そうなればそのまま18きっぷが無くなってしまう可能性は十分にある。18きっぷの終焉は毎年噂されてきた。見方によればコロナは絶好のタイミングともいえる。

 

我々がコロナブームによって失うものはあまりにも多い。今までの生活であったり、お金であったり、自分や家族や友人たちの命や健康。コロナ前とコロナ後では景色だって違うだろう。そのいずれもが唐突な別れになるに違いない。お別れなんかいう余裕すらない。18きっぷだってそのリストに名前を連ねているわけだ。鉄道の日記念きっぷだって「あれで終わり?」というあっけないものだった。18きっぱーは覚悟しておいた方が良い。そういう意味でもラストかもしれないきっぷで野洲に来れたのはよかった。ここは大阪からだと姫路なみに電車賃が高いけど、一泊するほど用事もないという微妙な場所。けど近年の僕は野洲の魅力に取り憑かれていた。


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前に紹介した野洲駅から近いたこ焼き立ち飲みだ。無念なことにこのお店もコロナの影響で店を閉じている。店主はアルバイトに行っているらしい。再開できる日が来る事を祈るばかり。


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今回はたこ焼き立ち飲みバーが閉まってるのは知っていた。知っていて野洲に来たのは、こちらの餃子の王将野洲店に行きたかったのだった。野洲店が比較的に広くて、夕方くらいはガラガラだったのも覚えていた。ここなら大丈夫であろうと思ったので来てみた。


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案の定、広い店内に客は僕ともう1組くらい。テーブル席に陣取って大瓶ビールを頼む。そして来る前から食べようと決めていた「てっぱんレバホル定食」を注文。これは野洲店でしか見たことがないので、僕は野洲店オリジナルメニューだと思ってる激うまの定食だ。単品メニューがないのも特徴。


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餃子の王将の店舗によってはたまにホルモンみそ炒めみたいなのがメニューにある店もあるが、基本的な味はそれに似てはいるが、特徴的なのは大量のもやしや野菜などともに炒められて熱した鉄鍋でものすごいグツグツした状態で運ばれてくること。餃子の王将のメニューでここまでアグレッシブなものはあまり記憶にないので強烈な印象になってしまう。思わず動画で撮影したくなる見事さだし、実際に毎回食べるたびに動画で撮影してしまっている。


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てっぱんレバホル定食には、餃子と飯とおしんこがついて、隙というものがまるで見当たらない。そういえば昔ながらの餃子の王将店舗は、定食におしんこが付きがちだったのを思い出す。今ではキムチなんか付ける店舗が増えてきて、おしんこがついてくるお店は減ってしまった事を実感する。

 

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野洲店のメニューの一部だが、てっぱんレバホル定食が異彩を放っているのがお分かりいただけるだろうか。


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レバホルをおつまみにビールを飲んでいたら無くなってしまったので唐揚げを追加。空になった鍋と入れ替えて、最初から唐揚げ定食を食べていたかのような自己催眠をかける。ちょうど良い具合にご飯も食べずにおいといた。実際てっぱんレバホルというやつは、ホルモンともやし炒めが絶妙のアマだれで炒められており、ご飯が進むことこの上もないのだが、ビールと一緒にやるときは、いかに飯を温存しておくかが鍵となる。さっさと飯をかき込むとビールを飲みたくなくなってしまうからだ。少なくとも僕は。飯とビールお構いなしにやれる人はやってくれて構わないけど、僕はシメのライスにする段取りのが都合が良い。


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唐揚げと二本目の大瓶ビールを愉快にやる。やってるあいだに夕飯の時間帯に突入していた。店内はちらほら混み始める雰囲気になってきた。コロナといっても餃子の王将の客足はそれなりにあるのは大阪と同じ。そろそろ退散せねばなるまいと感じてきた。ビールの残りを飲み干して、唐揚げとライスをかきこむとお勘定をして外に出た。


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駅前はすっかり暗くなっていた。これで駅前!?この駅前感の無い駅前の風景が野洲駅らしさというやつだ。次に野洲駅に来れるのはいつになることやら。


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帰りの大阪方面の新快速もガラガラだった。夏にはコロナがすっかり無くなっていて、18きっぷも普通に発売されてたら良いなと思うけど、あんまり夢みたいな事は考えないようにしたい。

敦賀駅の無意味なまでの銀河鉄道999像とガンダム

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18きっぷを利用して福井県に行ってきた。大阪から福井駅に行く場合は、敦賀駅で乗り換えなのだけど、どうせならと思って敦賀駅周辺を探索することにした。敦賀で1時間以上の滞在をするのは10年以上ぶりだと思う。いつもは乗り換えの合間にちょっと駅を出たりすることがある程度。駅舎も周辺も、昔に比べたらどんどん変わっていっているが、やたらにホテルが増えた以外の発展というのは見られない。せいぜい敦賀駅の待合いが綺麗になって、お土産物とセブンイレブンとうどんがあって多少便利という程度か。この先、福井県内で敦賀が発展していきそうなビジョンはまったく見えない。永遠の乗り換え駅というポジションなのだろう。


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駅からまっすぐと歩いて行くと、歩道沿いに何故かメーテルの像があったりする。なんで敦賀にメーテルの像が。松本零士先生の生誕の地は敦賀なのか……とはマンガに詳しくない人でも思わない。『男おいどん』が示す通り松本零士先生は福岡県久留米市出身なのだった。

 

じゃあなんで!?敦賀は北陸で最初に鉄道が引かれた街だか……ら……だそうだ。なにそれ遠い!?ちょっと怖くなってくる。

 

松本零士ファンが敦賀に来るとでも!?僕は松本零士ファンであり、敦賀に来ているから、松本零士ファンが敦賀に来るかどうかといえば来るのだろう。どうしたって来てしまう。敦賀に来る人と、敦賀に住んでいる人の何パーセントかは松本零士ファンなのは間違いない。じゃあ松本零士ファンが敦賀に来てしまうのは事実として、敦賀で銀河鉄道999の像を見たいかというと、見たくないわけじゃないけど、こんなところで出会いたくなかったという気持ちは確かにある。正直いって戸惑う。あまりに無意味すぎて。


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車掌もいた。どうすれば良いのかわからない。漫画のブロンズ像にも文脈が必要なのだった。水木しげる先生の故郷の境港市の水木しげるロードで妖怪の像を見たら嬉しいのは、そこに文脈があるからかもしれない。梅田の駅前に悪魔くんとかべとべとさんの像とかあっても嬉しくないものな。いや、嬉しいかもしれない。やっぱり水木しげるだと嬉しくて、松本零士先生だと嬉しくないのか私は!?


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鉄郎もあった。ハーロックの指名手配を眺めている図。


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もしやと思って回り込んでみたら映画版の鉄郎だった!ふざけんな!という気分になる。なぜか。べつに映画版の鉄郎の像があっても良いはずなのに。

 

あとで調べたら道の反対側にはヤマトの像があるらしい。ますますなんで!?という気持ちになる。敦賀には港がある、港=ヤマトということらしい。すごく怖くなってきた。そういえば遠い昔に、敦賀にやってきたとき、そのような説明を受けた記憶があるのを思い出してきた。あまりにもくだらなすぎて、その時も見て回ろうという気にはならなかったし、秒で脳内の知識から追い出していた。

 

ヤマトと999で全部で28もの像があるらしいが、原作版鉄郎もどこかにいるのだろうか。今度がんばって見て回って…みる…か……。


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僕の中での敦賀駅のイメージはとにかくこいつ。駅前の一番目立つところにある謎のガンダム。何度見ても謎が深まるばかり。日本書記に出てきたみたいなことが説明文にあったが本当か。こんなガンダムは全く記憶にない。

 

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あと、駅のトイレのしょんべん小僧も意味わからなすぎて腹立ってくる。このトイレはこんな像を置いてるくらい大層な作りのわりに、大小便器が一つづつしかなくて、乗り換え待ち時に大混雑したりする。それもあって怒りの沸点も自ずと低くなっていく。こんな像を置くくらいなら小便器もうひとつ増やせと。まあ、改札外の休憩所には、もっと綺麗なトイレがあるのだけど。

 

こうしてみると敦賀という街は、謎の像の街という言い方も出来るのかもしれない。ヤマトも見よう。

近鉄電車で名古屋から大阪に帰ると二千円かからない!?

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タイトルまんまの話。名古屋にお別れするてっちゃんを記念撮影。


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近鉄電車の発車時間まで間があるので地下街を散歩する。「名古屋はパン屋が多い気がする」とてっちゃんが鋭いことを言う。僕もそんな気はしているが、実際の数字がどうなのかは知らない。パン屋といえばやっぱり京都が多いんじゃないかなとも思うがどうなんだろう。

 

ちらっと調べたら、愛媛、京都、長崎、徳島、岡山の順にパン屋が多いらしい。京都や長崎はわかる気はする。岡山もキムラヤのイメージ。しかし四国強すぎ!?なんでだ!?

