温玉ブログ

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三宮駅そばの『天一軒』の焼鳥モモカタイは超うまい!

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三宮に久々に行ってきた。コロナの影響もなんのその、土曜日の三宮はそこそこ賑わっていた。そしてJR駅前のガード下の中華料理店の天一軒も人がいっぱい。こちら三人だったのだけど、なんとかテーブル席を確保。3つしか無いのでなかなかタイミングよくは座れないと思う。それくらい人気店だ。

 

行列とかそういう類の店ではないけど、常にお客さんでいっぱい。この日もテーブルのひとつでははみ出るくらいの人数のグループが宴会をしていた。神戸民がなぜこの店に引き寄せられるのかはよくわからないが、いろいろのメニューが美味いのは間違いない。とすると旨さなのか。


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ここに来たら何はなくとも焼鳥モモ。ヤワラカイとカタイの2種類があるが迷わずカタイを選ぶ。焼鳥が売りの中華屋というのも珍しい。カタイは親鳥なのだろうか。とにかく歯応えがあって美味い。大瓶ビールとの相性がとにかく良い。


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カタイを2人前頼む。無限に食えそうな気がする。秋吉の純けいとどっちがお得だろうか。一皿で純けい10本分くらいと考えると、だいたい同じくらいかな。ビールとこれだけを食べ続けるとしたら、もしかしたら1人で3皿くらいいけるかも。


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メニューは非常に簡素。いちおうラーメンが中心の店なんだろうか?ラーメンは食べたことがない。焼鳥の他にはタンとシンゾウも看板メニューぽい。これは冷たいやつが来る。なんにせよ変わったメニュー構成。人々を惹きつけるのはこういうところなのだろうか。ちなみにオジヤ700円も人気メニューだ。中華屋でオジヤ!と思うが、そこに惹かれるものがあるのはたしか。何が受けるかよく分からん。尖ったところのない普通に美味いオジヤなのがむしろ尖ってるのかも。


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餃子は小ぶりの普通のやつ。ひょうたんとかみたいに、味噌で食べるとかいうこともなく、普通に酢と醤油で…。

 

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ここはタレというか、ラー油が独特の迫力がある。テーブルに置かれているジョッキーに満載のラー油をスプーンですくっていれる。どろっと堆積した唐辛子のインパクトがすごい。黒いうわずみだけ入れるのもありだろうし、赤黒い堆積物だけを投入するのも自由。僕は堆積物だけを…。これが実はたいして辛くないのだ。例のオジヤにこいつを投入するのがやめられない常連が多いらしい。


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玉子やき500円を誰も頼んだことがないのごわかって気になって注文したら、もやしの上に卵をかぶせたものだった。中華オムレツ?味が濃くていかにも酒のあて。


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焼きそばも食べてみる。平麺でいかにも中華の焼きそばという本格派だった。してみるとこのはラーメンも平麺なのだろうか。近いうちにまた試しに来たい。

 

大勢で飲み会していた人たちが帰るとすかさず次々と人が入ってくる。場所が良いといえばそれまでだが、やっぱり美味いもんなあ。

大柄サウナーへの挑戦!大東洋のドカ盛り飯!

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セルフロウリュが最高な大東洋。一週間に何回も行ったりするホーム的サウナだ。土日に導入されてヴィヒタセルフロウリュがまた格別最高で、でっかいプラスチック水槽にヴィヒタを沈めたたっぷりのお水。セルフロウリュの唯一の弱点である頻繁な桶の水切れが解消されているのでぶっかけ放題。思う存分ロウリュを楽しめる。サウナ室もロウリュ頻度があがってるがゆえに常時湿度が高めなので、そこにさらに3杯もぶっかけたらヤバい領域の熱さになる。くれぐれも注意して欲しい。

 

そんなサウナを堪能したあと、食堂エリアに移動して、じっくり酒なり飯なりを楽しむのはサウナーの楽しみのひとつになりがち。実は大東洋はこちらにも隠れた楽しみ方があるのを以前から教えて貰っていたが実際に試したことはなかった。それを実行してみたのが上の写真。これ、日替わりの焼肉定食なんだが、ご飯がとんでもないことになっている。

 

通常のご飯大盛りは100円マシで頼めるのだが、いわゆるラーメン二郎のマシマシ的に「限界まで盛って!」コールをすると、アホみたいにご飯を盛ってくれるという隠しサービスがあったのだった。やってくれる店員さんと、やってくれない店員さんがいるみたいな話を聞いてたし、以前に試しにコールなしの大盛りを頼んだら、正直「これが大盛り?」という量ではあったので、ちょっと不安なところはあった。ただ、実際にドカ盛りの写真とかは見せて貰ってはいた。

 

ちょうどこの日は他に予定もなく、「大東洋で腹一杯食って寝てみよう」という純粋な気持ちになれたのでチャレンジしてみることにした。焼肉定食を指定して、店員さんに「ご飯を大盛り…限界まで」とダメ元で言ってみる。「限界までですか?」と聞き返されたので「はい、限界まで」と。今のは通じたのかな何なのかどうなんだろうとドキドキして待つ。

 

しばらくすると店員さんが戻ってきて「本当に多いですが大丈夫です?」と聞いてきた。どうやら何かのフラグがたったようだ。自分はいってもそんな大食い自慢とかではないが、虚勢をはって「大丈夫です」と笑顔で答えた。ご飯なら大丈夫のはず。大丈夫…。


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それで運ばれて来たのがこれだった。ご飯の盛りじゃなかった。完全に丸い。遠近法がおかしくなっとる。焼肉定食の部分が見えないじゃないか。これは爆盛りとかいうレベルを超えて、ゴン太くんのようになった飯というやつ。店員さんがニタァとしつつ「大東洋は大盛りがそもそも多いので」と言ってきた。「いやいや、前の大盛りはそんなじゃ…」と心の中で思ったが、あくまで平常心で「そうなんですね」みたいに受け取る。もう後にはひけない。無心で飯を詰め込むまで。


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上の部分を少しずつ食べ進んでいくが、下手に食べると崩れてくる。かなり固められているとはいえ、球体状になってるので不安定このうえもない。固められた部分が空気に触れてちょっと硬くなっており、おにぎりみたいな味わいで美味いのが幸いだ。飯を詰め込んだどんぶりを二つ合わせて作ったのかなと推測するがよくわからない。おかずは最小限にとどめて、味噌汁やおしんこを利用しつつ食べ進めていく。飯だけ残るという無様だけはしたくないものだ。


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ようやく丼の上の部分を平らげたはず……だったんだが、丼の下の部分を掘り起こしていったら、普通の超大盛り丼めし状態になって絶望した。どんだけ圧縮しとってんと。

 

ここまで10%くらいしか手をつけてなかった焼肉を投入して、残りも同じペースで腹に詰め込んでいく。久しく体験してなかった腹に詰め込むという感覚。最近は無理して食うよりは残そう……みたいな日和った思想に傾いていたのはたしか。今回ばかりは引き下がれないのもある。しかしなんとか完食。おかずが多いのと違って、ご飯を大量に詰め込んだ場合、そんなに気持ち悪くなったりはしないのは知っていた。清々しい疲れだ。大東洋の定食のごはん限界まで盛りは、ほどほどのドカ盛りチャレンジとして良いと思う。ある意味で癒し。


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頼んでいた瓶ビールが重い!飯を全部平らげてから一息ついて、ちびりちびりやった。中瓶だったことを、この時ばかりは感謝する。しかしサウナ食堂で、大瓶を置いているところは本当に少ない。


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重い腹をかかえて、コミックコーナーに移動。土山しげる先生の大食いマンガ『喰いしん坊!』を最終回まで読んだ。「もうこれ以上は食えない!」という主人公たちの気持ちにリンクしまくった。これが臨場感というやつか。そういえば大食いの際は、最初にキャベツを食って血糖値の上昇を抑えるなんて知識を学んだのもこの漫画だった。今回もその知識を活かして、最初にキャベツの千切りを食べる事は忘れなかった。砂糖の添加されたドレッシングがかかってるのでどうかとは思うが。もちろん喰い終わったあとは血糖値が急上昇で頭がギンギンである。カプセルにもどって横になったら気を失うように寝ていた。

喰いしん坊! 1

喰いしん坊! 1

 

そうそう、大東洋は今カプセルフロアーが大改装中で、カプセルエリアが相当に良くなりそうな雰囲気がある。現時点で稼働中の7階の新しいカプセルも最強に居心地が良い。いま工事しているところも同じレベルのものになるのか。今までがボロすぎただけに、期待せずにはいられない。

 

新潟の『みかづき』のイタリアンもようやく食べれたぞ!

