温玉ブログ

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コロナ自粛を経て復活した美舟に行ったりした

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コロナ自粛で無期限休業していた梅田の美舟が再開していた。コロナ前に焼きそばの旨さを知ったところで閉店を残念に思ってたので、ひとまず再開されたのは素直に嬉しい。ただ、余談を許さない現状なのはたしかだ。コロナを乗り越えて再開してみたものの…やはり力尽きて閉店というのもある。逃げる鳥の尾羽を捕まえるじゃないけど、この機会を逃すまいと衝動的に店内に入った。時間帯にもよるのかもしれないがわりと空いていた。


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特徴的なお一人様鉄板席に再びつく事ができた。名物の焼きそばと言いたいところだけど、お好み焼きの方も試したいと思っていたのだった。たこ焼きを頼んでみた。たこ焼きといっても丸いアレではなく、お好み焼きの具の豚とかイカとかのタコ版ね。豚もイカも美味いんだが、個人的にタコのお好み焼きは頭ひとつ抜けてる気がする。置いてる店は少ないけど。


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大瓶ビールもすかさず頼む。鉄板のギリギリに乗せて飲む大瓶ビールの楽しさ。


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たこ焼きが運ばれてくる。焼きそばとおなじで、中央の鉄板で焼いて持ってきてくれてるので手間いらずだ。目の前でバタバタされても面倒だし。あくまでも客席の鉄板は保温用。


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ソース、青のり、鰹節もフルでかける。マヨネーズが置いてないのが昭和っぽくて良い。子供の頃はお好み焼きやたこ焼きにマヨネーズとかは当たり前じゃ無かった。その反面、マヨネーズとケチャップを混ぜたオーロラソースだけをかけてるお好み焼きって無かった?と言われて「はっ!」と思い出した。たしかにそんなの見たことがあった。今はお目にかからない。あの流派は何だったのだろう。


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へらでワシワシと食べていく。フワトロ感は一切なく、しっかり中身の詰まった感じの昭和のお好み焼きだった。求めていたのはそんなもんだったので非常に満足する。なにより食べ応えがある。焼きそばほどは独特ではないけど、いかにも大阪のお好み焼きとしてとても美味い!


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年季のはいった鉄板。古いお好み焼きは今残ってるきりなので個人的文化遺産として各自みつけたら大切にしたい。


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あられ、ピーナッツ300円。あまりにも渋いメニューだ。いつか注文してみたい気もする。そんなチャンスが!?


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中央の焼き台。こんなスタイルのお好み焼き屋はもう二度と流行ることは無いだろうなあ。おそらくたぶん。

 

次はまた、あの焼きそばを食べたいもんだ。だもんで、願わくばいましばらく営業を続けてもらいたい。この6月は次々と老舗の閉店の悲報が飛び込んでくるので参った。

コロナで梅田のサウナが閉じてしまった4月の日々

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4月12日。緊急事態宣言後のはじめての日曜日。それまでも土日の梅田の人出は鈍かったが、緊急事態宣言後は極端にいなくなった。これが日曜日かというくらい人がいない。どちらかというと大晦日に近い。そしてサウナニュージャパンがこの夜で営業を終わり、月曜日から休業に入ってしまうという緊急事態。緊急事態宣言だから緊急事態だろうけど、それは無いというしかない。近所の大東洋も閉めるという。梅田のこの両サウナに重度にお世話になってた身としては辛いし、梅田にはサウナ施設としてはこの二軒だけなので壊滅。もちろん難波のサウナ施設もダメだろうし、同時に銭湯施設のサウナも自粛で使用禁止になってしまった。大阪府下でサウナをするのは当面ないことになってしまう。一部のホテルとか、ごく限られたところだけだろう。

 

現在(5月15日)、今週末からサウナの営業自粛要請は解除されるという話が出てるが、どの程度の回復が見込めるのかは分からない。ニュージャパンや大東洋の再開時期もわからない。銭湯のサウナも利用再開くるのだろうか。なんとも気の重くなる話だ。サウナに最後に入ったのは4月のあたま?それから5月の今までぜんぜん入ってない。


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雨模様の自粛の街をうろついた。いつも利用してるようなお店はほとんど営業を自粛してしまってる。平日はかろうじて開けてるようなお店も土日は閉めてしまってる。そりゃそうだろう。梅田の土日はとくに人がいないもの。いつもとはあべこべだ。

 

結局は松屋とかに行くしかないのか?と思ってるところに、カレー屋の看板が目に入ってきた。前からなんとなく気になってたが入らなかった福島上等カレー扇町通り店。こんな情勢下でも頑張って営業してたとは。だーれもいないカウンターだけよ店内を見て、ホロリと来てしまいつい入ってみる。食券制なので入り口でカツカレーを買う。カウンターに座ると店の人が温かく迎えてくれる。せまい店のカウンター内は2人で、外側の客はぼくだけ。完全に逆転現象。


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しばらく待ってるとカツカレーが出てきた。


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玉子の黄身が小鉢で付いてきたので載せてみる。良いアクセント。これをLINEのオープンチャットで送ってみたら不適切な画像として弾かれてしまった!不適切なカツカレー!?どこが!?ヒワイってことなのか!?

 

玉子がいかんかったのかと(なんとなく)卵を乗せる前を送ってみるが、即座に暗黒空間送りにされる!このカレーの何があかんのや!