 

愛知県はぜんぜん多くない。けど、名古屋市だけなら多いのかもしれんからよくわからん。とにかく名駅の地下なんかを歩いているとパン屋がやけに目がつくのはたしか。


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そうしてるうちに発車の時間になったので近鉄の駅に向かう。今回使うのはこのきっぷだ。名駅地下で前日に買っておいた難波行き。これで1800円くらいだった。いつもはどこまででも乗れる近鉄株主券を買うのだけど行き先はほとんど同じなのでこれで構わない。株主券はもうすこし高かった。かつては株主券が1400円くらいだったりしたので、大阪ー名古屋はJRを使わないならば、舐めてるのかってくらい移動が安い。高速バスも2000円しないのもある。

 

今回の大阪までの乗り換えは伊勢中川駅で一回だけ。あとは鶴橋で難波行きに乗り換えるがこれは乗り換えには含まないで良いだろう。大阪までは4時間かからない。これを長いと感じるかどうか。ただ乗ってるだけだ。

 

アドバイスがあるとすれば、トイレのある車両の近くに乗った方が良いよってくらいか。あとは乗り換えなんかも事前に調べておく方が良い。だいたい伊勢中川の乗り換えで事足りるとは思うが、時間によれば違うのもあるかもしれない。名張とか。近鉄電車のダイヤに詳しくないので知らんけど。


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伊勢中川名物??無限赤福のホーム。ここまで来るまでにてっちゃんと「お金に余裕があったらどの駅の近くに住みたい?」ゲームをしていた。近鉄電車の沿線では、お金に余裕があったら住みたい駅としては、近鉄名古屋駅の近くという結論になった。なぜお金があるのに、わざわざ山しか無い場所に住む必要があるのか。せっかくお金があるのだから良いサウナとゲーセンの近くに住みたいはず。山登りとか釣りとかしたい人は違うだろうけど。ぎりぎり四日市駅?四日市駅で降りたことが無いことに気がつく。近いうちに四日市旅行をしてみたいかも。


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どちらのホームからでも乗れる構造になっておりどちら側で電車を待つのか非常に迷いやすい。自分の待ってる側のトビラが開かなかったら怖いとか思ってしまう。もちろんそんな意地悪は無いので安心して欲しいが……。


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なんだかんだであっという間に鶴橋駅まで来てしまう。そこから難波に行っててっちゃんたちとは解散した。旅の終わりはいつだって寂しいものだ。

那覇のてっちゃんと岐阜の丸デブに行く奇跡!?

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大東洋でちょろっと朝ウナをやってから3人で大阪駅に向かう。今回は普通に名古屋行きの在来線の切符を買って乗り込むことにする。チケット屋で買えばすこし安くなるのだが、あえて駅で切符を買う作戦。なんでなのかは後述する。

 

しかし在来線の長距離切符を買うのに思わぬ手間取りが生じる。大阪からたかだか名古屋までの切符を買うのに、未だ券売機では対応してなかったのだった。特急なら簡単に買えるのに。普段はチケット屋でしか乗車券を買わないゆがみのせいで分からなくなってしまってた。ぐるぐると迷ってようやくみどりの窓口にたどり着く。有人窓口で3枚分をまとめて購入。こんなこともあろうかと早めに集合していたのでよかったけれど。

 

てっちゃんは大阪駅の構内でベーグルを購入していた。


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米原行きの新快速に乗りこむ3人。ちょうど通勤時間だし、京都までは混むのだがなんとか一緒の席を確保して、車窓を眺めつつ愉快にすごす。てっちゃんは15年以上前に18きっぷで東京まで行ったことがあるそうだがそれ以来の東海道線の体験。


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米原に到着してホームのうどん屋さんで記念撮影。


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滋賀の米原から岐阜県の大垣に向かっていたら見事なまでの虹のアーチが見えた。こんなのを見たのは何年ぶりなんだろうか。思えば虹なんか子供の頃以来見た記憶がない。少なくとも30年は観てなかった気がする。虹ってそんなに有難がられないが、虹を見るのって案外と難度が高くないか?狙って虹を見る方法なんかあるんだろうか?心綺楼とかオーロラより観るのが難しくないか?今後、このような虹を見る機会が訪れる自信はない。


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大垣駅に到着する。何度も何度も乗り換えた駅だけど、沖縄のてっちゃんたちと来るとは思ってもなかった。ここで乗り換えたら岐阜駅も名古屋駅もあと少し。


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10時すぎ。とうとう岐阜駅に到着する。


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ここで在来線の乗車券をみどりの窓口で買った意味が出てくる。チケット屋で買った回数券とちがって、目的地まで100キロ超えたJR乗車券は途中下車が可能なのだ。自動改札で通すと受け取り口から出てくる。後戻りは不可能だけど

途中であれこれ寄りたいときにすごく便利。なんだったら岐阜で一泊しても次の日までだったら同じ切符で名古屋に向かえる。覚えておいて損はないルールだ。


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岐阜駅の階段に飾られているひょうたんに仰天するてっちゃん。

 

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黄金の信長像と記念撮影するてっちゃんとでぃお。沖縄からの二人が岐阜に立っている。内地は寒いからと気合いれていたが、拍子抜けするくらい暑い。ていうか、上着を脱ぎたくなる暑さ。


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廃線になった市電の車両展示とてっちゃん。


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2020年現在、市電は廃止されていゆので、JRから柳ヶ瀬まではバスか歩いて行くしかない。バスはバカらしくて乗ったことはない。3人でぶらぶら歩いて向かう。途中で「肉屋を支持する豚」のイラストがあったので面白くて撮影するてっちゃん。なにげに豚と同じカラーリングのバックを背負っていてウケる。


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ついに柳ヶ瀬のレッドカーペットを歩くてっちゃんとでぃお。

 

「ゲーセンがありそうな商店街だね。」

「かつてあったんだけど廃墟になって、去年それも取り壊されたよ…」

 

アーケード商店街=ゲームセンターという図式が崩壊して久しい。パチンコもそろそろ……。柳ヶ瀬のパチンコも、貸玉にお金を払った客にはバスチケットにスタンプを押すなどのサービスをして頑張ってはいるが限界はすぐそこ……。


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11時ちょうどくらいに丸デブラーメンの到着。あまりにも静かだったので、一瞬、休みに見えたが、営業していて安心した。


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3人とも中華そばのスタンダードにしておいた。ワンタンとの2杯食いも出来たんだろうけどやめておいた。なにぶん旅は始まったばかりだし。


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あのてっちゃんに丸デブラーメンを食わせることが出来て感無量。「余裕で2杯いけたね」との感想。「戻ってもう1杯食っても良い」と。気に入ってくれて嬉しい。しょうがが入ってるせいだと思うけど実に爽やかな丸デブラーメンのスープ。身体に過度の負担をかけないのが特徴。けっこうボリュームあるのに、食った後に「少しお腹が空いた?」と錯覚させるほどのものなのだ。


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「沖縄の商店街に似ている」とでぃお。言われてみればたしかに似た雰囲気がある。サンライズ那覇とか、とくに似てるかも。あの角を曲がると赤とんぼやインツーがふいに現れそうな……。

野洲駅前のたこ焼き立ち飲みは知られざる名店だから通いたい

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三原駅から大阪までたどり着いた時、あたりはすっかり暗闇に包まれていた。相生から少し遅れで乗った新快速(今回の山陽線は行きも帰りも遅延した)は通勤帰りなどの乗客で満杯。暗くなってからの電車はなぜこんなに疲れるのだろう。一日活動してるから当然なんだけど、それだけでは語れない日光パワーもあるような気がする。それはともかくとして、本来だったら力を振り絞って、他の乗客を押し除けて大阪駅で降りるわけだけど、今回は根が生えたみたいに椅子に縛りつけられていた。そのまま大阪駅をスルーして、新大阪もスルー。京都駅も通り過ぎて滋賀県の野洲駅まで来てしまっていた。快速の終着駅にもなる地点。さすがにここまで来ると車内も空いており悠々と降りれる。真っ暗なホームで降りて野洲駅前に出た。


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野洲駅前に何があるかと問われると何もない。三原駅の説明と同じような事を言ってるが、野洲駅に比べれば、三原駅前は賑やかといって良いくらい色々とある。少なくとも一つの街を形成しているし。野洲駅前はなんだろうか。言ってみれば道路?

 

そりゃ多少の店とか、ホテルの一軒くらいはあるが、あとはマンションとか家とかだ。手前の守山駅の周辺がしっかり街感があるのに対して、こちらは本当に散漫な印象がある。なんでこんなところに来たのか不思議かもしれないが、一度なんとなく降りてから、病みつきになっているところがあるのだった。


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駅のロータリーから、とくに何もない道をちょっと北に歩く。県道2号線にすぐにでる。そこの角あたりに細長い建物があって、その一端に小さい入り口が見える。看板には立ち飲み屋とある。こんなところにこんな目立たない立ち飲み屋が?とびっくりする。思わず入ってみたら存外に良い店でもう一度びっくりした。これ以来、野洲駅はなんか特別な場所になった。もともとは来来亭の本店(野洲駅から歩いていける)でも行ってみようかと思って降りたのだった。けど、こちらのお店を知ってからは、一度もたどり着けたことがない。ぜんぶこの店で止められてしまうからだ。


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入り口の小ささからは考えられない程奥行きがある店内。奥まで一直線の立派なカウンターがあって、全員がそれに向かい合ってお酒を飲む。いろいろお酒はあるが、僕はとりあえず飲むものは生ビールに統一している。楽器演奏が好きな愛想の良いマスターがひとりでやっている。壁にはギターなど楽器関係がずらりと並ぶ。お客さんは当然ながら地元の人か、帰省などで地元に帰ってきたというような人ばかり。僕みたいに遠征で飲みに来る人は少ないと思われる。


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このお店はたこ焼き立ち飲みということになっている。マスターがタコ焼きを焼きながら立ち飲みをやってるようで、壁側にはタコ焼きが買える窓が付いてたりするが、ほとんど立ち飲み側の営業がメインのようにも見える。このお店にハマったのは、端的にいえば、このタコ焼きがめちゃめちゃに美味しかったからだった。

 