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新潟バスセンターカレーを食ったあと、バスセンターの二階に上がってみたら、みかづきがあった。これはもうイタリアンを食うしかない流れだったので食った。ご覧の通りのイタリアン。ナポリタンではない。新潟に来てイタリアンを食べるとか、いかにも観光客というムーブだが、10年以上は来なかったのだから許して欲しい。というか、誰だって食べてみたいやん。


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イタリアンを提供している御当地チェーン店みかづき。今でこそ新潟といえば「みかづき」「フレンド」という2大チェーンのイタリアンが有名!というイメージが定着しているが、僕が初めて「イタリアン」ってものを聞いた時は「なんじゃそれ」と思ったもんだ。

 

で、その時はたまたま長岡にいたのでフレンドのイタリアンと餃子を食べたものだが、みかづきに関しては「また次に来た時」と思ってしまった。それからたちまち10年以上が経ってしまったのはバスセンターカレーと同様だった。バスセンターに来ることによって両方の仇が取れてしまうのは素晴らしいことだし、初めて新潟市に来た人でも両方の名物を同時に味わえる。やっぱりバスセンター最高かもしれない。


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みかづきのメニューはこういう具合。ハンバーガーのかわりにイタリアンというパスタメニューを中心としたファストフード店、それが『みかづき』という店なのだ。


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マクドナルドみたいにカウンターで注文して待つスタイルなのだ。イタリアンさえ食えれば良かったのだけど、店のスタイルを楽しみたいということであえてポテトとドリンク付きのセットを注文した。イタリアンってポテトと組み合わせて合うの!?と思ったが、良く考えればポテトに合わない食べ物なんてなかったかもしれん。きずしくらい?

 

注文して番号札をもらって席でまつ。ハンバーガーと一緒。周りをみわたせば、井戸端会議的に盛り上がってるおばあちゃん集団とか、子連れのお母さん、中高生たち。いわゆる平日の昼下がりにマクドにいそうな面子が普通にイタリアンとポテトで盛り上がってる。新潟での浸透度がすごい。


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そういえばファストフード的な割引クーポンを貰った。使う予定はないが一応もらっておく。


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イタリアンとポテトとドリンクのセットが運ばれてきた。そうそう、これがイタリアンなのだ。イタリアンをものすごく大雑把に説明すると、トマトソースみたいなのがかかったパスタだ。丁寧に説明すると、ぐだぐだに柔らかくしたパスタに、甘ったるいトマトソースのかかったもの。

 

フレンドのしか食べたことがなく、みかづきは今回が初めてだが、あんまり印象が変わることはなかった。やっぱりイタリアンの醍醐味は、柔らかく茹でたパスタのトマトソースがけなのだろう。それにポテトが合うのかといえば、ポテトは単体でも美味かったのであまり論ずるところはない。フレンドでは餃子が付いてきたりする。餃子も単体で美味い。

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アイスコーヒーをゆっくりすすりながら、なぜこのイタリアンが新潟で人気を博したのか考えていくが、とくに答えは見つからない。マクドがあるなら、みかづきのイタリアンは要らないじゃないかという意見もあるが、イタリアンは他所の地域には絶対にないから、あっても良いという結論になる。僕のような旅行客だって「変わってるー」とか言って喜ぶし、やっぱりこんなのはあって欲しい。

 

イタリアンの美味さというのは特にないが、ゆるいパスタに甘めのトマトソースがかかってるのを嫌いと言う人もなかなか無いと思うので、一定の満足度が担保されているのは間違いない。そこに絶対の美味さが約束されたフレンチフライやら、ドリンクやらがセットになってるわけで、これに文句をいう輩もなかなかおるまいと思う。とすれば、この店はたまたまイタリアンという謎のパスタ形式をとったから人気を博したが、カツ丼とか海苔巻きなんかでも良かった可能性はあるのかもしれない。けど、米じゃないところが、ファストフードを演出している部分はたしかにある。ゆるい美味さという点ではバスセンターカレーに共通するところなので、それきも深い感銘も受けた。決して不味くはないが、かといって旨すぎないものを食べたい欲求ってあると思うのだ。少なくとも僕にはたまにそういう衝動がある。その条件を満たすものといってイタリアンとバスセンターカレーは完璧すぎるのだ。深すぎる新潟県民の味覚!

 

先に見せたメニューの画像にもあったと思うが、みかづきのイタリアンは、基本のトマトソースだけでなく、変わり種ソースの特集メニューもいろいろある。トマトソースとパスタの組み合わせがイタリアンだと思ってたのだが、他のソースのやつも、〇〇イタリアンみたいなことらしい。とすればイタリアンの本体ってなんなんだ。ふにゃふにゃのパスタに何らかのソースがかかってることがイタリアンなの?そのあたりのゆるさも最高なんである。

新潟バスセンターのカレーをついに食べる!!

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懐かしの真っ黄色のカレー。蕎麦屋のカレーとか言われてたやつ。今でも絶滅危惧種の古い食堂では、このようなカレーを出すお店も細々と残ってるとは思うが、いずれ消滅危機を迎えるに違いない。そんな黄色いカレーを出し続けて40年以上人気なのが、新潟バスセンターのカレーなのだった。(正式名称は「新潟交通万代シティバスセンタービル」というらしい)

 

10年以上は前。鉄道で新潟に遊びに行ったおりに、地元のばじる氏に「食っといた方がいいよ」などと勧められたのだがその時は食わなかった。また次に来たときに食べれば良いやと。そしたら10年くらい新潟市に行くことが無かったという恐ろしい展開になってしまった。「また来たときに」ってのは気軽に思いがちだが、二度とない可能性もある恐ろしいワード。しょうがないのだが。そしてその間には無かったLCCなどが発達してしまい、今回は新潟空港から新潟市にお邪魔することになった。時代の変遷を感じる。バスで新潟駅に着くや、今度こそリベンジしたいと思って、チェックインもせずバスセンターに直行。


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バスセンターというのは外観は地味な建物なので歩いていたら見過ごしそうになる。萬代橋に行く手前だったなあとぼんやりした記憶しかなかったが、しかしGoogleマップがあったら大阪人でも大丈夫。当時はスマホでGoogleマップというテクノロジーも持ってなかった。僕はiPhone4Sを手に入れるまではガラケーでGoogleマップを見ていたのだった。つくづくすごい。

 