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興奮しすぎたので瓶ビールの中瓶も食券で買った。なかなか冷えていて悪くない。カツカレーをつまみに飲むなら中瓶くらいが丁度いいかもしれない。

 

カツカレーはまあまあ美味かった。福島上等カレーは店舗によってかなり味もメニューも違う気がする。ここの店舗はいわゆる甘くて妙にスパイシーな大阪カレー的な味。じゃあ他店舗はどんな味だったかと問われると答えに窮する。かなり内容が違うのはわかるが、他の店舗で食べたのもずいぶん前だった。今ではたいして変わらないとかいう可能性も。とにかく福島上等カレー経験が乏しい。

 

カツに関しては案外小ぶりでカラッとしておりそこまでジャンクじゃない。黄身をからめて食べるもののそこまで高揚感もない。嬉しいけど。

 

まあまあ、とにかくコロナをきっかけに行かないでいたお店に行けたのは良かった。飲める店だというのも分かった。


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帰り道。20時すぎたお初天神はガラガラだった。やきとりの秋吉も両方とも閉まってしまってるし。鳥貴族も。

緊急事態宣言の十三の飲み屋街の様子

同じく4月11日の土曜日。梅田から阪急で一駅(二駅)の十三のパトロールに行ってみた。

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西口のしょんべん横丁の様子。思いの外に開いている店が多い。ここはいわゆる昼間から飲める街ではあるが、同じような天満が居酒屋しめまくってるのとは少し様子が違う。京橋と同じくらいはやってるかも。さすが京橋と十三はノリが近いと言われるだけある。それからしたら天満は少し若いかもしれない。


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しょんべん横丁にある人気ラーメン「くそオヤジ最後のひとふり」。食べたことはないがやたら並んでいる店だ。下手したら1時間以上も待つと言われるラーメン屋だが、この日は客は三人ばかり。適切な距離が保てる状態になっていた。ひょぅとすればチャンスなのかもしれないが僕は興味ないのでパス。貝出汁ベース専門のお店と聞く。貝のラーメンは食べたくない。

 

ちなみにここの運営している「世界一暇なラーメン屋」では食べたことはある。こちらも人気店でけっこう待たされた。しかし変な名前ばかりつけるラーメン屋だ。こちらは貝ではないのを出していて結構美味しかったので、くそオヤジもそれなりに美味いのだろうが、貝ラーメンはやっぱり興味が持てない。


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しゃんべん横丁あたりをパトロールして分かったのは、夜からオープンするお店もあわせると梅田なんかよりよっぽど営業している店が多いこと。まだ緊急事態宣言が始まったばかりとはいえ、梅田や天満あたりとはかなり対応が違っていた。僕の地元である京阪の寝屋川あたりですら閉まりまくってることを考えると、十三や京橋の気質はまた特殊なのだろう。


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しょんべん横丁を離れて、十三サカエマチ商店街の方に行ってみた。第七藝術劇場なんかのあるメインストリートだ。やってないかもなとダメ元で丸三寿司を見に行ったらやっていた。しかも店内はガラガラだった。これはチャンスと入店する。こちらはカウンターだけの人気お寿司屋さんで、暑くなってくると扉全開なので風通しもよくて気持ち良い。この丸三寿司だっていつ休業に入ってしまうかしれないので来れて良かった。

 

去年この老舗の寿司屋を知って気に入ってちょいちょい通うようになったのが、今年はあんまり来れてなかった。年が変わってからバタバタしていて、一月の下旬になってやっと行けたなと思ってた頃に、にわかにコロナが騒ぎ始めてきてそのままなんだか行きにくくなってしまった。三月に十三パトロールした折も満員に近かったこで腰がひけて入らなかった。カウンター10席程度のこのお店は常連客で満席に近いことが多い。去年までだったら席さえあいてれば平気でねじ込んでいただろうが、3月からは世界のルールが変わってしまったようだ。はやくもそれに順応してしまっている自分が辛い。


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丸三寿司に来たら大瓶ビールを注文するのが僕の鉄則。キリンかアサヒか聞かれるがどっちでも良い。ラベルが剥がれるくらい冷やしてくれているのが嬉しい。寿司屋の瓶ビールはこうでないとというビールを出してくれるのが丸三寿司の大将。大衆価格の寿司屋でそんなお店は少なかったりする。こだわりなのか、瓶ビールがあまり出ないせいなのか。どちらにせよ裏切られた事は一度もない。この大将はどうも還暦過ぎて孫までいるらしいが年齢不詳なくらいシャキシャキしている。ただし注文以外で喋ったことはほぼ無い。常連との会話を盗み聞きしてただけ。常連がいないとひたすら寡黙なのもこの大将の特徴。


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バッテラは必ず頼む。サバの握りもしてくれるが、それも美味いんだが、とにかくバッテラが絶品。6切れで350円は安い。回転寿司でもこれより安いのはなかなか無いのでは。バッテラだけ頼み続けたい衝動に駆られるが、お寿司屋さんで同じものを頼み続けるのはちょっと気が引けてしまう。実際どうなんだろう。バッテラ二皿頼んでも別に普通に無口に対応してくれるとは聞いたけれど。


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巻き寿司も頼む。僕は野菜系のお寿司が大好きなのだ。ご飯と漬物なんて反則なくらい合うに決まっている。実際おしんこ巻きとかはお寿司を終わらせるくらいの破壊力を秘めたネタのひとつじゃないかと思う。ここは珍しいところでいうと奈良漬けの海苔巻きもやってくれる。あと芽ネギの握りがあって、かなり繊細な作業なんだが、注文するといちいち握ってくれる。これがまた美味い。何カンでもいきたくなるが、手間がかかってるのを見てしまうと連打しにくい空気がある。勝手な思い込みだろうか。あと、なぜか大衆的寿司屋には焼き鳥があることが多い気がする。ここにも壁に貼ってあるメニューのなかに小さく「焼き鳥」とある。食べている人を見かけた事はない。気になってしょうがないのでまだまだ続けていて欲しいと思う。


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丸三寿司で軽くつまんでから(こういう使い方ができるので街のお寿司屋さんは素晴らしい!)しょんべん横丁の方に戻って、十三駅のガードをくぐって東口側に行ってみた。前回のパトロールのときに行ったたこ焼き屋さんが自粛を始めてしまっていた。5月に入ってからまだ十三には行ってないが、どうなっただろうか。

 

餃子の王将十三東口店は相変わらず人でパンパンだった。

コロナの時代の餃子の王将

4月11日(土)の大阪駅前ビルの様子の続き。

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喫茶マズラを出て、お店が閉まりまくってたのでどうしようかとブラブラしてたら、餃子の王将大阪駅前第3ビル店が、席とばしで営業するという意識の高いことをやっていて感動したので入ることにした。普段見ている餃子の王将では、この時期まではまだこういう試みはなかった。後に導入した店舗もけっこうあるが。