タコ焼き立ち飲みとか言われて、正直いってタコ焼きの味なんかに特に期待はしない筈だ。日本中にタコ焼き立ち飲みみたいなお店は増えてきている。大阪なんか特に多い。従来のたこ焼き屋に、ちょっと飲食スペースを設けて、お酒なんか出せば、はいもうタコ焼き居酒屋である。悪いとは言わないが、どうしたって安直さを感じてしまうのだ。だから進んでそういったお店に入ろうとは思わなかった。

 

だがしかし、ここのお店はたこ焼き立ち飲みだとも最初はわからなかったし、お店の作り込みもそういうのとは一線を画していた。たこ焼きが売りなんですと言われたので、じゃあ焼いて貰おうかという感じで焼いて貰っただけ。出されたものを食べびっくりした。めちゃくちゃモチモチで、今まで食べたたこ焼きとのどれとも似ていなかった。どちらかというと天ぷら(さつま揚げみたいなすり身の方の)に近い味わい。マスターは天ぷら屋もやっていたとか?その影響?とにかく気に入ってしまった。必ず注文が入ってから焼くので時間がかかる。先に注文を入れてからのんびり飲んでるのが良い。他にも焼きそばとかいろいろちょっとしたメニューがあるが全部美味い。料理のセンスが高いのだろう。


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この日は「根性焼き」というメニューを試してみた。タコの他にこんにゃくとか入ってる贅沢版のたこ焼き。やはり美味い。僕の好みとしては基本のたこ焼きの方がより好きかもしれないが。この根性焼きで3杯くらいビール飲んで出た。ずっと飲んでたいほどの居心地の良さがあるが、野洲駅はなんせ滋賀県なので長居は危険なところがある。それだけが残念。


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ちょっとだけ時間と胃袋に余裕があったので、せっかくなんで餃子の王将野洲店にも寄って行こうかと思った。野洲というのは、県道2号線を歩いていくとけっこう色々な店があるのだ。この王将もなかなか名店と言える。


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ロードサイド店ならではだが店内はわりと広くて店員さんも親切。ビールグラスが例のあれじゃない衝撃もある。


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近年は餃子の王将の鳥の唐揚げの小柄化に悩まされているが、野洲店はかつての王将のイメージを残す大きさで安心する。


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最近の良い餃子の王将の指標としては、唐揚げを頼んでみてサイズを見るというのもある。ちゃんとデカかったら、他のメニューも見どころあるかもしれんよ。ここは他にもっと凄いメニューもあるのだがいずれ紹介しようと思う。


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もちろんながら餃子も美味い。

 

さっと飲み食いして駅に急ぐ。乗り換え案内でチェックしていたので完璧なはず。と思っていたら、同時刻に来ていた米原行きの方に乗ってしまうという背筋の寒くなるミスをおかしていた。あわてて大阪行きのホームに走っていった。米原に行ったら帰れなくなってたところだだった。

三原駅の馬鹿みたいに大きいタコ天ぷらと心残り

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駅前には大関食堂という味のある食堂があった。ぜんぜん気がつかなかった。前に来たときも帝人通りの古い食堂に行った。三原駅周辺は古い食堂が案外残っているのかも。寄って行きたい気持ちもあったが、帰りの電車が遅くなりすぎるので断念した。大阪から広島までは在来線の日帰りだと遠い。


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帝人通りは昔のメインストリート。その名の通り以前は帝人の工場があって賑やかだった頃もあるようだ。現在は帝人の工場も撤退しているので、駅正面のマリンロード商店街が完全にメインストリートになっている。三原に行った時はぜひ立ち寄ってもらいたいが、とくに何もないかもしれない。いくつかの居酒屋と、路地にスナックとかあるくらい?あと石のタコが道端にいくつもある。


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僕はマリンロードのこの天ぷら屋さんが異常に気になっていたのだった。だから今回はこれだけは買ってかえろうと寄ってみた次第。一見するとなんてことのない天ぷら屋に見えるのだけど……


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これ!このタコの足を丸ごと揚げた大柄な天ぷらに興味を惹かれたのだった。なんせお値段が650円!!!これがどれだけ異常かというと……


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讃岐うどんなんかでよく見かける、イカのゲソ天ぷら。これが200円。これだってたいがい大柄なのに、それよりはるかにデカいのだった。前回はいろいろ回ってるうちに天ぷらとかどうでも良くなってスルーしてしまった。今回は三原に来た目的のひとつに決めていたので勇気を振り絞って650円を支払った。


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店のおばちゃんにタコの味の天ぷらと言ったら包んでくれた。これ1日で何本ほど売れるのだろうか。14時まわったくらいのこの時点で10本くらい並んでるのだけど、近所の人は夕方くらいになると競ってタコ足を買って帰るのだろうか。ちょっと想像がつかない。


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名物らしい。なんかテレビも取材に来たとかベタベタと貼られていた。


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お正月あけて間もない寒空のマリンロード。いかにも寒々しい風景だ。いつか真剣に向かい合ってみたいロードでもあるけど。夜の風景はよく知らない。


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買ったタコの足を開けてみる。中型雑種犬のしっぽくらいデカかった。さすが650円の貫禄である。揚げおきしてたものなので衣はもちろんフニャフニャ。おそらく何の工夫もなくタコの足が一本まるまる入ってる重量感。なんでこんなものを買ってしまったのかと思ってしまった。そっと閉じてリュックにしまう。


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ドリンクコーナーのある三原駅ホーム。大阪までたっぷり4時間はかかる。着いたら真っ暗だろう。電車に乗るのは好きだが、夜になると途端にテンションが下がる。なんたってこんな遠くまで来てしまったのかと少し後悔する瞬間。


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帰り道で、買っておいたサイコキラーおにぎりを広げる。しばらく置いてノリがしなしなになってるサイコキラーも美味い。実験的に買ったおかかおにぎりも悪くない。どうせならビールも買えば良かったと思った。朝から一滴も飲んでいない。三原からの電車は快適なくらい空いているのだ。しかも福山からは、相生まで乗り換えなしで行く電車に乗れる。岡山駅からの上り電車の席とりゲームは回避されるのだ。それだけは気が楽だった。

三原の知られざる名店『お好み焼ゆりちゃん』を再訪する話

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尾道でうどん食って商店街などをぶらぶらして堪能したあとは本来の目的地の三原駅まで移動した。三原はたこの街を前面に押し出している。でも瀬戸内ぞいの街はたこの街が多い悔しさもある。関西人はたこの街というと明石を真っ先に思い浮かべるやろし…。そして広島県内でも、広島や呉や竹原などにたいして、東側の三原や尾道や福山はややマイナーか。どうなんじゃろ?


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曇りがちですごしやすい三原駅前の風景。ご覧の通りとくに目立つものはない。ちょっとした商店街兼飲み屋通りとお土産物屋くらい。少し歩けば海に出る喜びだけは保証されている。


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ただし今回は海とかは目もくれずAEON方向に歩く。かといってAEONに用事があるわけでもない。三原AEONについてはいずれ書こうと思う。


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橋を渡ろうとしたら川が干上がっていて驚いた。考えたら引き潮だからかと。海が近いというのはそういうことなのか。


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この何にもなさそうな道に目的地あり。


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お好み焼ゆりちゃん。これが目的地だった。どう見ても地域に密着してるお好み焼き屋にしか見えない外観で、入るのに怯む人は怯むかもしれないが、実際問題地域に密着したお好み焼き屋そのものだったりする。間違っても観光客がわざわざ訪ねたりしない店。駅からもほんのり遠いし。なにしろAEONより先であるし。店先におばあちゃんの手押し車が駐車してあるところからも推して知るべし。


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がらがらと扉をあけて入ると鉄板の周りにはおばあちゃんがぎっしり!5人くらいでお好み焼きを突きつつ、広島名物の鉄板会議を繰り広げていた!

 

とても部外者が割り込む余地なし。まさかこんな混んでるとは…と思いつつも、動揺を気取られないように、ノータイムで壁際のサイドテーブルに座る。そして「お好み焼き…うどん入りで…」と出来るだけ淀みなく注文したつもり。お店を一人で切り盛りしてるお姉さんが、さっそく冷蔵庫から材料を取り出して鉄板に展開。


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サイドテーブルの席でセルフサービスの水を飲みながらぼんやり待つ。鉄板を囲んでヘラで食べるような広島ネイティブな店だけど、サイドテーブルで食べる場合はお皿に盛ってくれるのかしらん、なんて呑気に構えながら。その間も、おばあちゃんたちによる鉄板会議は止まらない。

 

張り紙を見ると、本年より水木が定休日になるという告知が。ネットなんかにほとんど情報のない店だけに、自分がここに来れたのは奇跡に近いと知る。前回ここに来たのは水木のいずれかだったはずだ。今回はたまたま火曜日だった。鉄板会議の方に耳をやると「明日から連休じゃけえ」とか話してる。


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そうこうしてうちにお好み焼きがけっこう焼き上がってきた。するとふいにおばあちゃんの一人が立ち上がって帰るわと。そして僕に鉄板の周りにこいと促す。まさかの展開だ。やっぱり鉄板で食べるしかない店なのかもしれない。その際にさらに気を利かせてセルフの水を汲んでくれて出してくれた。さっき自分で汲んでたので、目の前に水のグラスが2つ並ぶ。