バスセンターの建物のところにくると、店は見えないが既にカレーの匂いとかが漂ってるのには笑ってしまった。もはやバスセンターってよりカレーセンターやん。


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ところが僕の入った入り口に最初にあったのは大判焼き屋さん。大判焼きってのも大阪人は滅多におめにかからないものなので買いたくなるが我慢。どうせ回転焼きとたいして変わらないさ!と自分に言い聞かせる。ほとんど食べた経験もないのに。


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人だかりがすごい一角を見つける。カレーエリアはきっとあっちなのだという確信がある。


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バスセンターは文字通りのバスセンターだった。昭和的な暗い建物でぞくぞくする。長距離バスを待つ人向けに、周辺に飲食屋台的なものが設置されているという構成なのだろう。


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カレーの店は万代そばという名前だった。昼間でも薄暗い中でやってる立ち食いの店。昔の役所の書類に記入するみたいな衝立つきの長テーブルがあり、みな衝立に向かい合ってもくもくと食っている。立ち食いそばの店なのに、噂通りカレー率が異様に高い。立ち食い店特有の後ろ暗さと陰気さがあって最高だった。食べる前から満点を出したくなる。

 

こんな店なのに今は観光客向けに人気になっており、Tシャツとかお土産用レトルトカレーなど販売してるようだ。それでもストイックな雰囲気は何一つ壊れていないパワーがある。客はひっきりなしに訪れており、券売機の前はちょっとした行列になっていた。


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ちなみに料金はこうなってる。牛肉うどんを除き500円以下となっており、一般的にいう立ち食い価格といえる。カレーライス480円も、最近では安くはないが、決して高くはない。


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万代そばと同じエリアに、ラーチャン家というのもあり、また良い雰囲気を醸し出している。ラーチャンというのはラーメンにチャーハンを組み合わせたもの。こう書くと独特のミックス料理に思えるかもしれないが、そうではなくてセットになってるだけだ。このあと知られざる新潟のラーチャン文化に驚かされることになるがまたその話は別で。


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食券機で食券を買ったらカウンターで受け取る。駅とかの立ち食い店てよくある形式。カレーライスとかすぐ出来そうだかそれなりに時間がかかるのでじっくり温めてるのだろうか。うどんと一緒にやってるならではの混乱もあるのかも。食券を受け取った人から、カレー!とかって合図が飛び交う。


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カレーのレトルトなんかも出ててさらに大人気のようだ!?

 

そこまで名物メニューになっているとは思わなかった。


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カウンターには各種調味料が揃ってあるので、受け取ったうどんなりカレーなりにかけてから持っていきたい。ここのカレーはソースかけたらしたら良い具合になる類だと聞いてたので、端っこに控えめにかけた。食べる前から全力でぶっかけるのもいかがなものかと思ったので。


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さて、これがバスセンターカレーだ。ここのカレーにはミニサイズがあるんだが、自分の前の人がカレーを受け取ってるのを見て「ミニサイズだったはずなのにお皿が普通っぽいなあ」などと思ってたのだが、自分の番になってあれが本当にミニサイズなのがよくわかった。バスセンターカレーってかなりデカいわ。いわゆる大盛りの店みたいなデカさではないけど、店によったら大盛りサイズと言われてもおかしくないくらいしっかり盛られた代物だったのだ。これで480円は文句ない。


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黄色いカレーは見た目通り蕎麦屋のカレーといわれるカレー粉に片栗粉でとろみをつけた昭和のカレー。けど、カレー粉のスパイシーさがなかなか立っていて、その手のカレーライスのぬるさを考えれば意外なほどにパンチは効いていた。


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分厚く盛られた米がたまらない。ここのカレーが地元で人気なのも理解できる。こんなん近くにあったら定期的に食べにきちゃう。美味い不味いの問題じゃない!(もちろん不味くはない)


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旅行客からしてもこの雰囲気は貴重だ。大阪でも東京でもこういう場所はみるみる減ってしまったのだった。かつてはいっぱいあったのだが。


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ものすごい満足感を覚える。480円でこれで文句を言うなら人でなしかも。女性なんかもわりとこのカレーを食べに来てるのも面白い。昔からそうなのか観光人気が出てからなのか。

 

うどんも気になるけれどもさすがにこの量のカレーを食ったらもういいかなという気持ちになった。こののカレーと、うどんなどをセットで食ったら、さすがにどんな大柄でも大満足じゃないかと。幸い2泊するので、明日もまたこようと誓う。


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良い体験が出来てよかった。入ったのと反対側からバスセンターを後にする。ここも近いうちに耐震工事とか入るみたいなことを聞いたが、あの薄暗い昭和な雰囲気は残されるのだろうか。もしかしたらガラッと明るい雰囲気になってしまうかもしれない。それはそれで良いことなのだろうけど、この雰囲気の時代に間に合って良かったと思った。

マクドのビッグマックジュニアの意義!?

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ビッグマックジュニア。

なにがジュニアだと最初からバカにしていたが滑り込みで食べてしまった。ジュニアとは何かといえば1段に減ったビッグマック。ワッパーJRは、直径と厚みの足りないワッパーであって、あのワッパーの素晴らしさを台無しにしていたが、ビッグマックジュニアは直径とハンバーグパティーなどは同じで段数だけが無い。

 

ビッグマックはビッグでこそビッグマックなんだし(それでいて食べ物が大柄化していった現代ではさほど大きくない)、味もサイズも理想的なバーガーだよとゴースク氏も言っていた。だから四段重ねギガマックとか、直径のでかいグランドビッグマックなんかはバランスを崩しているのだ。

 

当然ビッグマックジュニアも、あの2段重ねというビッグマックの方程式を台無しにしているわけで、こんなバーガーが成り立つならば最初から1段でやってるのである。ドン・ゴースク氏も怒っとったで。

 

食ってみておどろいた。ビッグマックの味がする。そりゃそうだろうと思う。グランドビッグマックだって味はビッグマックだ。レタスとピクルスとあのソースさえあればビッグマック。なんだったら、あのソースをサラダにかけたらビッグマックになるかもしれない。

 

いやそういうことではなくて、なんていうか……食べやすい。ビッグマックのテイストはそのままに、1段サイズのビッグマックジュニアは非常に食べやすかった。安定して食えずに、段がズレていく悲しさが無い。普通にパクパク食えてしまうビッグマック!?

 

なんてこった。ビッグマックの2段になってるのは実は要らなかったというのだろうか。そんなバカな。ドン・ゴースク氏も、今回ばかりは考えを改める!?ビッグマックを1個食うより、ビッグマックジュニア2個の方が美味い可能性!?

 

特集メニューだけに今のところは再食は不可能だ。ゴースク氏がビッグマックでやったように、ビッグマックジュニアの記録を作ることは不可能。でもこれレギュラーメニュー入りしても良いかもしれないとか思ってしまった。材料も使いまわせるし。あと、肉が2枚のメガビッグマックジュニアと、直径のでかいグランドビッグマックジュニアも出してみて欲しいと思った。

 

いやいや……ちょっと待ってほしい。今気がついたんだが、レギュラーメニュー入りさえすれば、夜マクドでメガマックジュニア化は可能のはず!がぜん楽しくなってきたかもしれん。もちろん今のままでもビッグマックの真ん中のパンを捨てさえすれば……。ビッグマックに対する冒涜かもしれないが、こんどやってみるか。

 

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十三の『ら〜めん坦坦』の究極の単品ラーメンを食べて欲しい!?