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席にビニールをかけて座れなくしていて必然的にある程度の距離が保てるようになっている。この店舗自体も、ビル地下のテナントにあって、壁でしきってなくてパーテーションみたいな囲いの開放的な作りなので換気が困らなくて良い。そもそも入った時間帯にはそんなにお客さんがいなかった。


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僕と連れはテーブル席にいったのだけど、ここももちろん一つ飛ばしで使えるようになっている。しかも各テーブルに消毒用アルコールが。この時期は消毒用アルコールが全く手に入らなかったのでありがたく出やスマホをびしゃびしゃに消毒した。


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そしてもちろん体内もアルコール消毒。またこの王将の大瓶ビールがキンキンに冷えていて最高だった。客が少ないのもあるかもしれないが、意識の高い餃子の王将は違う!


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酢豚も食べる。美味い。レベル高い。もともと駅前第3ビル店は料理のレベルが高い傾向にあるなとは思っていたが、飛び抜けたものは無いかもしれないがやはり高かった。なんせビールがキンキンだからな。八割くらいの餃子の王将はぬるいビールなのだった。


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餃子ももちろん過不足なく美味い。画像からでも伝わってくる焼き目の美しさ。最高に美味い店には及ばない点もあるかもしれんが、このレベルもなかなか無いのはわかっていただけるかも。


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唐揚げもまあまあ食いごたえのあるサイズかも。餃子の王将の唐揚げは、近年では著しいサイズ違いというものがあるのだった。基本的には大きめのやつを出している店はレベルの高い傾向にあるような。もちろん一概には言えないが。コロナ下の駅前第3ビル店は大満足であった。大瓶ビールは常に冷や冷やだった!これは餃子の王将でなかなか無いこと!ほんと行ってみて良かった…。


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帰りに大阪駅前の新梅田食道街をパトロールに行ったら、シャッターが閉まってて閉鎖状態だった。なかなか見られない光景だ。家賃はその間はとらないとか、さすがにあるんだろうか…。

もしかしたら最後になるかもしれない青春18きっぷを使った思い出?

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4月9日に18きっぷの残り一回を使った。大阪の緊急事態宣言後の遠出であるが、ここからしばらく遠距離の旅というのはお別れになるかもしれないので心残りのないように。遠距離移動に対する風当たりは強くなるばかりだ。いつもはマスクをしてないが今回ばかりはマスクをした方が安全かもしれない(見た目的に)。となれば、加古川の居酒屋のママさんに貰ったなけなしの2枚のサージカルマスクのうちの1枚の出番だと思った。もうほとんどきっぷの消費に近い気晴らしの行動。べつに人の集まるところに行くわけでもないし、車内は基本的にはかなり空いている。そいう時間と路線を選んで乗った。ただし、窓は空いていない。京阪電車もJR西日本も、窓開けに対する興味のなさは凄い。乗客もべつだん窓開けしてる人はいないのである。なるべく開けまくって移動するように心がけた。

 

そもそも鉄道の窓というのは開け辛くて有名だ。開かないようになってる窓も多いし見分けるのは困難を極める。たとえば写真のような窓だと、上半分を手前に倒す必要があるが、上部の見えづらい箇所にあるボタンを押しながらじゃないと開かない。こんなの誰が分かるのかと。今回18きっぷで移動している間に、窓を開けようとしていた唯一の人は若そうなママさんだけだった。案の定開けられなくて困っていたので、かなり離れていたけど近寄っていき「上のボタンですよ」と助け舟を出した。みるに見かねるとはまさにこのこと。窓を開けたい唯一の同志という気持ちもあったのかも。それくらい関西の乗客は窓を開けるのを諦めているのだった。


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そんな最後の18きっぷでやってきたのは野洲駅だ。5回分の最後の一枚という以上に、この18きっぷは文字通り最後になるかもしれないのだった。なぜならコロナが終息しなければ常識的にいって夏の発売は無いはずだ。そうなればそのまま18きっぷが無くなってしまう可能性は十分にある。18きっぷの終焉は毎年噂されてきた。見方によればコロナは絶好のタイミングともいえる。

 

我々がコロナブームによって失うものはあまりにも多い。今までの生活であったり、お金であったり、自分や家族や友人たちの命や健康。コロナ前とコロナ後では景色だって違うだろう。そのいずれもが唐突な別れになるに違いない。お別れなんかいう余裕すらない。18きっぷだってそのリストに名前を連ねているわけだ。鉄道の日記念きっぷだって「あれで終わり?」というあっけないものだった。18きっぱーは覚悟しておいた方が良い。そういう意味でもラストかもしれないきっぷで野洲に来れたのはよかった。ここは大阪からだと姫路なみに電車賃が高いけど、一泊するほど用事もないという微妙な場所。けど近年の僕は野洲の魅力に取り憑かれていた。


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前に紹介した野洲駅から近いたこ焼き立ち飲みだ。無念なことにこのお店もコロナの影響で店を閉じている。店主はアルバイトに行っているらしい。再開できる日が来る事を祈るばかり。


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今回はたこ焼き立ち飲みバーが閉まってるのは知っていた。知っていて野洲に来たのは、こちらの餃子の王将野洲店に行きたかったのだった。野洲店が比較的に広くて、夕方くらいはガラガラだったのも覚えていた。ここなら大丈夫であろうと思ったので来てみた。


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案の定、広い店内に客は僕ともう1組くらい。テーブル席に陣取って大瓶ビールを頼む。そして来る前から食べようと決めていた「てっぱんレバホル定食」を注文。これは野洲店でしか見たことがないので、僕は野洲店オリジナルメニューだと思ってる激うまの定食だ。単品メニューがないのも特徴。