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おばあちゃんの鉄板会議の輪に入り(別に発言はしないけど)お好み焼きをつつく。自分も大阪で育った人間なんで、お好み焼き焼きをヘラで食べるのには抵抗がないが、うどんの入った広島のお好み焼きはなかなか難しいと思ってる。どうしてもポロポロと崩れてしまうのだ。ここのお好み焼きはふわっと柔らかく焼いてくれるのでなおさらだ。おばあちゃんらのネイティブ会談をBGMにぐんぐん食べる。広島でお好み焼きを食べる時に、うどんを入れてもらうか、おそばを入れてもらうかは永遠の命題だ。今回はおうどんにして心底良かったと感じる。そういえば直前に尾道で柔らか優しいうどんを食べていた。お好み焼きのうどんも柔らかくて優しい。そんな気分の日だった。


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おばあちゃんたちはとっくにお好み焼きをつつき終わって、コーヒーとお菓子を出してもらってお喋りを続けていた。結局は地元の人たちとこういう繋がりでやってるお店なんだなあとか考えてたら「コーヒー要ります?」と言われてドキッとした。素直に淹れてもらうことにした。お菓子も付けてくれた。インスタントだけどやけに美味しく感じた。

 

御馳走様と帰る。お好み焼きはうどんいりで750円。次に来れたらそばにしようかなと。最初にたまたま散策してこのお店を見つけた時にはそばだったのか、麺無しだったのか覚えてない。「うるさくてごめんなさいね」と言ってくれたが、ネイティブな会談に混ぜて貰ったこっちの方が恐縮に思ってる。また来たいが、水木が休みというのはなかなかのネック。でもこれを知らなかったらもっと来れなかったので前向きに考えたい。

 

なんで三原で、一度だけ来たこの店が気になったのかはよくわからない。それだけ名店だったということだろうか?三度目また行きたいと思ってしまってるし。ちなみに広島のお好み焼きは「〇〇ちゃん」という名前が多い。店主の名前が付きがち。ただしここの店のお姉さんの名前が「ゆりちゃん」かどうかは不明。なにしろお母さんのお店を引き継いだと言ってたので。母の名前の可能性もあるし、それすら違う可能性も……。


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帰り道の八百屋で、くわいが並んでるのを見てときめいた。かなり大きい。福山も三原もくわい文化圏なのか。

尾道に行ったら何はなくとも『めん処みやち』に行くべきだろう。

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とりあえずぼんやりした理由で福山に立ち寄った僕は、そのまま東に向かうことにした。福山からだと広島駅方面になる。とはいえ福山駅から広島駅までは遠すぎる。福山から広島まで行くと、県内移動なのに2時間近くかかってしまうのだ。広島は広島を主目的として行くべき土地だ。この場合、なかなか行く機会も少ない三原駅に行きたいと思った。三原だって福山から50分近くかかるし、往復で千円を超える(大阪からだと在来線で片道4840円!)のでなかなか普段は行きにくい場所。広島旅行はしようと思っても、三原旅行をする人は少ない。ついでに寄りたい気持ちが強い。だから僕もついでに寄りたかった。18きっぷの強みを生かして。


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三原行きに乗り込む。が、何故かその手前の尾道駅で降りてしまっていた。尾道は尾道だけで観光客が集まってしまう土地。とりあえず乗り降り自由なので降りておきたいよねえ。


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僕は18きっぷでわりと尾道に行ってしまっている。香川県ほどではないけれど、毎年最低1回は行ってると思う。そういうのを十数年は続けてきたが、尾道という街の変化に戸惑いを隠せない。まず駅がどんどん変わっていっている。最初は小汚いホームのうどん屋兼食堂しかなかった質素な駅だったのに、今じゃすっかり近代的な駅になってウォシュレットまであるという変わり様。いつのまにかカフェレストランまで出来ていた。食堂を返せ!とは思うけど、ウォシュレットはありがたい。前の和式便所は嫌だった。


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瀬戸内海はいつまでも瀬戸内海。駅前や浜辺はすっかり違ってしまったが。


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商店街も変わらない様にみえて、かなりの変貌を遂げていっている。来るたびにお店が入れ替わっている感覚。新陳代謝があって良いんだろうけど。


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かつては路地の渋さがウリだった。今では良い具合の路地も減ってしまった。寂しいけれど、人類は狭い路地を維持するために生きてるわけでもないので…と諦めるしかない。


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ここ尾道でも歯抜けになっていく商店街を十分に堪能できる。駐車場がかなり増えた。あとはマンションとか。どこも同じか。大阪でさえ…。


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そんななか商店街をどんどんと東へ進んでいってかなり奥の右手。「中華そば うどん」の看板に気を引かれる店。これが『めん処みやち』である。この店の看板に明かりが灯っているとホッとする。僕みたいに年に数度という訪問では、なかなか営業時間に出くわさないし、いつ無くなってもおかしくない店なのだ。主人はかなりの高齢者。


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11時が開店時間とされているが時間通りに開くかどうかは知らない。余裕をもって11過ぎに到着するようにしていた。いい感じの路地から側面に回ると入り口がある。店内はかなりせまいので、満員でないのを祈るばかり。がらがらと扉を開けるとそれなりに人が入っているものの、奥の方にまだ隙間があったので潜り込む。


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めん処みやちというお店は、狭い店内の両側にサイドテーブル的なものがあり、壁に向かってラーメンやらうどんを食べるようになっている。もともとこの店を知ったのは、初めて尾道に来た折に、尾道ラーメンで有名な『朱華園』に行ってみようと商店街を奥へ奥へと向かっている最中(朱華園も商店街を突っ切った先にあるのだった)に「うどん」という看板に惹かれたのが最初だった。どうしたってラーメンよりも、うどんが気になってしまう性質らしい。

 

入ってみれば先に述べたような狭い店内で、おじいさんがお店をやっており、天ぷら中華なるラーメンがあるのが変わっていた。この天ぷら中華は、衣が円形のひらひらのエビ天(関西でよく見るやつ)に、和風ダシの細麺の中華そばという中々に気の利いたやつで、姫路のまねき食品の駅そばをもうちょっと尾道風に尖らせた感じと言えば伝わるだろうか。日本人なら大体好きになってしまうダシ。尾道ラーメンは背脂を浮かせるのが特徴だと思っていたが、天ぷらを浮かせるパターンもあるのかと感心したものだった。後でいろいろ聞くと「みやちのは尾道ラーメンではない」とか言われてるようだ。でも尾道の店のオリジナルのラーメンだし、みやちの天ぷら中華も尾道ラーメンのひとつの形態として良いんじゃないかとも思ってる。

 

それからも尾道に来るたびに朱華園よりもこちらに行くことを優先するようになる。なにせ老齢の主人とその奥さんらしき人だけでやってる吹けば飛びそうな雰囲気の店。臨時休業も多いし、出来るだけ今のうちに行っておかねば…という気持ちが強かった。それがまさか、尾道ラーメンのカリスマで、三代も続いていた朱華園の方が先に店を閉じるとは(いちおうは休業という体)世の中は先を読むのは難しい。

 

まあしかし2020年も、めん処みやちに行けたのは喜ばしい限りだ。行列とかは出来ないけれど、店はひっきりなしに客が入ってくる。リュックなんか背負ってる観光客丸出しの僕としてはなかなか肩身が狭い。他の人たちは9割がた中華そばか天ぷら中華そばを注文している。それ以外はカレーラーメンとかが少し。僕はその誰もと違う選択肢を取ることにした。

 

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天ぷらうどんだ。天ぷら中華は大人気だが、天ぷらうどんは頼んでいる人は見たことがない。そして僕自身食べたことがない。だいだいたいここの天ぷらは、昼をまわると早々と売り切れてしまい天ぷら中華の注文は不可能になる。だから口開けすぐに入店した人は、早く来た人の特権とばかりに看板メニューの天ぷら中華を注文しがち。そこであえて「うどん」という選択肢が最も贅沢なんじゃなかろうか。

 

以前も天ぷら中華が売り切れたタイミングで訪問して、きつねうどんを食べたのだが、これがこれで大変に美味しかった。それを覚えているので天ぷらうどんという選択肢はずっと心に残ってたのだが、たまに来るとやっぱり「中華」とか言ってしまいがち。今回は本懐を果たせた形だった。写真の通りみやちのうどんはノリが入ってるのが特徴的。そしてうどんはトロトロで美味い。

 

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すっかり満足して店を出た。海賊の像が意味不明さがある。僕と入れ違いに店内は満員になってしまい諦めて帰る人も出ていた。店が狭いのもあるけど人気なのである。親子うどんとか、肉うどんとか、他人うどんとか、食べてみたいけれど、(頼んでいる人はどらくらいいるのか?)また中華そばとか言ってしまいそうな自分もいる。

18きっぷの最後の1個で無意味にサイコキラーおにぎり始め。そして福山ラーメンなるものも!?