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大阪梅田から阪急ですぐの十三にわりと飲みに行く人類になってしまった。十三駅東口の側の商店街で飲んでると、ら〜めん担担の誘惑に時折負けてしまう。東口では、宮っ子ラーメン阪急十三店もなかなか好きだが、「まあ、いつでも食えるから」とタカをかかってる面もたしかにある。ら〜めん担担の前を通った時に、画像のようにたまたまお客さんが居なかったりすると非常に怖い。自動的に吸引されるしかない。だから僕が前を通るときは、ら〜めん担担に並んでおいて欲しい。並んでまでは入らないから。こう書くとディスってるみたいに聞こえるが、実はめちゃめちゃリスペクトしてるからこその意見だ。もちろんこの日は即入った。22時とかそのへんからは混みがち。土曜日の夜なんかずっと行列だ。


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ら〜めん担担のラーメン。いわゆる坦々麺というやつじゃないと思う。坦担ってのは、看板のイラストにあるような、天秤棒で荷物を担ぐ意味だ。天秤棒に担いだ麺を売ってたことから坦々麺と言われるようになったらしい。担担は店名と解釈した方がよさそう。ここのラーメンに呼び名があるのかどうかは知らない。というのも、ら〜めん担担にはメニューというのが存在しないからだ。つまり、ここは客がカウンターに座ったら自動的にラーメンが供される店であって注文をあれこれ迷う必要がない。大盛りとかそういうオプションもない。都会には珍しい究極の単品商売ともいえる店。一種類のみで勝負している潔さに痺れるしかない。

 

カウンターに座って待ってると、お店の人に「ごはんは?」って聞かれるので「いる」とか「いらない」とか言うだけ。でもせっかくなんでご飯は貰っておきたい。ら〜めん担担はご飯とセットの料理だと思ってる。ご飯はお代わり1回まで出来る。ご飯を食っても食わなくても、全員800円を払って帰るだけの店。

 

ら〜めん担担のラーメンがどんなかというと、特別なハッタリとか特徴とか尖った点は何も無いのだけど、優しいスープの味、にゅるにゅるの麺、ほどよいチャーシュー、すべてにおいて隙が無い。特徴のないラーメンを突き詰めたらこうなるのか!と驚嘆するしかない。金龍ラーメンの御堂筋の店もこれに近いものがある。もしかしたら大阪ラーメンの解答のひとつなのかもしれない。


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無料オプションのご飯。小さい器に、やや柔らかめなご飯。硬めが好きとはいえ、さすがにこれに文句はつけられない。これだけのラーメンを演出する店だけに、ご飯としては美味い。これがお代わり可能なのだ。大盛りで!と言ってるお客さんがいた。「大盛り!そんなのもあるのか!」という衝撃。その人は一杯しか食べてなかったが、お代わり分も一緒に盛って欲しいとかそういうコールだったのだろうか。真相はよくわからない。


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ら〜めん担担といえば、取り放題のキムチやニンニクや紅生姜類。これも金龍に似てるっちゃ似てる。これを利用して味変をしたり、ご飯のおかずにしたり、創意工夫が試される。ラーメン自体は何も手を加えないのが一番美味い気がするが、コショウやキムチで濃くしてもそれはそれでしっかり受け止める度量はある。全くそこしれぬラーメンといえる。

 

まったくの余談ではあるけど、家系ラーメンの流行の影響かどうかは知らないが、レアっぽいぬるぬるチャーシューがなんとなく増えているのが自分的には気持ちが悪い。そんなご時世に、クラシックなタイプのしっかり火の通ってるパキッとしたチャーシューで、レベルの高いものを食えると心が癒される。ら〜めん担担のはまさにそんなのだ。

『角屋本店』は僕が宇宙一ソフトクリームが美味しいと思ってる店!!

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2020年の角屋本店のソフトクリーム始めをした。2019年に食べたかどうかは覚えてない。悲しいことに食べてない気もする。角屋のソフトは最低でも年に一回くらいは食べたいが、本心を言えば毎日でも食べたいかもしれない破壊力のある代物。わりと家から近くにあるのになかなか行かないジレンマもある。


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角屋本店はご覧の通りのレトロな外観の甘味処。大阪の千林商店街の外れにある。大阪寄りの京阪沿線民(難しい定義)は、こんな素晴らしいソフトがわりと安易に食える環境にあることを誇って良い。行ったことない人は今すぐ行こう。

 

角屋はかつては大阪市内に最大何軒あったのかわからないが、チェーン店ではなく暖簾分け的なもので、今も5軒は残っているっぽい。現に角屋本店から少し歩いたところに角屋東店というのもある。が、そちらは冬場は寿司居酒屋みたいなのになっていて、アイスクリームを販売しているのかどうかは不明なところがある。昔は夏冬変わらず販売していたのだが…。

 

他の店舗についてもあんまり調査してないのでわからない。味もそれぞれ違うので、今回はあくまで本店についての紹介だと了承して欲しい。そして本店とは言っても、あくまでも「角屋本店という店の本店」という意味らしく、本当の発祥の店は赤川の店舗らしい。ややこしい。

 

しかし角屋というのが話題になるときは、ほぼ角屋本店の事であるのは間違いなく、最も評価の高い角屋であるといえるし、僕も創業店含めて3店舗しか食べ比べてないが、角屋本店のソフトクリームが群を抜いて美味いと思ってる。それだけに、また混み具合も半端なかったりもする。子供たちの長期休みとか、土日とかは行列っぽくなったりするが、営業時間がかなり長いので、どこかのタイミングではスッと入れる。平日なんかだとかなり大丈夫。行列に見えても、お持ち帰りの客だったりすることが多いので、いちおう中を覗いてみるべき。客席はけっこう多い。


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角屋本店のメニューは異常に多いのが特徴。むちゃくちゃ迷う。基本どれ食っても美味いから、毎日くるなら端から食べていけば良いが、一時期そんな時期もあったが、今はたまにしか来ないので決められない。そして久しぶりに来たら、大好きな「よもぎふソフト」がメニューから消えていた。たまたまなのか永遠に消えたのか。「もうやめたんですよ人気がなくて」とか言われたら怖いので、店員さんに聞けなかった。

 

そんなわけでしばらく壁を見ながら硬直していたがマンゴーソフトにした。逆にマンゴーソフトはずっと昔は無かった気がする。角屋の最強ソフトと、最強フルーツのマンゴーの組み合わせで不味いはずがないのは分かっている。ちなみに角屋本店の注文は、備え付けのメモ用紙に自分で記入して、店員さんに渡す方式。口で言ってはダメだ。必ず覚えておこう。


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店内は8割くらいの入り。中高生くらいの男の子たちや、女の子や、おばさんや、老人や、僕みたいなおじも来てる。まさに老若男女に愛される店だ。けっこうな人たちが冬季限定のぜんざいを食ってる。ぜんざいも悪くはないのだが、やはりソフトクリームが最強だ。

 

やがてマンゴーソフトが運ばれてくる。最強すぎるソフトに、凍ったマンゴーがたっぷりぶっささっている。思った通りの痺れる組み合わせ。こちらのソフトクリームの美味さなのだが、例えるならばキメの細かい新雪をスプーンですくいとって食ったみたいな印象を受ける。スプーンで削り取った新雪が甘かったら鮮烈な気持ちになると思う。ここにくるたびにそのような思いにとらわれる。だから真冬こそむしろソフトが食べたい。カチカチに凍ったマンゴーも最高だった。これで340円は安すぎる。

 

一番安いトッピングのもので220円とかだったから、いまどき信じられないくらいに安い。最強のソフトがこの値段とは。他の角屋シリーズだと、わりと普通のソフトクリームだったりするので、角屋本店は機械に入れる原料をどんな構成にしてるのか気になってしょうがない。角屋にこだわらず、他のアイスクリーム屋でもこれに類するものはあまり食べた記憶がないのだけど…。


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店の前では回転焼きが売られていて、これもなかなか美味いんだが、夏場に売られているアイスモナカが、これまた最高だったりする。ぜんざいも、夏場にはカキ氷になる。角屋本店のカキ氷も評判が高くて、たしかにこれも抜きん出て美味い(氷の粒子が絶妙な加減)とは思うが、ソフトクリームとどっちにするかと問われればソフトにしたい気持ちが強い。ちなみに、カキ氷にソフトを加えるトッピングもある。ソフトだけじゃなくて、プリンと小倉も加えられる。プリンと小倉はわりと凡庸なので、それほど期待しないで欲しい。

 

僕としては次に来たときに、よもぎふソフトが復活してたら嬉しいと思うばかりだ。よもぎふソフトについてはいずれまた語りたい。永遠に復活しなかったらカスピ海ヨーグルトソフトとかを食べるかもしれん。

米子のカレー王『とんきん』のドライカレーをついに食べた!?