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餃子の王将の店舗によってはたまにホルモンみそ炒めみたいなのがメニューにある店もあるが、基本的な味はそれに似てはいるが、特徴的なのは大量のもやしや野菜などともに炒められて熱した鉄鍋でものすごいグツグツした状態で運ばれてくること。餃子の王将のメニューでここまでアグレッシブなものはあまり記憶にないので強烈な印象になってしまう。思わず動画で撮影したくなる見事さだし、実際に毎回食べるたびに動画で撮影してしまっている。


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てっぱんレバホル定食には、餃子と飯とおしんこがついて、隙というものがまるで見当たらない。そういえば昔ながらの餃子の王将店舗は、定食におしんこが付きがちだったのを思い出す。今ではキムチなんか付ける店舗が増えてきて、おしんこがついてくるお店は減ってしまった事を実感する。

 

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野洲店のメニューの一部だが、てっぱんレバホル定食が異彩を放っているのがお分かりいただけるだろうか。


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レバホルをおつまみにビールを飲んでいたら無くなってしまったので唐揚げを追加。空になった鍋と入れ替えて、最初から唐揚げ定食を食べていたかのような自己催眠をかける。ちょうど良い具合にご飯も食べずにおいといた。実際てっぱんレバホルというやつは、ホルモンともやし炒めが絶妙のアマだれで炒められており、ご飯が進むことこの上もないのだが、ビールと一緒にやるときは、いかに飯を温存しておくかが鍵となる。さっさと飯をかき込むとビールを飲みたくなくなってしまうからだ。少なくとも僕は。飯とビールお構いなしにやれる人はやってくれて構わないけど、僕はシメのライスにする段取りのが都合が良い。


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唐揚げと二本目の大瓶ビールを愉快にやる。やってるあいだに夕飯の時間帯に突入していた。店内はちらほら混み始める雰囲気になってきた。コロナといっても餃子の王将の客足はそれなりにあるのは大阪と同じ。そろそろ退散せねばなるまいと感じてきた。ビールの残りを飲み干して、唐揚げとライスをかきこむとお勘定をして外に出た。


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駅前はすっかり暗くなっていた。これで駅前!?この駅前感の無い駅前の風景が野洲駅らしさというやつだ。次に野洲駅に来れるのはいつになることやら。


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帰りの大阪方面の新快速もガラガラだった。夏にはコロナがすっかり無くなっていて、18きっぷも普通に発売されてたら良いなと思うけど、あんまり夢みたいな事は考えないようにしたい。

コロナのなか、前から気になってた天満のお好み焼き屋に行った

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タコスを買った日の夜。帰りに天満に行ってみればほとんどのお店が閉まっていた。そんななか、お寿司ストリートにある美濃というお好み焼き屋は営業をしていた。このお店はずっと昔からやっていた昭和なお店だが、なんとなくずっと入らなかったお店である。


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お好み焼き屋らしく瓶ビール。あんまり冷えてないけど気持ちだ。


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ヘラを渡されるのが関西スタイル。


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とりあえず焼きそばが食べたかったので焼きそばを頼む。美味いとかまずいとかのレベルを超えた、大阪のお好み焼き屋の焼きそばだった。


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お弁当箱みたいなところに青のりと鰹節が入っていて自分でふりかけるのも関西ではよく見られたスタイルだが、久しぶりに体験してる気がする。最近のお店では見られなくなってきたことに気がつく。

 

焼きそばに続いてお好み焼きも食べたが写真は撮影してなかった。美味い不味いとかを超えた昭和の味だったせいかもしれない。緊急事態の中でもこういうお店が頑張っているとたいへんほっとする。

 

店内はまあまあお客さんが入ってくる。遅い時間は居酒屋が自粛しだしたので、営業してるのがこの店くらいしか無いからだろう。どんな時間であれ、経済活動がなされている以上は外食を必要とする人たちがいるのだ。自分としてもこんな機会だとはいえ、ずっと気になってたお店に来れたのは良かった。人通りのなくなった天満を後にして地元の寝屋川市に帰った。


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地元のスーパー玉出で買い物して帰ろうと思ったら、昔からあるうどん屋さんが営業を続けているのが目に入った。24時間スーパー玉出しか空いてない暗闇のなかに、ポツリとうどん屋のあかりだけが。ここのうどん屋も昔から気にはなってたのだが入ったことはなかった。自粛ムードで早仕舞いの中で必死に営業しているうどん屋に少しホッとするものがあった。中を除けばひとりだけカウンターでうどんを食っていた。お持ち帰りのうどんを買っていくことにした。きつねうどんと昆布うどん。それぞれダシと具がセットになっていてずしりと重い。なんかよく分からないが、とても良い買い物をした気分になった。


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スーパーで買い物してから、家に帰ってうどんを開けてみた。パックの内容はこんな感じ。せっかくだから今日中にひとつ食ってみようと思って温めて食べてみた。味は凡庸でした。

コロナの街で謎のパクチータコスをテイクアウトした

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しばらくブログを書かないでいた。ここから日々の梅田の情勢も含めた話を書いていくつもり。2020年の4月5日まで時間を戻す。

 

緊急事態宣言が出される前の週の日曜日の大阪の梅田は人通りはまばら。普段の日曜日はアホみたいに人がいるものだ。先週はぜんぜん人がいた。これも志村けんショックだろうか。(4月14日現在、もちろん日曜日の人通りは帰ってきてない。休業していく店も日増しに増えていった。)

 

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コロナの街をぶらぶらパトロールしていると、吉野家の前あたりに謎の看板を見つける。タコスの店?持ち帰り300円?