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1月10日の最終日まで1日使える最後の機会が7日(火)だったので、とりもなおさず始発電車で家を出た。とくにどこに行く予定も立てられなかったけど、朝5時台に京橋駅でスタンプを押してもらい大阪駅に。こうしたことがちょくちょくある。どこにに行きたくて18きっぷを使うというより、時間がそこしかないからとにかく出てから決めるという。18きっぱーなら共感してくれる部分じゃないだろうか。


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大阪駅で米原行きと姫路行きの案内を睨みつつ、西か東かで悩みまくる。これもよくある展開。あるいは福知山行きも…とまで考えたが、とりあえず西に決定。姫路行きの快速に乗り込む。なんとなく、福山でチラッと降りて、2019年に大フィーバーしたサイコキラーおにぎり始めをしようというような、旅の目的の軸が見えてきた。サイコキラー始めしたいがために日帰りで福山……何か間違ってる気もしたが、福山はあくまで通過点。その周辺でやりたいことを探せば良い。たとえば前に紹介した笠岡ラーメンとかもあるわけで。

 

だいたい笠岡駅って、真面目に行こうとすると、大阪駅から片道4070円もかかるのだ。岡山に行くよりはるかに高い。18きっぷで山陽本線に乗ったおり、何かのついでに下車してるから、簡単に行けるみたいな勘違いをしがちなのだけど中々行く機会のない貴重な場所だ。「片道4510円かけて尾道に旅行に行くのと、片道4070円かけて笠岡旅行に行くのと、あなたどっちします?」って聞かれたら文句なく尾道と答える人が多いだろう。18きっぷというのは普段ならば絶対に出来ない贅沢が出来るわけだ。「大阪駅から尾道駅までの切符なんか250Km超えてんだから余裕で笠岡駅の途中下車が可能だろ!」みたいな鉄オタ的なつっこみは、くれぐれもやめてもらいたい。


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ああだこうだ考えているうちに福山駅に来てしまってた。大阪駅から3時間半程度だからこんなもんだ。結局、笠岡駅とかはスルー。倉敷で降りてぶっかけうどん古市とか食べたろうかなあと思ったけどそれもベタなのでスルーしている。あんまり朝から飯を詰め込んでも。それにしても近年はJR西の遅延がよく起きる。必ずと言って良いほど起きている。なんでなのかはよくわからない。


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さんすてのサイコキラーへ直行……する前にぷらぷらとさんすて内の飲食店とか見学してた。どうせろくに目的のない旅だし見てないところを見てやろうと。意外と店が多かった。サイコキラーへ戻っておにぎりを4つ買う。今まで忌み嫌ってきたおかかにも挑戦。


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サイコキラーおにぎり始め。袋の撮影の儀式。今回はレジ前にいかしたデザインのパンフレットがあるのを発見して貰ってきた。名刺サイズなのにソーセージのいろいろが解説されており楽しい。まあ何をいっても表紙のサイコキラーおじさんが目当てなのだが。サイコキラーおじさんの柄のTシャツの発売が待たれる。


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駅ビルの立ち食いうどん。ちゃんと椅子あるけど。実質的に福山駅うどんはこの店ということになっている。今まで気にはなっていたけど、ほかに行く店が多すぎて利用したことは無かった。このチャンスに入ってみることにした。ポスターの福山ラーメンというのが猛烈に気になってしまっていた。『福山ラーメン』というジャンルがあるのか無いのかはよくわかってない。たしかに福山にはラーメン屋は多いし、尾道ラーメン系の店もいくつかあるし、尾道ラーメンそのものの支店もいくつか存在してきた。尾道ラーメンの影響下にある地域なのは間違いない。しかしそれを福山ラーメンと呼ぶのは難しいように思うし…。まあとにかく福山ラーメンを名乗ってる貴重なうどん屋なので確かめてみるしかない。


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駅のうどん屋とタカをかかってたら福山ラーメンはなんか凄そうな百選に選ばれたようだった。なんなのかは分からないが、福山の百名店のひとつとなればなかなか……多いな。

 

調べてみたらこのお店『あじわい麺処』の福山ラーメンは、福山百選総合部門で432位、食の部門で87位だったそうな。ぎりぎり百選なのは間違いではなかった。凄い!?


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10時くらいの段階ではガラガラ。食券機で福山ラーメンを購入。570円かなんかだった。うどん屋のラーメンとはいえ、600円しないのは偉い。


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食券出して席で待ってたらすぐ作ってくれた。意外といったら失礼だけど、食欲をそそられるビジュアルだししっかりしたラーメン。スープの透明感などたいしたものだった。細麺で背脂が浮いているところは尾道ラーメンの流れをしっかり汲んでいる。ていうか尾道ラーメンじゃないのとも思った。香ばしいスープが実に美味しい。


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麺も固めで食べ応えがある。量もわりと多くて満足度は高い。百選は伊達じゃなかった。これが福山ラーメンなのかはよくわからないし尾道ラーメンと言われたら従いそうだけど、福山ラーメンと名乗ってる以上はパイオニアなのかもしれない。なんせ市民投票で百選に選ばれてしまっている。実際に美味いし。

 

かつて尾道駅にうどん屋さんがくっついてあって、そこの尾道ラーメンが意外な美味さ(でも誰も語ってなかった!)で大好きだったのだけど、駅の改装で無くなってしまい悲しかった。福山ラーメンがその穴を埋めてくれるのかもしれないと思った。僕は手軽に食べれる美味いラーメンってのが大好きなのだ。ラーメンに行列とか付加価値とかドラマとかカリスマ性とか、本来はそんなあれこれ要らないし無ければない方が良い。「お、この店って意外に美味いね?また来たくなるね?」こんな感じがラーメンとしては理想ではないかねと。


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満足してとりあえずは福山駅を後にしてさらに西へと行くとこにした。ずんだ大福が気になってしまった。いつも売ってる気がする。

18きっぷで讃岐うどん始め。

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過去には1日から高松に行ったこともあって、それなりにうどん屋は開いてるもんだと思った。今年も元日が休みだったので行こうかと思ったが、疲れがあったのでやめておいて、3日にまた休みだったので出かけているわけだ。とにかく何に4回くらいは高松に行きたいし、初詣なんか行かなくても香川県詣ではかかせないと思っている。お正月はちょうど18きっぷが使える時期というのも良い。期限が1月10日までなので必死である(ここんところ12月はあまり消化できない年が続いている)。

 

さて、いつものように京橋から大阪へ行き、大阪から快速で姫路へ向かう。ここまでは問題はほとんど無い。姫路からの岡山行きが最大の難所で、快速12両などでやってきた連中が、1時間に1本くらいの3両編成(ラッシュ時は6両とかのときも)とかに押し込められて岡山まで90分くらいゆられるわけで、ここの席取りはかなり熾烈。とはいえ今回はそれほどでもなかった。あんまり見てなかったけど編成が多かったのだろうか(編成とか数えてると席を取られるので見ない)

 

さて岡山までやってきて驚いた。めちゃめちゃ人が多いやんと。トイレとかも見たことのない長蛇の列。とくにウンコ列がひどかった。おしっこの方はそうでもなくてスッと入れたけど、あれって中に入っていかないと分からないので、ウンコ列に並んでしまって大変な思いをしているおしっこユーザーも多いんだろうなと他人事ながら心配になる。ここで気がついたけど、これお正月の帰省ラッシュなのだろうなと。3日ともなるとそういうのが始まっていてもおかしくなかったのだ。

 

そして高松行きの快速マリンライナー号もやはりすさまじい人。あとから乗ってきた人は立ちになって完全にラッシュ。快速マリンライナー号に関しては、岡山駅始発で停車時間が長いので、乗り換えギリギリの旅程は組まず、できれば早めに乗り込んでおいた方が無難なのだ。

 

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そうして着いた高松駅。家から出てだいたい5時間後。到着は10時すぎ。こんな調子で何年間も通い続けてきた。マリンライナー号をスマホで撮影してる人たちもお約束。最初の頃は携帯の写メだった。確実にその頃は改札も有人だったし…。

 

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おそらく十年は食べてない高松駅の連絡船うどん。美味い記憶はあるんだが、「なにもここで…」という気持ちになって食べない年月が積み上がっていっている。美味いなら食べたら良いのに、頑として食べないパワーは一体なんなんだろうか。本当は美味くなくて記憶を美化している可能性もあるが、記憶が美化されてるなら食べたりするはずなのに…。とにかく人生で最低2回は食ってて、冷たいうどんが美味かった記憶しかない。でも冷たいうどんなんか、たいがいどこで食べても美味いのが高松。やはり美化が一回転して、むしろ侮りの記憶になっているのかも…。そして今回もスルー。


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高松も季節ごと来るたびにダイナミックな開発で景色が変わっている。裁判所裏も何かごちゃごちゃあった気がするが、すっかり風通しのよい風景になってしまった。かつてなにが風通しを妨げていたのかもはや思い出せない。


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植田うどんが営業してるのを確認。最低でもここで食べることが出来る。ここはかつては『根っこうどん』だった。


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高松三越裏に手打ちうどん義経を見つける。こんなところにうどん屋があるだなんて、ずっと知らなかった。しかも新しい店とかではなく、かなり年季が入っている。知ってるように思い込んでいるエリアも、知らない店はとことん知らない怖さがあると感じた。


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メニュー構成がどことなく関西のうどん屋風。かけうどんじゃなくて、すうどんというところも。

 

お店に入ってみると、入り口におでんとおにぎりがあり長いカウンター。先客は2人くらい。店構えどおりの年季の入った大将がうどんを湯がいていた。


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カウンターのところには木葉状の天ぷらが積み上げられている!関西とか、九州とかではたまに見られる光景だけど、これは香川では珍しいスタイル!しかもその天ぷらがエビだけでなく、なんきんとか、しいたけなどが入っている関西人でも見たことがないタイプ。

 

迷わず天ぷらうどんと注文する。小中大と聞かれたので中と言いたいところだが、何軒か行くかもしれんとぐっとこらえて小を。サイズを聞かれるところも、やっぱり讃岐うどんだなあと思う。関西うどんではまず無いので。おおむね小で、関西うどんの普通サイズくらいなので覚えておこう。