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米子駅前のカレー王であるとんきん!

何度も取り上げているが2020年の初とんきんをしてきたので報告!

↑とんきんについては知らない人はコチラから読んでほしい。 

 

とんきんも何度か行くことになって代表作のバーグカレーや、カツカレー、チキンカツカレーなどはひとしきり堪能してきた。これらは何度食べても良いが、ここから常連のように定食類に発展しても悪くない。定食類にカレールーを付けるという裏メニューも知っているし。遠征でたまにしか食べれないお店のメニュー選定は僕らには重要事。明日また行くとか無いのだから。(今回は2日いたが、初日は定休日の火曜日だった!)

 

結論からいうと画像のドライカレーにした!とんきんのドライカレーはもちろん初。そもそもドライカレーを最後に食べたのがいつだったのかも思い出せないくらいドライカレーそのものが僕にとってはレアメニュー。それをとんきんでわざわざ味わうとか嘘のようだ。


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12時ほぼちょうどの時間に突入。待ちは覚悟の上だったが、なぜかスムーズに席に着いていた。こんなに無理なくとんきんに入れたのはいつぶりなのだろうか。といっても最後に米子に来てから1年1ヶ月は経ってるのだが。

 

8割くらいの客数ながらカウンター内はいつも通りの戦場。おばちゃんコンビの余裕の無い怒声が飛び交う。このひりつく空気こそがとんきん。ふいに「何にする!?」と言われて「ひゃい!?」となりそうな気持ちを抑えて冷静に「ドライカレー」と注文する。

 

ここで一旦おさらいする。とんきんのメニューというのは、カツやバーグなどのカレーライスのトッピングバリエーションと、そのトッピングをおかず化した定食の2本柱で成り立っている。だからみんなはそれのうちのどれかを食べているわけだけど、しかしそのどちらにも属さない異端中の異端のメニューが2つあるのだ。それが「ドライカレー」「バターライス」だった。カレーと上に乗せるトッピングが人気のとんきんにあって、この2つのメニューはそのどれにも絡まない恐ろしさがある。ルーもつかわなきゃ、トッピングの材料ともかぶってない。なおかつ今まで注文する人を見たことないほどの不人気メニュー。ご存知の通り主要メニューのオペレーションでさえ切羽詰まった様子のおばちゃんズである。こんな鉄火場にドライカレーとかバターライスなんていう、完璧にリズムを崩すような注文を入れる恐怖がたしかにあった。

「ていうか、誰も頼んでないもん頼むなよ!この忙しい時にドライカレーとか空気読まないことすんな!」とは誰も言わないけど、言われかねない状況がそこにはある。「そこまでしてもドライカレーが食いたいの!?」と言われれば食いたくない。ドライカレーとか別に好きでも嫌いでも無いし思い入れはない。とんきんは普通のカレールーが大好きなので本当いうとそれで良い。じゃあなんでドライカレーとか、調和を乱すオーダーを考えたかというと、一重に食べたことがないから…頼んでる人を見たことがないから…という好奇心に他ならなかったりする。

 

「ドライカレー」と言われたおばちゃん。一瞬硬直したのを見逃さなかった。完全にリズムを崩されている。どうせ他の客と同じように「バーグカレー」とか「カツカレー大盛り」とか、せいぜい「チキンカツ定食」を想定していたところにまさかの「ドライカレー」なんだから。おばちゃんの変わらない日常と段取りはすべて破壊されてしまったはずだ。「ドライカレーはちょっとやってなくて…」と言われてもおかしくない展開。こちらも「じゃあなぜメニューに書いてる!?」などと大人気なくつっかかるつもりはない。「あ、そうですか、じゃあバターライスを…」「ですからごめんなさい。今はやってないメニューでして」くらいまでのやりとりは覚悟していた。ところが一瞬固まったおばちゃんの反応は意外にも「はい、ドライカレーね」だった。通るのか!

 

しかしその後も僕1人だけ水を出すのを忘れられてたり(怪談で亡くなる奴の予感)、もう一度「ごめんなさい、注文なんでしたっけ?」「ドライカレーです」「あ…!」というタブー破りに対する翻意を促されるかのようなやりとりがあったりした。

 

そしてけっこう待った挙句に出てきたのがドライカレー。食べれるやんドライカレー。感動したとともにすごく当たり前なドライカレーに戸惑う。

 

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まあ、言っちゃなんだが、おかんが作ったドライカレーとでも申しましょうか、カレー粉味のチャーハンと言いましょうか、そういったものだった。部分部分で白いご飯状態で固まっているのも家庭的で良い味だしていた。

 

とんきんらしさでいえば、ターメリックが立っているカレー粉が使われていることか。ひょっとして今私はとんきんの特徴的なカレールーの原点に触れている!?あとはみじん切りの玉ねぎがみじん切りどころかサイコロのような玉ねぎだったりするところ。これは、バーグに使う玉ねぎの手法と同じものではなかろうか。こんな巨大な玉ねぎの入るチャーハンやドライカレーはなかなか無い。良くも悪くも独特の歯応えをうみだしてしまっている。

 

なんだかんだで、とんきんカラーを感じるドライカレーに感無量。バターライスはこれのカレー分のないバージョンなんだろうなあと何となく予想する。いずれ食べてみなくてはなるまい。でも基本的には普通のカレーが食べたい。誰も頼んでない理由もわかってしまった。そしてなんでメニューにあるのかは謎だ。

 

お勘定するころにはいつもみたいに待ちができていた。お金を払うときは満面の笑みで「ありがとねーお待たせしましたねー」と言ってくれるおばちゃん1号。ドライカレーと聞いた時に鬼の形相で固まった人と同一人物とは思えない(かなり記憶を盛ってしまった)。常連ズはこの笑顔にほだされてまた来てしまうのだろう。そして彼女たちにとって客を送り出すつかのまは戦場を忘れてほっとするに違いない。しかし即座に新たな参戦者が。

 

今日は閉店までにドライカレーやバターライスとか言い出す輩は現れるのだろうか。午後2時ごろまでとんきんカレー戦争は終わらない。

マクドのグランドビッグマックは手が汚れてしまうダメバーガー!?

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性懲りもなくマクドがグランドビッグマックというのを出しておったので、仕方ないので頼んでしまった。前もあった気がするが、その時に食べたかどうかは覚えてない。覚えてないということは、食べたにしろロクなもんじゃなかった可能性が強い。ギガビッグマックを食べて、グランドはもう良いやと思った可能性が高い。と思ったら、最近妙にアクセスを集めていた自分の記事が残っていた!ブログって覚書としても便利!