 

ここはたしかインドカレー屋が看板を出していたところだった。梅田界隈はインドカレー屋がやたら多い。どんな隙間のビルのテナントにもインドカレー屋があるイメージ。ここもそういったお店の一軒としか認識していなかったが、日曜日だけ謎のタコス屋になるというのは知らなかった。いつからやってたのだろう。怪しいしタコスは好きなので妙に心に引っ掛かった。

 

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4階にどうぞといわれても吉野家の隙間が入り口になってる単なる貸しビルでしかなく、おおよそテイクアウトのタコス屋さんがありそうなロケーションではない。いちおうエレベーターはあるが、エレベーターに案内などもあるわけもなく、看板に4Fと書いてあったのを信じて行ってみるしかない。

 

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エレベーター降りたところはそっけないフロア。飲食店があって良い雰囲気じゃない。というかタコス屋がどこにあるのかわからない。フロアの突き当たりのあたりに人の気配を感じたので行ってみる。

 

二つ入り口があって、片方の入り口はバックヤードみたいになっており、もう片方の入り口はカウンターテーブルがいくつかあって、ドトールみたいな喫茶店のようになっており男女の客が何人か飲み食いをしてるようだった。

 

テイクアウトのタコスという看板のイメージに近いかな?でも店員さんが見当たらないけどどこなんだろう?とキョロキョロしていると、通路で携帯で喋ってた水商売風の兄ちゃんがバインダーとペンを持って近寄ってきて「当店のシステムはご存知ですか」と言ってきたので「知らない」と答えたら「当店をどこで知りましたか?」などと返してくるわけである。どこで知ったも何も「下の看板見てタコスを買いに来た」と言うしかない。そしたら笑われて、「それはあっちですよ」と暗くて人のいないバックヤードの方を指された。たしかによく見ればこちらの方はタコスじゃなさそうな看板がかかっていたが、何のことなのかよくわからない隠語めいたものだった。いったいなんなんだと思ったがもう忘れることにした。

 

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暗い入り口のタコス屋といわれる側は、入り口にビニールシートがかかっており余計に客を拒絶している雰囲気だった。店内に入ると男性一人と女性一人がカウンターにいて、あとはテーブル席がいくつかあるバーみたいなところであって、テイクアウトのタコスを専門にやってる様子ではなかった。タコスを出してるバーがテイクアウトもやっているだけだった。お客は誰もいなかったが、さっきまで誰かが飲み食いしたような食器がカウンターにひとつだけあった。これだけ暇そうなのに片付けてないなも不思議だったが、とりあえずタコスをテイクアウトしたいと伝えると豚バラか牛タンかがあると言われたので豚バラにしてもらった。サイズはそんなに大きくなさそうだったので2個くれと言った。300円だけ払っていくより600円くらいは支援したい気持ちもあった。店主らしき男性がタコス作りにとりかかると、女性の方が水を出してくれたのでテーブルでしばし待つ。しばらくすると透明のプラスチックパックに入れたタコスを渡してくれた。600円を支払って受け取る。先ほどの謎の店の前ら水商売風の兄ちゃんが二人に増えており、店内に入るでもなく通路をうろうろして辺りを伺っていた。非合法な香りしかしないが興味もないのでタコスぶら下げて素通りしてエレベーターで外に出た。

 

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タコスを持って道路に出たものの正直いって食べる場所なんかなかったのだった。これなら店で食べてもぜんぜん良かったはずだったのだけど、看板にあった「タコスのテイクアウト」という文句に魅力を感じていたのかもしれない。タコスが食べたいというよりも「タコスのテイクアウト」がしたかったのだろう。諦めて道端で袋をひらくと、細長いパックに小さなタコスが二つ直列に並べられていた。二つでひとつのホットドッグみたいなサイズだ。タコスはおむすび程度の大きさ。二つ頼んでやっと格好がつくレベルだった。持って帰っても仕方がないので、もう野外でつまんでしまおうと思った。道路でタコスを食べるおじさんの出来上がりだ。ライムを絞ってから食べてといわれたので、とりあえず道端でライム片を絞るおじさんにも変身する。

 

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タコスの皮はふにゃふにゃのパンみたいなタイプ。パクチーが効いている。そういえばパクチーと玉ねぎ入れますか?と聞かれたのではいと答えたのだった。塩味でシンプルに肉を食べさせるタコス。タコスというよりも生春巻きを連想する。エビとか入ってたら完全にそっち系だった。

 

タコス料理というのは幅がとんでもなく広くて、きつねうどんと皿うどんくらい方向性の違うものも沢山あるようだ。「うどんが好きです!」と言った人が、皿うどんまで好きだという覚悟を持って可能性はなかなか無いが、タコベルのタコスが大好物という人が、このパクチー入りタコスを同じタコスと認めるだろうかと思った。こういうの、メキシコにもあるんだろうか。行ったことがないのでわからない。とにかく初めて食べるタイプのタコスだった。日曜日だけ営業するといっても、自粛が始まってからも続けているかどうかは知らない。平時のインドカレー屋の方は、ずっと看板が出ているのをチェックしている。あのフロアまで行くのは気疲れするので看板のチェックにとどまっている。通常時でもなかなか商売が厳しいテナントだと思う。

新潟の古町の『とんかつ太郎』のタレかつ丼に感動した!!!

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ドカベン像を見たあとは、とんかつ太郎のタレかつ丼を食べようじゃないかとお店に行ってみた。タレかつ丼とは、このお店が考案したメニューで、あまりにうまいので新潟中に広まったとされる郷土料理。むかしに新潟に来た時にも紹介されたのだけど、残念ながらお店が閉まっていた。今回はどうだろうかと来てみれば開いていたので十数年ぶりリベンジである。

 

混んでるかな?と思ったがそうでもなかった。店外で待ってるっぽい男は単に店の前でスマホいじってるだけのおじだった。なんだ紛らわしい!