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小の天ぷらうどん。このビジュアル。最初、他のお客さんのどんぶりと並べられたとき、ちょっと小さいかなあーここの小はマジで小サイズの店だったかなー中と言っとくべきだったかなーなどと思ってしまったが、食べ始めるとぜんぜん普通サイズだった。そしてうどんが美味い。暖かい出汁で食べるうどんの美味い店は本当に尊い。天ぷらも期待どおりサクサクでたまらない。熟練の大将である。関西のうどん屋のおばちゃんみたいに、無神経に天ぷらの上からドバドバぶっかけるような真似はしない。最後に丼ににそっと乗せてくれたので、出汁にひたされている部分から徐々に崩壊がはじまっていき、良い具合に天かす的にもなっていく。かけうどんに別皿でネギと生姜をつけてくれる配慮も珍しいし嬉しい。かけうどんに生姜は実は合うのだった。香川でも愛好家は多い。出汁はばっちりいりこの効いている讃岐うどん。こんな良い店をずっと知らなかったのは痛恨。そして新年最初のうどんがコレで良かったと心底から思った。

 

お勘定をしたら450円だった。表の看板には天ぷらうどん500円とあった気がするけどあれは中の値段だろうか。今度きたら中サイズで食ってみたい。おにぎりも妙に美味しそうだった。大将の年齢を考えても待った無しのお店。間に合ったという感じか。


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地上最強のうどんゴッドハンドは4日からの営業だった。

岡山駅前のサウナハリウッドと、サウナカプセルイン岡山について

岡山駅近くのサウナ施設というと、自分的にはサウナハリウッド一択だったのだが、「サウナカプセルイン岡山にも行ってみたら?」というオススメをいただいていた。

 

そして今夏に、たまたま岡山で2泊する機会があった(というか強引に機会を作った)ので、1泊目はカプセルイン岡山を試してみることにした。もちろん両方とも楽天トラベルで予約可能。

 

けっこう遅い時間に岡山駅から向かう。サウナカプセルイン岡山は駅からわりと遠い。何度も使っているサウナハリウッドが駅のド正面という立地だけに少々面食らう。

 

駅前の繁華街を通り過ぎて、昔使ったことのあるビジネスホテルも通り過ぎて、さらに先だった。この辺にサウナがあった記憶なんかは無い。けれどその頃はサウナに興味がなかったから、たとえ見ていても見えていなかったはずだ。

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カプセルイン岡山はビルタイプの大きめの施設だった。けっこう先からネオンが見えた。駅前のハリウッドがパチンコ屋の二階にあるコンパクトな施設なのとは好対照。大東洋とかサウナニュージャパン梅田店とかニューサウナシャンなどを連想させる。サウナといえば…という風情だ。

 

受付のおばちゃんも建物の印象通り、良い意味で地元感たっぷり。僕みたいな泊まりの旅行客もそれなりにいるだろうけど、基本は高齢の常連客がけっこう多い印象だ。長年愛されて来たサウナっぽいが、いつごろからやってるかは知らん。

 

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ロッカールームに荷物を入れてカギを腕にまいて出陣。ロッカーは昭和な細いタイプなのでカバンをつめにくいがしょうがない。カギはベルトタイプでちょい面倒くさい。最近はプラスチックバネ式の伸縮性のあるやつをよく使っていたので…。すべてのサウナ施設は、バネ式のやつに移行してもらいたいものだ。しかしバネ式はバネ式で欠点もあるのだろうか。腕に痕が残ってしまうのが嫌な人もいるかも?

 

さて、サウナだけど、可もなく不可もなしのそこそこの湿度の遠赤外線サウナ(当然ながらテレビ付き)と、ユーカリの香りのするぬるいスチームサウナの二本立てだった。水風呂もそこそこ気持ちいいっていうか温度15度とかなり低い方。でかいジャグジーがあるのもお約束。十分にととのえる設備だった。水風呂はけっこう冷たいほうだと思う。今流行の炭の入ってるやつだ。ジャグジーのボタンがあるのがよくわからなかった。たまに押してやらんとジャグジーにならんのかな…。

 

ここのサウナ室。これだけベテラン感のある施設だといわゆるテレビが付いているのは覚悟してたのだけど、驚いたことにリモコンでテレビを消すことが可能になっている。サウナ室のテレビのリモコンが付いているところはけっこうあるが、消せないようになってたりすることも多いのでこれは衝撃的だった。しかし後から入ってきた奴が付けたりするので壮絶なオンオフ争いが勃発する可能性も…。夜中とかサウナを独りじめしているときは天国かもしれん。僕はしばらくテレビを消して堪能していた。

 

他に特筆すべきものとしては、館内の扇風機がなぜかすべてダイソンという妙なこだわり。普通の扇風機に比べてどうとかはわからないが、羽根が無いのが嬉しい人もいるのかもしれない。初めて体験したのでちょっとうれしかった。

 

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一般的なサウナ施設とおなじく館内には食堂が付いている。 何があるのかなと思ってメニューをペラペラめくったりするのは好きだ。けっこう簡単なおつまみ類も良いが、生チャーハンに惹かれてしまった。

 

生チャーハン!!!

 

けっこうインパクトのある料理。少なくとも僕は初めて聞く単語だが、一般的にあるものなのだろうか。それともカプセルイン岡山オリジナル?気になったが、実は高松でたらふく食べて飲んできた帰りに岡山に寄ったのだった。だからお腹は空いてなかったので注文はしなかった。今は後悔しているかもしれん。写真をみるに、生卵をのっけたビビンバ的なビジュアルだ。卵かけご飯の発祥といえば岡山。なんかこだわりがありそうでもある。


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サウナでととのってカプセルで寝て起きた。宿泊には朝食バイキングが付いているので見に行く。内容はフルーツ缶に、ポテトサラダに、ゆで卵にコーヒーといった実に簡単なものだった。こういうのに別に贅沢は言わない。品数とか多かったらそれはそれで嬉しいけど、バイキング的なものが宿泊にセットされているだけで儲けものだと思ってる。変に簡素な朝食バイキングは意外に好きだったりする。ただし今回は食べたいものが無かったので、飲み物だけにしておいた。

 

全体的な感想としてはカプセルイン岡山は、値段との釣り合いのとれた良いサウナだと思う。駅から遠くて使いにくい面はあるが。昭和的なカプセル&サウナを求めている人は間違いのない施設。

 

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その点において岡山駅前サウナ&カプセルハリウッドはコンセプトが明確だ。

 

とにかく便利で安くてサウナでさっぱりしてカプセルで即寝!!!

 

こういうコンセプトに基づいて、シンプルなまでに集約されたデザインになっている。やれマーサージだ、やれコミックコーナーだと、館内でのエンジョイをべつに求めていない旅人サウナーにはうってつけの施設。

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いわゆる大東洋みたいにパチンコ屋が経営しているサウナなんだが、もろダイレクトにパチンコの二階にある。こちらのペンギンのキャラクターが目印。階段をあがったら靴箱があってフロントが即ある。そこで受付をしたら、すぐ横にロッカーがあって、即風呂場!!!

 

フロントが1階で、ロッカーが地下1階で、風呂場が4階で…みたいなサウナ施設に慣れているとなかなかに衝撃的な導線といえる。銭湯に近い即風呂感が最高だ。二階が食堂とリクライニングシート室になっており、その上がカプセルルームという分かりやすさ。ここより導線がシンプルなサウナ施設としては、静岡のサウナしきじと、名古屋のウェルビー名駅店くらいしか知らない。つまり、こと導線に関しては、全1クラスということだ。しかも清潔感などもその2店に引けは取らない。

 

お風呂場は小さめでシンプルに浴槽とジャグジーと水風呂が均等に並んでいる感じ。ととのい椅子も2つだけ。サウナ室も、わりとカラカラ系かつ80~90度くらいの熱すぎない遠赤外線サウナがひとつだけ。

 

選択の余地は無い。身体あらって、よく拭いて、遠赤外線サウナ室にじっと座る。テレビはあるが、そこまでうるさくはない。そして熱くなってきたら水風呂に入ってととのい椅子で休憩。特に何の仕掛けもないサウナだけど、導線がコンパクトなのでサウナ~水風呂~休憩のセットを高速でぶん回せる。好きなだけぶん回してととのって欲しい。ととのい椅子が2つしか無くて渋滞している時もたまにあるけど、そういうときはお風呂のへりで休憩。

 

サウナ室の湿度とかのクオリティからしたら、サウナカプセルイン岡山の方が微妙に上かと思うけど、使い方次第でこちらもぜんぜん悪くないと思っている。施設が新しくて掃除も行き届いているし…。遠赤外線サウナのカラカラ系を嫌う人もいるが、温度が抑えられていて居心地はわるくない。そしてロウリュは不可能だけど、サウナ室内に水瓶を置いたりして、なんとか湿度を保とうとしている工夫が泣かせる。タオルや汗マットもいちいち良い場所に設置してあって憎い。選択の余地がなさすぎて「迷いが生まれない」良さというのもある。

 

あとサウナハリウッドの独自性を出す施設としては風呂場の前に腹筋ベンチがあったりする。どうでも良いですけど…。

 

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忘れてはいけないのが、ロッカールームにある岡山市保健所のこのポスター!岡山市の銭湯にはだいたい貼っているのだろうか。岡山市で銭湯に行った事がないのでハリウッドでしか見ない。おもしろかわいいし、桃太郎さんというのがめちゃくちゃ良い。ハリウッドに行ってまだこれが貼られていると安心してしまう。サウナ版も描いて欲しい。身体をよく拭いてサウナ室に入りましょうとか、水風呂に入る前は汗を流しましょうとか…。


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f:id:butao:20190911135311j:imageそしてサウナハリウッドにも朝食バイキングがついている!!

こちらも簡素なものだが、卵かけご飯オンリーという潔いコンセプトメニュー!!!