  

ズシリと重いパッケージはバーガーキングのワッパーくらいあって驚いた。かつてのダブルクォーターパウンダーチーズでもここまではデカい箱じゃなかったと思う。グランドビッグマックとはかのダブルワッパーチーズに匹敵するくらいの大柄さがあるというのか!?そこまでか!?


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開封の儀。箱を開けてみればいつものビッグマックが大柄になったやつだった。なんのオーラーも感じられない普段の顔がそこに。しばらくみないうちにちょっとデカくなってない?運動不足?食べすぎ?と言いたくなるくらいのもんだった。もしグランドビッグマックポリスというものがあったとしたら、ビッグマックポリスが大柄化しただけじゃないか!と突っ込みを入れてしまう勢いがあった。幸いなことにビッグマックポリスは引退に追いやられてしまっていた。


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取り出してみた。でかいはでかいけど、1.3倍かもしれんけど、いつものパラパラのパティーはヘロヘロと頼りない。


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持ちにくい!レタスなどがポロポロと溢れていく!!食べる前から汚れていく手!!


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予想以上にバンズとパティーのバランスが悪い。剛性が足りないというか。ギガマックくらいじゃないと釣り合わないんじゃないかという気持ちになる。食べてみれば当たり前だけどビッグマックの味。どこまでもビッグマック。これだったらビッグマック2個の方が…と思うも、ビッグマック2個買うよりは安かった。クーポンで520円。

 

食べるたびに口の中はパサパサになっていく。ボドボドと落ちるソース。汚れる手。海原雄山じゃないけど激怒しそうになる。ビッグマックのサイズが理想だと言っていたドン・コースク氏も激怒するだろう。何から何までビッグマックのバランスを崩壊させたお遊びバーガーだった。これだったらギガビッグマックでよかった……と思ったから、前回の時はグランドビッグマックを食べなかったのだろう。

 

食べ終わったあとの箱の中はソースとレタスまみれだった。ハムスターの小屋のようだ。汚いから画像は掲載しないことにする。グランドビッグマックを食べてよかったことといえば、「休日の公園で昼間からグランドビッグマックをポロポロこぼしながら食べているおじ」になれたことだけだった。

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  • 出版社/メーカー: クロックワークス
  • 発売日: 2006/06/23
  • メディア: DVD
 

 

 

大阪駅前第2ビルの『倶知安ラーメン』の脅威のコスパ!

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2ビルの地下に昔からある店。なんとなくずーっとあるなあと思ってたけど、入ってみようという気持ちは起きなかった。人間の中にはトライアル回数みたいなのがあって、新しい店を見つけて、10回めなのか100回めなのか知らないが、ある回数までは前を通過するたびに入ってみるかどうかを思案するけれど、それを超過すると完全に景色と一体化してしまうようだ。このお店はまさに自分にとってのそれに該当していて、いつしか自分の中ではすっかり通路の一部と化していたのだった。

 

こういう状況を打破するのはなかなか難しい。一番手っ取り早いのは第三者の手助けをしてもらうこと。今回も同行者が「あの店に行こう」と言ってくれたので「あ、そういえば、ここはラーメン屋だった!壁の模様じゃなかったんだ!」と我に帰る事が出来たのだ。そしてお店の名前を改めて確認することも出来るようになっていた。倶知安ラーメン。関西には福知山発のふくちあんラーメンというのがあるので、ぐちあん!?と読んでしまいたい人情が発動するが、くっちゃんと読むのが正解だと調べてわかった。北海道の地名だ。


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正面に据え付けられたサンプルケースを見て我が目を疑いそうになる。ラーメンにおにぎり2個とギョーザが付いて630円。サービスセットと書いてるが、いくらなんでもサービスしすぎだろ!?ラーメン単品もそもそもいまどき530円とか安さが炸裂しているのに100円でおにぎり2個とギョーザ付ける!?あまりにも感動したのでサービスセットにした。ラーメンは味噌と塩と醤油から選べるみたいな話だったが、こんなもん一も二もなく味噌だろうと。お店の名前とか、丼の感じとか、どうかんがえても味噌ラーメンを主張していたからだ。カウンターにはそこそこお客さんがいる。いまどき夕方までしか営業していないスタイルは珍しい。昭和の食堂のようだ。

 

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注文してほとんど待たずに提供されるラーメンとおにぎり。いわゆるレンゲではなく、木のおたまみたいなもの(これもレンゲ)が味噌ラーメンの雰囲気を煽るが、これってどこが発祥なのだろう。どさんこラーメンとか?

 

さて味の方だが、思ったとおり今時のパンチの効いたものではなく、実に優しい味噌スープだった。温度もぬるぬる。麺がドカっと固まりがちだったりするのはご愛敬というものか。この値段でああだこうだ言ったら目が潰れてしまうかもしれない。チャーシューも悪くないし、全般的に悪くない。気軽にこういうラーメンがあったら食べてしまう人が多いと思うよこの僕は。


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おにぎりがまたいい感じのサイズであって、塩昆布が添えられてるのが泣くしかない。優しい味噌スープとあわせて、完全にごはんと味噌汁状態。チャーハンのセットにも心動かされたがおにぎりとギョーザにして本当に良かった。


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やはり時間がかかるのかギョーザは遅れて登場した。ぺったんこのかなり変わったギョーザ。なかなか見ないタイプだ。でもかつてラーメン屋のギョーザはこういうのが多かった気はする。パリパリしていてなかなか美味い。悪くなさすぎるというか、サービスされまくって申し訳なくなるレベル。サービスセットという名前の重さをこれほど感じた事はかつてなかったかもしれない。とくにラーメン屋で。

 

非常に満足してお店を後にした。倶知安ラーメン、いつまでもあると思ってたらいけないなあと。塩ラーメンなども試してみるか。

 

秋吉梅田店で純けいをつまみながら名古屋旅行の大反省会をした最後の夜!?

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22時ごろ。てっちゃんとでぃおが秋吉梅田店にいるとのことで急行した。最近は秋吉梅田店も混みすぎて入りにくくなっている。ましてや花金なんて厳しすぎるだろうと思っていたのかだが、二人は余裕でテーブル席を確保していて驚いた。


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さっそく瓶ビールを貰う。そしてもちろん純けいをオーダーする。今日の焼きは少し甘めだった。「よく焼き」とオーダーした方が良いかもしれん。けど、せっかくの会なので目くじらたてることもない。純けいは少々焼きに失敗してても十分にうまいのだった。天下一の焼き鳥と言って良い。名古屋に向かう前日まで、福井に行って本場の秋吉めぐりをするアイデアもあった。結果的には梅田店とはいえ秋吉も堪能できている。かなり贅沢だ。


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秋吉で飲みながら旅行の反省会を開始する。ここに至るまでに、でぃおとてっちゃんは、梅田のポートピアで舟券を買いまくってスりまくってたそうだ。でぃおはなんと20kも負けていた。負けた舟券を見せてもらうと、最初は1kくらいずつ賭けてたのが、最後は4kとか7kとか大雑把な額になっていってた。完全にヤケクソやん。負けたくて仕方のない14歳やん。てっちゃんがいくらスッたかしらないが、そこそこ勝ったので20kとかそういうレベルでは無いらしい。何に楽しみを見出すかは人それぞれだと思うしかなかった。旅先でギャンブルで熱くならない方が良いよって反省会ではなく、僕がいたことで2人がパチンコなどギャンブルしてる時間が無かったのかもしれない!?最終日に堪能できてよかったね!?という反省会なのかもしれない。