 

入ってみるとカウンターだけのお店。こだわりの深そうな店主がテキパキとまわしていた。とりあえずメニューを検分する。結構いろいろあった。


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ご覧の通りのとんかつ屋さんなのだが、カツ丼のコーナーを見てびっくり。基本のカツ丼が、カツ5枚入りになっていた。特製カツ丼は7枚入り。どんな大柄メニューやねん!?その下が4枚カツ丼というのも謎だ。

 

3枚入りのミニカツ丼くらいが、尋常のカツ丼くらいのサイズに思える。お値段もまあまあ普通。たとえば似たような雰囲気の、福井のヨーロッパ軒のソースカツ丼は、このミニサイズと同じくらいかと思う。カツ3枚ですし……。値段も近い……。

 

むちゃくちゃ悩んだ。どう考えてもミニカツ丼は、この店では妥協しまくったメニューなのだ。あんまり食べれないよ〜って人向けの。僕はフードファイター気質は無いし、ラーメン二郎みたいなお店でマシマシとかするような奴ではないが、基本のサイズが5枚入りだというなら5枚で受けて立ちたい気持ちがある。たまたま新潟に居合わせて、ドカベン像見学から同行していたヤム氏と顔を見合わせる。う〜む。

 

次の瞬間、2人ともミニカツ丼を注文していた。食べきれないという不安ではない。ここで5枚入りカツ丼とか食べてしまうと、飲みに行く元気とかは無くなってしまうんじゃないかと危惧したのだ。苦渋の決断だった。

 

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ヤムさんにビールを奢ってもらう。中瓶だった。金属のタンブラーがいかす。


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三枚入りのミニカツ丼到着。ミニとはいえ十分なサイズのカツだった。予想通りヨーロッパ軒の普通のカツ丼とそうは変わらない。そしてキャベツなんか乗ってなくて、ご飯にダイレクトにタレの染み込んだカツがどかどか積まれてるスタイルも同じ。キメの細かな衣も同じ。びっくりするほど見た目が近い。ソースカツ丼系になるとこうなるのか?でもやっぱり普通のざく切りのトンカツスタイルのソースカツ丼も多いので、ヨーロッパ軒的な積み上げスタイルはそんな主流じゃないと思う。

 

で、食べてみて驚いた。タレかつって言うだけあって当然ソース味とはぜんぜん違う。甘い。ばかうけとか、おにぎりせんべいを食ってるみたいな味。とんかつにここまでお菓子を感じたことはない。まちがいなくジャンク。でも上品な味付けにも感じる。タレの完成度や揚げ方など仕事が丁寧だからか。からりと揚がったカツに甘めのタレが軽やかに踊る。そして予想外なことが米が抜群に美味いことだった。

 

タレかつ丼というものは、いってみれば、白米のうえにタレの染みたカツを、ただ乗っけているだけのもの。そうとなればご飯の味は超重要かもしれない。この料理の味の評価の半分くらいの責任は、本来は飯の方にあってもおかしくない。けど、上のカツとかが派手なら、飯が平均点以下でも、まあいいかと許してしまいがち。実際問題として、タレかつをかじった時点で、僕の採点メーターだって100点を振り切ってしまっていたのだった。しかし店主はそういう甘えとか、妥協を許さぬ性格だったに違いない。特製タレの染み込んだジャンクなカツを、どっしり受け止めて余りある力量がこの飯にはあった。飯がキラキラ輝いて見える。お米どころ新潟とはいえ、それだけでこんな美味い飯はできまい。かなりこだわりの炊き方をしてるのではないか。たぶん……。

 

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いやー、よかったと話しつつヤム氏と店を出たら(なんと、励み奢り!御馳走さまです!)、もう終わりの看板が出ていた。ネットなんかに書いてあるよりずっと早仕舞いのようだった。やはり店に入れたのはタッチの差だったみたいだ。なにはなくとも先に来ておいて良かった。ミニカツ丼でも結構お腹いっぱいになっていた。少食の人はこれで終わるかもしれない。

 

こんな店だから、きっと他の料理もぜんぶ美味いんだと思う。余裕があったら5枚の並盛りの並盛りたる所以を体感したかったし、なんだったら7枚に挑戦したい気持ちすら生まれた。他の定食も食べてみたかった。普通のトンカツもきっとこだわりのやつに違いない。まあ今度、新潟にきたら……。次こそはそんな間をおかず……と思ってる最中にコロナ渦が発生。晴天の霹靂とはまさに。

ソースカツ丼で有名な福井片町のヨーロッパ軒総本店で食べるべきシュニッツェル

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敦賀で敦賀ヨーロッパ軒を食べた次の日。福井の片町近くで泊まってたので、そりゃあまあランチはヨーロッパ軒総本店でしょうという自然の成り行きで、二日連続でヨーロッパ軒に行った。福井に泊まった時は、かなりの確率で行くのが総本店。そもそも初めて福井市までやってきたのは、ヨーロッパ軒の総本店に一度は行ってみたいという思いからだった。その時の福井の街の印象がとても良かったので、しばらくしたら定期的に遊びに行くようになってしまっていた。本場の秋吉に行くため……という発想はまだなかったが、今では秋吉の本店(的な店)の聖地巡礼が福井訪問の半分のウェイトを占める。まあでもヨーロッパ軒もかなり行ってる。自分史のなかで、もっとも行ったヨーロッパ軒が総本店だ。


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店構えからして敦賀ヨーロッパ軒駅前店とは、いくぶんかセンスの違いが分かってもらえるかと思う。これがヨーロッパ軒のすべての発祥の店だそうだ。当時のままなのかどうかは知らないけど。初めて総本店でソースカツ丼を食べたときの記憶として「やっぱり本店は味が違うわ〜」と思ったかどうかは全く覚えてない。まあ、美味いけど、敦賀とかも美味かったよね、くらいの印象だった可能性が高い。覚えてないくらいだから。ちなみにヨーロッパ軒総本店の向かいにあるのが、秋吉の本店的なお店だ。片町はよく出来ている。福井の片町というのは、歌舞伎町とか宗右衛門町みたいなものであって、福井県内の最大の繁華街。


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何度も書くが、ヨーロッパ軒はソースカツ丼の店というより洋食屋さんなので、ステーキとかオムライスとかポークチャップとかいろいろある。スカロップとかは敦賀ヨーロッパ軒のメニューだから無いが、総本店だってメニューは多いのだ。何を食べるかが常に悩みどころだ。でも店内の客の9割は丼ものを食べている。せいぜい、ソースカツ丼派とパリ丼派に割れるくらい。悩んだ末に3種類スペシャルカツ丼で豚、メンチ、エビを食うのかもしれないし、さらに牛カツを足しちゃう派もいるのかもしれないが、とにかくソースカツ丼系を食べてる人しか見たことがないってくらいそればっか。