何度も言うが、岡山は卵かけご飯の発祥の地にして卵の生産量も多い。朝から卵かけご飯を思う様に食えるというのはかなりご機嫌なのである。ここの朝食バイキング(卵とご飯と漬物と味噌汁が食べ放題)ははっきりいって楽しみ。

 

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普通に新鮮で美味しい。しょうゆの他にカレーソースという変わり種も選べる。朝食バイキングといえばカレーなので。ついついカレーソースを使いがち。こういうのは満腹で動けなくなるまで食べてしまうので毎回理性で3杯くらいにとどめておる。

 

食堂もシンプルな作りになっており何よりテレビが無いのが嬉しかったりする。サウナといえばサウナ室のテレビ問題がとやかく言われるのだが、食堂のテレビもうるさすぎて落ち着けない問題がある。ハリウッドはサウナ室と休憩室にテレビが集約されているので食堂は静かに飲み食いできる。これはサウナ施設としては地味ながらファインプレーかもしれない。メニューもあんまり高くないので、夜にここで飲んだりするのも悪くない。岡山駅前の近隣の居酒屋と変わらない価格帯だ。

 

ハリウッドにひとつだけ難点があるとすれば、昼間の時間に静かに仮眠できるスペースがあまりにも貧弱なことくらいだろうか。でもだいたいの人は夜にカプセルで寝れれば満足だろう。良くも悪くも風呂と食堂とカプセルを往復するだけの施設。余計なものをそぎ取って必要なものを提供する姿勢は好感がもてる。

 

岡山のサウナー宿泊としてははどちらもありだけど、僕は駅前でハリウッドに入ってしまうかもなあ~。立地は強い!

 

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2019夏の18きっぷの乗車記録

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今回は2冊10回分あった。スタートが8月の半ばからだったのでどうかと思ったが、終わってみれば、わりに無理なく消化できたように思う。

いつものように移動の備忘録をつけておく。

 

今回も駅名のあとに()で都道府県を入れているが、沖縄の人から、そうしないと分からないと言われたのでずっとそうしている。沖縄対応とはそういうこと。

 

一回目

大阪(大阪府)ー高松(香川県) 4620円

高松(香川県)ー岡山(岡山県)ー姫路(兵庫県)ー天満(大阪府) 4620円

天満(大阪府)ー京橋(大阪府) 120円

 

安定の香川県日帰り。これだけで猛烈なコスパを発揮する。台風が来ていたので早めの切り上げをした。

 

二回目

京橋(大阪府)ー天満(大阪府) 120円

大阪(大阪府)ー草津(滋賀県) 1140円

草津(滋賀県)ー野洲(滋賀県) 200円

野洲(滋賀県)ー天満(大阪府) 1320円

天満(大阪府)ー京橋(大阪府) 120円

 

夕方から普段行けない滋賀県散策。滋賀県は大阪からだととても近く感じるが、実は地味に電車賃が高い。18きっぷはありがたい。 

 

三回目

京都(京都府)ー静岡(静岡県) 5620円

静岡(静岡県)ー清水(静岡県) 240円

清水(静岡県)ー富士(静岡県) 410円

富士(静岡県)ー静岡(静岡県) 580円

何も考えずに出発した旅。久しぶりに京都駅スタート。

このあたりの話はネットラジオで紹介している。

 

四回目

静岡(静岡県)ー浜松(静岡県) 1320円

浜松(静岡県)ー豊橋(愛知県) 670円

豊橋(愛知県)ー名古屋(愛知県) 1320円

名古屋(愛知県)ー尾張一宮(愛知県) 300円

尾張一宮(愛知県)ー名古屋(愛知県) 300円

名古屋駅入場

静岡から名古屋に移動。途中下車不可な距離なので18きっぷが威力発揮。

あと、気軽に名古屋駅に再入場して、ホームの立ち飲み屋に行ったりしている。

金額には現れない18きっぷの魅力。(細かくいうなら2時間ごとの入場料換算しても良いけど…) 

こちらもラジオで語っている。

 

五回目

名古屋(愛知県)ー大阪(大阪府) 3350円

天満(大阪府)ー京橋(大阪府) 120円

名古屋から帰っただけ。

とくにドラマなし。

 

六回目

京橋(大阪府)ー天満(大阪府) 120円

大阪(大阪府)ー大津(滋賀県) 970円

大津(滋賀県)ー野洲(滋賀県) 320円

野洲(滋賀県)ー京橋(大阪府) 1320円

これも夕方から再度滋賀県探訪。 

1日単位でみるとほとんど得はしていないが、こういう使い方は大好き。

 

七回目

京橋(大阪府)ー笠岡(岡山県)ー福山(広島県) 4000円

福山に行きたかったので。なかなか行けない笠岡で途中下車したくらいで、欲張らずに一直線に向かう。

 

八回

福山(広島県)ー明石(兵庫県)ー天王寺(大阪府) 4000円

天王寺(大阪府)ー美章園(大阪府) 120円

美章園(大阪府)ー京橋(大阪府) 180円

基本的には帰ってきただけだが、最後に微妙な悪あがきをみせた。

美章園は再訪しておきたかった場所。 

 

九回目

京橋(大阪府)ー高松(香川県) 4620円

高松(香川県)ー岡山(岡山県) 1510円

高松に行って岡山に泊まる。

これもなかなかの黄金コースといえると思う。 

 

十回目

岡山(岡山県)ー大阪(大阪府) 3020円

天満(大阪府)ー森ノ宮(大阪府) 160円

森ノ宮(大阪府)ー京橋(大阪府) 120円

岡山から一直線で戻ってきただけ。

何のドラマ性も無い。

だもんで終電ギリギリにちょっとだけ悪あがきしている。

本当は玉造くらいまで行きたかったが、時間のロスなので森ノ宮で止めといた。

 

今回は合計で46950円ぶんの乗車をしたことになる。

18きっぷ自体も定価よりも安くわけていただいたので十分にお得でした。

高松の讃岐うどんの名店!さか枝の本店が営業再開したので行ってみた!?

夏の18きっぷの一回分を使って恒例の香川県旅行。今回は日帰りにした。

 

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いつもの快速マリンライナー号で瀬戸内海を渡っていく。下りのマリンライナーは、進行方向の左側の窓に座るのが良い景色を観るセオリーとされている。

 

しかし今回はあえて右側に。これが正解。スカッとする晴れやかな青空。青い海。このときほど瀬戸大橋の西側の景色が美しく感じた事はなかった。

 

そのまま何も考えずJR高松駅まで向かう。高松市の老舗うどん屋のなかで、最も有名なお店の一つが、さか枝本店だ。それが店主の老齢化で5月に店を閉めてしまった。県内のテレビニュースになったほどの衝撃だった。しかし8月に引き継ぐ人が現れて、営業を再開したとのこと。さっそく訪ねてみたくなったのだ。

 

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高松駅到着は9時39分だった。そろそろ暑くなってくる時間帯だ。さか枝本店というは駅から遠いので、正直いって暑い時期には行きたくない店。けど今回は仕方がない。

 

高松駅から近い場所にある味庄うどん。ここも老舗で、昔ながらなボロいうどん屋で、しかも朝5時から営業しているという便利なお店。けどお盆だったのでさすがに閉まっていた。さか枝に行く前に、軽くうどんをのばしていこうかと(「そばをたぐる」のうどん形)思ってのだが。仕方なし。

 

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駅からひたすら直線を歩いていく。冬だったらなんてこともないのだけど、夏の暑い時期はたちまち汗が吹き出てきそうだ。高松市街は都会だからか夏は厳しいイメージがある。アーケード以外には歩いていきたくない。

 

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道中にある府中家うどん錦町店がまだ残っていて、懐かしいとか思っていたら、見た目はほどんど同じでも、ちく泉うどんというのに密かに変わっていた!

 

こちらの通りは地元民しかほぼ来ないエリアかと思われるので、人と同じ店には行きたくないという偏屈な人にはオススメしたい。聞くところによると、ちく泉うどんはかなり美味しいらしい。

 

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さか枝うどん本店は、香川県庁の裏手なので、香川県庁が目印でまず迷わない。

 

こだわり麺や高松店は、県庁のだいたい向かいくらいのところにあるうどん屋さんだ。いわゆる香川県内だけにあるはなまるうどん的なチェーン店のひとつ。なぜかマレーシアには進出しているが、他府県の人間で知っている人はけっこうな香川好きだと思われる。

 

この高松店、お昼時はとんでもなく人気だ。立地の良さもあるし、メニューが多くて、天ぷらとかの種類も豊富なので、みんなが詰めかける理由もわかる。ただこの日はお盆休みっぽかった。開いていても行かないけど(ディスっているわけじゃない)

 

そこからさらに右折して、県庁の裏まで歩いていく。裏といっても、県庁は県庁だけあってでかいのでなかなか遠い。この日は暑いわりに風が強かった。なんせ台風が接近してきているらしいのだ。途中で帽子を飛ばされてしまった。暑くて風の強い日はこれが怖いのだ。

 

どこへ飛んでいったのかと道を探したが見当たらない。香川大付属小学校かなんかの敷地内まで飛ばされていた。道と敷地を分けている垣根に頭をつっこんで、ギリギリ手がとどいて帽子は取り戻せた。枝があちこちに刺さっていたみたいで軽く血まみれに。うどん屋に行く前に、血まみれになる人はあんまりいない。

 

さか枝本店

汗まみれ、軽く傷だらけになりつつもさか枝本店に到着。情報どおり営業していた。かつては朝5時からうどんの食える店として重宝されていた。再開後の営業は朝10時からだそうだ。これは仕方がない。引き継いだ方もかなりの高齢。さすがに長い営業はしんどいのだろう。良い方向で考えると、大阪から始発電車でやってきても、打ち立てのうどんが食べれるという事だ。