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秋吉というのは、瓶ビールという言葉と、純けいという言葉しか要らない空間ではあるのだが、フレンチフライはたまに頼んでも良いと思わせる揚げ物の旨さがある。だから串カツも食ってもらった。秋吉の串カツも福井流というか秋吉流としか言いようのない特別なやつだ。これはデミグラスで食べる。でぃおもてっちゃんもさほど興味なさそう。


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ひたすら純けいの串を増やしていく。何を話したのかあんまりよく覚えてない。だいたいボートレースの話だったような記憶もある。そんなに好きだったら新開地に行っても面白かったかなとかいう話もした。新開地はポートピアの周りに立ち飲み屋だらけ。一日いたって足りないボリュームがある。人工衛星饅頭だって食べれるし。関西旅行なんて一週間が1ヶ月あったって全然足りないのだ。僕だってまだまだ行ってないところ、行き足りないところだらけ。そういう意味では僕も日常的に関西旅行をし続けてる人類の1人なのだろう。てっちゃんたちといずれ新開地や神戸なんか行ってみたいが無理かもしれない。人間はしょせんは1人1人が良いのか。


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良い具合にてっちゃんのテンションも下がってきたし、秋吉も閉店時間がせまってきた。このあと一緒に大東洋に泊まる?などと言われたが、さすがに4日ほど家に帰ってないので帰ることにしていた。

 

またどこか旅行に行けたら良いねと言って解散。てっちゃんを福井の秋吉にも連れていきたかったという想いだけが募る。なぜ連れて行きたいのか自分ではわからない。仮に連れていってもてっちゃんはテンションを下げ続けるかもしれない。福井は寒いし。これが人間のエゴなのかも。

 

福井の聖地巡礼は大人しく1人で行った方が良いのかと思いながら、財布に入れていた福井行きの切符を確認したら見事になくなっていた。往復で6枚のきっぷになってたのだが見事に1枚も無い。姫路行きの往復のきっぷがあるだけだった。そんなバカな。どこかで落としたのだろうか。そういえば名古屋の串カツ屋で財布の中身をぶちまけた瞬間があった。その時に福井行きのきっぷだけ綺麗に無くしてきた?

 

なにか巨大なものがこの時期に福井に行くのを阻止しようとしてるのかもしれない。あんまりよくないんだけど、「流れ」とか「天啓」といったオカルトに走りそうになる。走ると嫌なのでむしろ福井の秋吉は近いうちに絶対に行かねばなるまい。2020年の秋吉始めだ。それにしても今夜はぜんぜん飲み足りなかった。辛い気持ちで家路についた。てっちゃんたちは明日の関空のピーチ航空で帰るそうだ。あれほど遠い関空の第2ターミナルから…。

名古屋旅の1人打ち上げは餃子の王将で。

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難波についてからてっちゃん・でぃおの沖縄勢と別れて1人行動。というか僕だけ仕事があったのだった。

 

沖縄勢の2人は難波で遊んだりして最後はやはり大東洋に泊まるとのこと。

 

仕事を片付けて1人打ち上げ。餃子の王将大阪駅前第2ビル店でだ。ここの王将はまぁまぁ悪くない味だった記憶がある。けど唐揚げは小ぶり。しかし昨今の餃子の王将の店舗別の唐揚げ格差はすごいものがある。


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実は餃子無料券の最終日でもあった。これで持ってた無料券すべて使い切り。餃子の王将にはいつも上手く乗せられてしまっている。餃子一人前だけ頼むとかほとんどせず、ビールと唐揚げなどでだいたい千円くらいは消費してるのだ。餃子の王将といえばビールだろうが!という脳が良くない。


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旅のことなど思い出しつつしみじみとする。別行動のてっちゃぎから連絡があり秋吉で反省会をやろうということになる。てっちゃぎたちにとっては、まだまだ大阪旅行は続いているのだった。

ウェルビー名駅店の朝食バイキングの終焉!?

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ウェルビー名駅の朝食バイキング。これが経営側の都合で2月で終わるらしい。つまり自分たちとすれば2月までに再訪は無理なので、これがラストダンス。ということで気合を入れて盛ってみた。といってもいつもと同じは同じ。沖縄から来たてっちゃんたちにとっては最初で最後の朝食バイキングだ。


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一列に整然と並んだおかずたち。名駅店のバイキングの特徴としては……とくにない!?とにかく一列に並んでいるし、おかんの料理みたいのが多い。突端なメニューはなかった。あと朝食バイキングにありがちなカレーは無い。それが特徴!?


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りんご酢が飲めるのがウリっちゃウリ?もう飲めなくなるけど。


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6区画に分けられた皿と、筆箱のごとき長細い入れ物がウェルビー名駅のバイキングの特徴だろうか。細長い皿の使い道は、しばらく迷いがあった。焼きそばを投入したり。最終的にはサラダを入れる皿だと解釈した。これが正解かはわからないが、とにかくこんな極端な長方形なお皿はサラダ以外はしっくりこないと思ったのだ。でも永遠に答えはかえってこない。


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6区画の入れ物は気分で2区画にまたがって麺を入れたり、好きに使っても良いと気がついたのは何度も使ってから。今日は総集編みたいに焼きそばを投入。でももうこのテクニックを使うことはない。いや、同じような皿の朝食バイキングはあるから、その時に使えるか…。


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味噌汁がべつに赤出汁じゃないのもウェルビー名駅のバイキングの特徴。名古屋なのに赤出汁じゃないその心は?それも永遠の課題になってしまった。ウェルビー名駅店の朝食バイキングと向かい続けて何回だろうか。自分は卒業できたのだろうか。そんなことを考えた最終回だった。てっちゃんもギリギリの時間で最初で最後の朝食バイキングを盛っていた。写真をみせてもらったが盛りの才能にびっくりした。朝食バイキングは才能なのか!?でぃおは朝食バイキングの時間に間に合わず食べれなかったようだ。そういえば今池店でも食べてなかった気がする…。


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電車の都合で少し早めに名駅店をチェックアウトをする。やたらお洒落なサウナハットが売られていた。


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タナカカツキ先生の講演会!?誰が聞きに行くの!?サウナ付きなら良いが、不思議な会だ…。


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すっかり名古屋が気に入ってしまったてっちゃん。再び名古屋に来る日はいつなのか!?

初めてウェルビー名駅店飲みを堪能した話!?

亀島近くの串カツの店をはしごしようと思ったが、てっちゃんたちの気分が萎えたみたいだったので一旦ウェルビー名駅店に戻ってサウナをする。サウナで十分に暖まったのでいざ飲みに出るか!と言ったら、てっちゃんがもう寒いから出かけたくないとか言い出して『ハカイジュウ』を読み始める暴挙。名駅近くでてっちゃんたちを連れて行きたい店はあるのものの、僕自身としては是が非でも飲みに行きたかったわけでもないので諦める。名駅店には「外に出たくない魔力」が働くのは認める。僕は何度も名駅店に泊まり、そして店内に居続けていたので分かる。もう一生これで良いやと思ってしまう楽さがここにはある。そして僕も『ハカイジュウ』を1巻から読み始めてしまいなんとなくダラダラしはじめる。そして気がつけば名駅周辺のほとんどのお店が閉まってしまう時間になっていた。(名駅あたりで22時をまわると全国チェーン店系以外の目ぼしいお店はほとんど空いてないです)

 