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そんな僕が悩んだ末に頼みがちなのがこれ。シュニッツェルだ。いつごろからか総本店に登場した特集メニュー中の特集メニュー。なんせ限定5食!なんだかんだこれが登場してから、かなりの割合で限定5食シュニッツェルを食べてしまってる。シュニッツェルにロマンを感じてしまう性格なのと、実際にこいつが美味かったのがよくなかったと思う。限定5食とはいうものの実際に一日に何食出るのだろう。僕以外に食べている人をみたことがないのだ。売り切れの現場に出会したこともない。


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総本店で版ビールを頼むと黒ラベルの大瓶(大瓶なのは重要)と枝豆を出してくれるところも、しびれるところだ。ただ、あいにくぬるかった。まだ昼前でオープンしてまもないからだろうか。べつにエエけど。ぬるければぬるいでじっくりやりたい。


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シュニッツェル登場!スカロップに負けず劣らずデカい!そしてこのシュニッツェルは豚を叩きまくったやつであり、ソースを3種類付けてくれるのが大変に気の利いたところなのだ。左からアンチョビーソース、エーワンソースのような酸っぱ味のウスター、そしてヨーロッパ軒のソースカツ丼用の特製ソース!

 

アンチョビーはビールのおつまみに最適だし、エーワンソース的なやつは洋食感がすごいし、特製ソースをつけたらほとんどソースカツ丼を食ってるのと変わらないので、これさえたのんでおけばスキは全くないみたいなところがある。ライスもついているし。


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なんとも凄いことになってしまった。ナイフとフォークで好きに切り刻んで食べ進めていく。こればっかり食べてたら永遠にソースカツ丼には回帰できない気もする。ゆうてもソースカツ丼をある程度は内包しちゃってる料理なのだ。メニューにも「ソースカツ丼の限界!」とまで書かれている。自分としてはカツカレーライスが気になるのだが。次回はシュニッツェルの欲望を断ち切って、カツカレーライスを注文する矜恃を持たなくてはならない。

 

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ヨーロッパ軒の花月分店。片町からちょっ…と歩いた住宅地にある。一度も入ったことはない。一度は行きたいと思いつつも総本店のインターセプトがあるからなかなか難しいと思う。行ってみるまでは名店の可能性はずっとある。

ソースカツ丼の敦賀ヨーロッパ軒駅前店に行く

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敦賀でぶらぶらしてたのには実は大きな目的もあって、敦賀ヨーロッパ軒に久しぶりに行ってみようということだった。福井名物といえばヨーロッパ軒のソースカツ丼なのであるが、僕はずっと福井市の総本店の方に行っていたので、ながいあいだ本家のやつしか食べていなかった。ヨーロッパ軒と、敦賀ヨーロッパ軒は暖簾分けで別物らしいのだ。ヨーロッパ軒には支店や分店がいくつかあるが、敦賀ヨーロッパ軒も独自に支店をもっているというややこしさ。そして敦賀駅の駅前店は敦賀ヨーロッパ軒の方なのだ。

 

そもそも初めて店でヨーロッパ軒を食べたのは鯖江の店だったので敦賀ヨーロッパ軒の系列では無いと思う。そのあと敦賀ヨーロッパ軒の本店に連れて行ってもらい、その後はずっと福井の総本店でばかり食べている。総本店通いによりヨーロッパ軒経験値もそれなりに高まってきたはずで、ここらで敦賀ヨーロッパ軒の方も再確認してみようと駅前店に初めてやってきた。駅前店といっても、本当に駅前だったら良かったのだが、実はまあまあ歩くのだった。


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なんもない道をまっすぐ歩かなくてはならない。しばらく歩くと野暮ったい字体で「カツ丼」と書いてるのが見えると思う。この看板の雰囲気は敦賀ヨーロッパ軒独自のものなのかどうかは全店まわってないのでわからないけど、少なくとも総本店とかのノリとはだいぶ違うのは間違いない。


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入り口が二重になっているのは寒い地方らしさ。北陸とか東北とか北海道とか、寒い地域に行くことがあったら、どうなってるかチェックするのは楽しいのでぜひチェックしよう。


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外の入り口を潜ると暖簾のかかっている入り口がある。敦賀ヨーロッパ軒の文字がしっかり。まちがいなくこちらは敦賀ヨーロッパ軒ということだ。僕自身、敦賀ヨーロッパ軒に来れる喜びがあった。


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ヨーロッパ軒はソースカツ丼という印象がオンリーワンだが実際は洋食屋さんなので色々あるのだ。しかし客の9割くらいは、ソースカツ丼かパリ丼(メンチ)かミックスあたりを頼んでいるというどうしょうもない現実がある。


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とりあえず版ビールを頼む。総本店では大瓶のサッポロなところが、敦賀ヨーロッパ軒駅前店では中瓶。そしておつまみに柿の種つき。そういえば敦賀本店でも柿の種を貰った記憶あり。中瓶だったかは覚えてないけど。中瓶なあ〜と思わんでもないが、一番搾りはなかなか気が利いてるし(サッポロほどではないにしろ)、わりあい冷えてたので機嫌が良い。


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これが敦賀ヨーロッパ軒グループだ!