 

店内では、かなりの人数がすでにうどんを食していた。僕のような旅行者風の人も多い。さすがの人気店。

 

さか枝本店

僕くらいの讃岐うどん遠征キャリアを積んでくると、あまりあれこれめぐろうという気がしなくなってくる。それよりかは美味しい店で心いくまで食べたいという地元民的な気持ちが強くなってくる。これがプロの心境か。駅近くの味庄をひっかけて行こうとしていた件については、どうか忘れて欲しい。

 

今回の場合は、最初からさか枝にターゲットを絞っていたので、迷うことなく「かけうどん中」を頼む。さか枝のうどん玉は、わりあい量があるのを知っていての行為。

 

さか枝本店

さか枝では、どんぶりのうどんを受け取ったら、自分でテボに入れてお湯で温めるセルフシステムになっている。最近はこの方式もどんどん無くなってきている。僕はある程度はコシのあるうどんが好きなので、うどんを温めずにそのままダシをかけていくスタイルが好きだ。さか枝では、ごらんのように、蛇口をひねったらダシが出てくる。

 

かけうどんを頼んでおいて、ダシをかけず、薬味と醤油だけで食べるというストロングスタイルも存在する。けど、ダシをいれてかけうどんスタイルにして食べるのが、まずは無難。さか枝のかけうどんは美味しいのだ。

 

さか枝本店

天かすとネギも自分で入れる。生姜も用意されている。かけうどんに生姜を入れるのが好きな人もいる。たしかにそれはそれで美味い。僕はあんまり入れない。

 

思ったとおりのうまいうどんだった。これは以前でいえば朝5時台に食える味だ。素直に嬉しい。なめらかなうどんがするすると胃におさまっていく。たちまちどんぶりが空に。

 

さか枝本店

どうしようかと120フレームくらい考えて、やっぱい今回はさか枝本店に骨を埋めたいと思いぶっかけうどん冷たいのんの中を追加で頼む。しかも天ぷらも2個つけた。今回はしょうがも絶対に入れる。ぶっかけうどんとか、釜揚げうどんには、しょうがが正義。

 

讃岐うどんの定番といえばゲソ天を思い浮かべる人も多いと思う。たしかにあれは見栄えも良いし食べごたえも抜群だ。香川ではなすの天ぷらもド定番。県産のどでかいナスの天ぷらは、うどんと合わせてついつい食べたくなる。

 

あと、なんといっても海老天。写真の赤い棒みたいなやつ。かまぼこ的なすり身の天ぷらなんだけど、これもうどんにはかかせないものだ。大阪ではほとんど見かけない代物なので来たら食べたくなる。スーパーでも売ってるので、たまにお土産として買ってかえるくらい。えび天とうどんを合わえるだけでもう香川気分。

 

中を2杯食って、さすがに今回は大満足。さか枝本店には長らくの活躍を期待したい。

(これ書いた直後に開店時間が8時30分に早まったという情報をいただきました!?) 

 

帰りは中央通りまで出る。高松駅方面に戻る途中で、かなり立派な歩道橋を見つけた。今までも何度も通っているはずの道なのに。あんまり興味ないものは見えないのだ。エレベーターがついているので階段がきつい人にもやさしい。面白そうなのでエレベーターを使って上がってみる。エアコンも何もないので暑すぎた。

 

中央通りを見下ろす。エレベーターが暑かったぶん、風が吹いてなかなか気分が良い。降りるときはエレベーターは使わなかった。

 

さか枝南新町店

渡っったついでだからとアーケードの中に入る。さか枝南新町店の前を通ったら、本店の営業再開の張り紙があった。南新町店でうどんを食べる元気はさすがに無い。こちらは、同じさか枝でも、メニューが違っていて、味もかなり違うので、これはこれで魅力のある店舗だ。なにより場所や営業時間が便利。

 

ヤノベケンジ作のキモい猫のオブジェに遭遇した。ヤノベケンジといえば大阪の南茨木駅前の奇妙なオブジェが大阪人には馴染みがある(か?)。

 

宇宙服みたいなものを着ていたデカイものがあったら、だいたいヤノベケンジと思ってもらって間違いないかも。

 

商店街で推している!?なぜ!?

 

三越の方まで歩いたらまたしても別の個体が。夜にみたら怖そう。どうもあと一体いるらしい…。

 

石化したひょこたん

一方で兵庫町商店街のキャラクターといえばひょこたんだ。アーケードの入り口あたりには石化したひょこたんが設置されて長いのだが、近年はその周りに色々できまくって妙に騒がしくなっていっている。この背後にある寄鳥味鳥という骨付き鶏の店は美味い。

 

UDON

UDON

 

2006年の当時のさぬきうどんシーンを記録した今となれば貴重な映画。風景もだいぶ変わってしまった。

2018-2019の冬の18きっぷの使用実績の覚書。

2018-2019年の冬の18きっぷの集計をしておこうと思う。

 

今冬はさすがにスケジュール的に余裕がまったくなくて、18きっぷはスルーしようかと思っていたくらいだった。18きっぷを使わない旅行をすればどう考えても安くついていたはずだ。だからかなり苦しい使い方をしている。しかし苦しい使い方もそれなりに面白くなってきてしまった部分はある。

 

今回も駅名のあとに()で都道府県を入れているが、沖縄の人がそうしてくれないとわかりにくいと言われたのでずっとそうしている。沖縄対応とはそういうこと。

 

一回目

大阪駅大阪府)ー名古屋駅(愛知県)3350円

これ第一回目が12月26日なのである。18きっぷを買ったのが前日の25日。その時点で終わっている。1月10日の終了日までにあと4回使わないといけないし、旅行に行ける日なんかあと1日しかないというとんでもなく切迫した状況。しかも名古屋に行った理由が「12月末で切れる近鉄株主券を無駄にしたくなかったから」というのが我ながら痺れる。

 

だったら18きっぷなんか買わずに名古屋までの片道を買えば安く済むし後腐れもない。でも買ってしまうのが18きっぱーなのかもしれない。18きっぷの旅というのは18きっぷでしか出来ないのを知っているからだ。

 

夕方に出発して(それが限界だった)名古屋に到着したのは夜。ウェルビー栄店で一泊してから、翌日は何もせず急いで近鉄株主券で大阪まで帰ってきた。ミッションコンプリートだ。

 

二回目

大阪駅大阪府)ー草津駅滋賀県)1140円

草津駅滋賀県)ー京橋駅大阪府)1140円

年が明けて1月3日の使用。まさに18きっぷを消費したいがための消費。出発したのが20時を回っていたのだからたまらない。でもこんな無駄な移動は18きっぷでしか出来ないので、醍醐味といえば醍醐味だ。終電ギリギリまでいるという危険は冒せなかったので、滞在時間は1時間ちょっとくらいだろうか。実際、帰りの列車が人身事故で少し遅れたのでちょっと焦る。本当は野洲行ってから草津とか考えていたので、やらなくて本当に良かったと思った。遅い時間に2府県またぐのは微妙にスリルがある。

 

三回目

姫路駅(兵庫県)ー大阪駅大阪府)1490円

大阪駅大阪府)ー大津駅滋賀県)970円

大津駅滋賀県)ー京橋駅大阪府)970円

これ特殊事情で、姫路から大阪まで帰らなければならないスケジュールだったので、それに利用した。ついでに大津にも行くという利用方法。 18きっぷだと関係ないが、姫路から大津まで直通だと高くなってしまう運賃の闇。だから分けて書いている。実際に大阪で一度降りて仕事を済ませている。

 

大津まで行ったのは秋吉大津店で一杯やるため。こういう贅沢利用が、時間のない場合の18きっぷの主な使い方になるかと思う。トータルで得をしていれば良い。なかなか気分が良い。

 

四回目

大阪駅大阪府)ー岡山駅岡山県)3020円

最後の2回はようやく旅行らしい旅行。といっても、終電手前くらいに岡山行きに乗っただけだ。少しだけ早く出れたので良かった。岡山に行くだけで18きっぷのアベレージとしてはあり。 到着したのは21時過ぎだけど、この時間なら飲んだりする時間は少しあったりするのだ。サウナにも入れた。岡山駅前のサウナハリウッドは、ずっと再訪したかったのだ。感無量である。これだけでも岡山の価値がある。

 

五回目

岡山駅岡山県)ー高松駅香川県)1510円

高松駅香川県)ー岡山駅岡山県)1510円

岡山駅岡山県)ー伊丹駅兵庫県)3020円

伊丹駅兵庫県)ー京橋駅大阪府)320円

18きっぷ最終日にして、ようやく1日フリーという日。 そりゃまあ、マリンライナーに乗って、高松に行くに決っている。うどん一杯のために。それで本当にうどん一杯だけ食って岡山にとんぼ返り。まさに18きっぷならではだ。こんな贅沢はありえない。自分がなぜ18きっぷが使いたかったのかが理解できた瞬間。

 

岡山でゆっくりしてから、夜は伊丹駅に移動してまた遊ぶ。

 

ほんと、高松がからむと一気に18きっぷのアベレージが向上していく。つくづく関西人はお得である。

 

 

合計18440円ほどの移動をした。

 

いつものごとく18きっぷは金券屋で11500円くらいで買ったので、結局はかなりお得感があった。恐れずに買って良かった。 

コンパス時刻表 2019年 01 月号 [雑誌]

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今回泊まったサウナはどちらも安いうえに名サウナ。楽天トラベルで予約も出来る。


 


 

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