『ハカイジュウ』も終盤あたりまで読んでて「これ相当にバカな漫画だなあwww」とかのんきに笑ってて、ふと気がつくと隣で漫画を読んでいたはずのてっちゃんが消えていた。なんとヒマだから外に出かけてしまったとラインで事後連絡。この時間から出かけてもたいして何も無いのに…。

ハカイジュウ(1) (少年チャンピオン・コミックス)

ハカイジュウ(1) (少年チャンピオン・コミックス)

  • 作者:本田真吾
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 2012/12/19
  • メディア: Kindle版
 

↑ 時間を投げ捨てる覚悟で読むと面白い。21巻でちゃんと完結しているのも良い。


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ああだこうだ言っても仕方がないので、もう一度サウナしてから、名駅店の食堂で飲み始めることにした。23時過ぎたら名駅店サウナの食堂が正義なのだ。最高の森のサウナでととのって1分かからず食堂。名駅店の導線の短さがたまらない。とはいえ、名駅店で飲むのは実は初めて。なぜなら、あんまり席数がないので混みまくるから。この日はふと空いてたので3つしかないテーブルの一つをとって瓶ビール。もちろん中瓶だが、サッポロを選べるのが嬉しい。つまみは豚キムチだったかな。卵がなんかオムレツのようだ。

 

そうしてると、大阪出張から名古屋に帰ってきたというもてラジリスナーしんはち氏がウェルビー名駅店にやってきた。0時だというのにお家に帰らず、わざわざウェルビー名駅店に。一昨日大東洋でサウナオフ会をしたのに、こんどはウェルビー名駅店オフ勃発。嘘みたいである。


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しんはち氏が注文した一人鍋がちょっとすごかった。名駅店では鍋を頼め!とはサウナー界語録として有名だがなるほどなと思った。

 

外に出ていたてっちゃんとでぃお(でぃおもてっちゃんと出ていた)が帰ってくる。とはいえその頃には既に食堂が満席に近くなっていたので一緒に飲むとかは出来なかった。


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しばらく待ってると隣の人がどっかいったのでようやく席が空いた。てっちゃんはチャーハンとチャーシューと揚げちくわを頼んでいた。でぃおはハイボールと定食のセットみたいなやつ。僕も瓶ビールがすでに2本空いている。


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てっちゃんの注文したチャーハンが思いの外に大きくて驚く。ウェルビー名駅店は料理がなかなか良いとは聞いていたが確かに。


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物凄い勢いでチャーハンとチャーシューなどを平らげ嵐のように去っていくてっちゃん。しんはち氏も明日が早いので就寝。僕はもう少し飲んでいると言って残る。


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とくにお腹は減ってなかったが、ウェルビー名駅店の食堂の実力が知りたくて厚切りハムカツ的なやつを頼む。瓶ビールは3本?4本め?

 

ハムカツは薄いスライスをミルフィーユみたいに重ねて厚みを出しているやつだった。こういう方法は初めてかもしれない。ここの料理はたしかにちょっと気が利いている。

 

1時半くらいにラストオーダーと言われたので2時までには1人飲み会も終わってしまった。名駅店は24時間食堂じゃないのだった。朝には(名駅店最後の)朝食バイキングを食べるのでほどほどで切り上げるのが正解なのだけど。

名駅ちかくの串カツロードの名店『八幡屋』で味噌充実!

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名駅から亀島駅側の交差点のところに串カツロードというのがあって、名古屋感満点なお店がいくつか並んでる知る人ぞ知るスポットになっている。串カツロードというのは僕が勝手に読んでるだけで、他になんか呼び名があるかは知らない。

 

ここらの串カツ屋は異様に混むので17時のオープンに合わせててっちゃんとでぃおを連れてきた。うまい具合に八幡屋の席に余裕があったので3人で入れた。


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店先の大鍋でどて煮がぐつぐつなってる様は圧巻。いちおう店外で立ち飲みも可能になっている。おじさんが一人立ち飲んでいた。寒そうである。


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ここのお店はテーブルと壁の隙間がコンパクト。大柄なてっちゃんを壁際に押し込む。てっちゃんが新聞紙を切りそろえたお手拭きに驚いていた。ここの串はベタベタするのでこの新聞紙を使っていくのだ。なかなか無いスタイル。新聞紙と串カツやどて煮は相性が良い?


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サッポロの大瓶なのが嬉しいのだ。大阪の串カツ屋のようにキャベツとソースがテーブルにセットされている。注文は適当に串カツや、とん焼きや、どて煮やレバーなどを6本ずつ頼んでいく。


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とん焼きとどて煮がどどーんと届く。圧倒的な迫力だ。味噌充とはこのことか。こういうときにてっちゃんがいれば何本あっても足りないので嬉しい。

 

とん焼きは名古屋近辺で食べられている豚のもつ焼き。関東ではやきとんなどと言われるやつの一種だが、中部ではとん焼きと言われる事が多い。そして当然ながら味噌味のも多い。ここのは普通にいえばタレのやつになる。

 

どて煮は、大阪のどて焼きと違って、やはり豚を使う。そして味噌はもちろん赤味噌。それぞれ関西と関東の折衷になってるのが最高。繋ぎ止めるのは味噌。

 

てっちゃんたちとホフホフ食べる。柔らかくてとても美味い。甘しょっぱい濃厚味噌の前には、ホルモンのクセみたいなものは無意味かと思う。そうでなくとも豚ホルモンは牛よりライトだし。


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串カツも6本届く。名古屋や岐阜あたりで食べられる串カツもやはり豚。そして大阪のより大柄サイズのものが主流かと思う。豚と玉ねぎをさして衣つけて揚げてるのが多い。これがまた美味い。牛より豚派なので大阪のやつより好きかもしれない。そして普通にいえばこんな感じのものをソースに浸して食べるのだが、いえば味噌に浸してくれると思う。最初から味噌串カツとメニューに書いてあるところもある。


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レバーも届いた。ぷりっぷりである。

 

次第にお店に続々とサラリーマンなどが詰めかけてくる。もう少し遅く来てたら入れなかったかもしれない。店前で待ってる人をよく見かける。沖縄勢に店前で待ってと言ったら凍死するかもしれなかったので本当に良かった。ここの店は大盛りのライスも置いている。それを注文している人がいた。わかる。これらのホルモンで、山盛り飯をかきこみたい人がいるのが。


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さらに串を追加。そしててっちゃんが味噌おでんに目をつけた。それなのだ、それを食べて貰いたかったのだ。「てっちゃんさすがですね」と言いつつネタを選んで貰ったら、なんとはんぺんを2本という異次元の注文。そりゃ、てっちゃんがはんぺん好きなのは知ってたが、もっとこう、おでん心というか組み立てというか手加減というか…。ちなみにここのはんぺんは赤はんぺんという棒状の何か!これって名古屋の味噌おでんではありがちなネタなのだろうか。僕自身はこのお店でしか知らない。

 

注文するときに赤はんぺんだけ2本くるのを阻止するために、たまごとこんにゃくも頼んでおき、なんとか体裁をととのえる。でぃおは味噌おでんはあんまり興味がなさそうだった。てっちゃんが赤はんぺんを平らげていくのを見つつ、たまごなどをかじる。味噌おでんも考えれば変わった食べ物だ。まとわりついてくる甘い味噌は、出汁っていうかタレ。ほとんど、みたらし団子食ってるみたいなもんだもの。しかし慣れてくるとたまらん。てっちゃんは名古屋の味噌文化が異様に身体にあうようだ。お店を出てから「もっとおでん食えば良かった」と言っていた…。いつも沖縄のおでん屋(沖縄はおでんが大人気)ではたくさん頼むのに。

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