僕が注文したのはスカロップ。ソースカツ丼の類ではなくスカロップ。敦賀ヨーロッパ軒にしかないメニューだと聞いてたからだ。たしかに総本店にはそんなメニューは無かったと思う。ご飯はつける?と聞かれたが、ビールがあるので「要らないです」と断った。


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スカロップ登場!まず思ったより1.3倍は高かった。そもそも単品で1200円(税込み)の時点でちょっとひいたが、これだけデカいと納得するしかなかった。スカロップって聞き慣れない料理だし、根室のエスカロップとそっくりな名前だが、まあそれは正しくて、あちらがコーンライスの上にトンカツみたいなのが乗った料理だが、これはそれのライスの無い版みたいなもの。そしてひたすらデカい。


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エスカロップもスカロップも、フランスの似た名前の料理が原型になっているそうだ。ようは薄い肉って意味らしい。


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薄く伸ばした豚肉を揚げてデミグラスソースまみれにしたのがスカロップの正体。シュニッツェルみたいなもんだが、また微妙に違う。そしてめちゃくそかかってるソースも、ソースカツ丼用のものとは全く違うデミグラスであって、ちょい酸味もありつつ間違いなくご飯がすすむ優しい味だが、腹一杯になってしまうので飯を付けなくて良かったとつくづく思った。近くに住んでてランチに来たなら間違いなくライス大盛りでいってたと思う。旅人の僕としては、ナイフとホークで慎重に切り刻んで、ビールと共に食していく。

 

いうてるうちに、いかにも地元民なおじがやってきてステーキとかを頼んでいた。ステーキを頼む人は珍しい!店内はほぼ満席だが、ソースカツ丼系以外を食べてるのは僕だけ!ましてや3800円とかするステーキを頼んでる豪傑なんかいるわけがないのだ!たしかにヨーロッパ軒のステーキを食べる人類には憧れる……。0.1%以下とかそういうレベルかもしれない……。でもそうするとヨーロッパ軒のステーキの在庫は悉く腐り果ててしまうということになる。そうであれば常時メニューとしてステーキが存在するのはおかしいのである。したがって現実には僕ごときの想像を超える豪傑が福井にはたくさんいるのかもしれない。

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満足しきってお店をあとにする。中瓶ビールを飲むのにスカロップは十分すぎるものであって、柿の種は完全に蛇足だったのでお土産に持って帰ることにした。こういうときに小分けのものは気が利いてますよね。

土曜の夜にも皆様食堂に行きましたよ!?

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先々週か。三宮がコロナの影響で閑散としてると聞いて、皆様食堂にやってきました。ぜんぜん閑散としてなかったけど、そりゃまあ少しは人が少ない雰囲気はあった。皆様食堂に行ってみたら、いちおう入れた。時間としては17時前後だったので評価が難しいところ。普段でもギリギリ入れたりする時間帯。


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とはいえ、メインのカウンターには座れずに、壁際のサイドボード席なので、本当にギリギリ入れてもらえたという感じ。コロナで暇って話はよく聞くが、人気店はとにかく最後まで人がいるんだなという印象がある。暇になっていくのは二位以下の店だってりする。みんな満遍なくダメージ食うというより、格差がより冷酷になっていくのが不況というものなのだろう。人気店まで人が来なくなってきた時点ではもう全てが手遅れだというのがよくわかる。


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それはともかくとして、本日もせっせと頼んでないメニューを埋めていく作業に勤しむ。同行者のとみ爺が所望したらっきょ。美味いけど、これは食べたことがある気がするぞ、とみ爺。


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ウインナーと肉炒めは食べたことはないはず。ウインナーとキャベツと肉のソース炒めは二度は食べたが、これは食べたことがないと思う。肉とウインナーを炒めるという発想がヤバい。正直いって美味すぎるんだが、肉とウインナーを組み合わさる発想は自分では絶対に無理だと思った。


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オムレツ!ここの納豆オムレツが美味いのは知ってるが、普通のオムレツを頼んだことあるかどうかは微妙。結論としては非常に美味かった。とみ爺のナイスアシスト。サッポロラガーの大瓶がすすみまくる。けっきょくここで何本飲んだんだっけ。このあとの様子はこちらの記事を読んで欲しい。また皆様食堂に行けたら報告する。

 

このチャンスに梅田の『お好み焼き美舟』の焼きそばを食べに入った!!

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このチャンスに梅田の美舟という昭和なお好み焼き屋に行ってみた。このチャンスってどのチャンスなのかわからないけど、ずっと昔から東通りの商店街にあったお店で気にはなっていたが一度も入ったことはなかった老舗だ。いつでも行けるわと思うと一生行かない店ってあるけど、美舟はまさに自分の中でそんなお店の一つだった。梅田のわりとど真ん中で周りはどんどん新しい店になったり建て替えたりしてるのに、昭和のまんまで変わらないのも考えたらものすごい。

 

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ここの焼きそばが変わってて美味しいと言われていたが、食べに入ろうというタイミングというか気概みたいなものが全く起きなかった。「キャリーケースお断り」みたいな張り紙がベタベタと貼られていたのが影響していたのかもしれない。観光客がすごく来ていて面倒くさそうなオーラーがたしかにあった。混ぜカレーの自由軒みたいな。

 

今回は例のアレで観光客もほとんどいなくなってしまったので、わりと余裕があるんじゃないかと。そんなふうに考えて初めて行ってみようという真面目な気持ちになれたのだった。

 

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入ってみると思った以上にオールドな作り!次々と滅びていった昭和のお好み焼きの店構えそのものだった。すべてが古いしすべてがスモールサイズなのだった。こりゃたしかにキャリーケースなんかいう大柄なカバンもってこられたらたまったもんじゃない。

 

案の定、店内は2組くらいしかいなかった。一人だというと通された席が凄かった。人生初の一人用のお好み焼き鉄板席かもしれん。

 

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小さいテーブルに、普通の半分くらいの鉄板があって、正面は壁で仕切られているので向かい側には触れない。完全に1P仕様。こんなお好み焼きシートは見たことがなかった。そして座ろうとしたら昭和サイズの天井の仕切りにうっかり頭をぶつけてしまった。170センチちょいの僕であっても、昭和の建物では巨人になれるのだった。そういうところも古い建物はわりと好きだ。住むのには不便だけど。

 

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なんか狭すぎてひいて写真が撮れないくらい狭い。わかって欲しい。昔のテーブルゲーム筐体の片側だけ使ってるみたいな趣がある。とりあえず焼きそば900円と、大瓶ビール750円を注文する。これらは税込価格なのが安心。

 

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焼きそばは中央の鉄板ブースでおじさんが焼いてくれるようだ。なにもかもがコンパクト。

 

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せまいので、ビールも隅っこでなんとか飲む感じ。まあまあの冷え。あんまりダラダラしていると鉄板の熱で温くなるのがお好み焼き屋飲みの苦しみとしてはある。

 

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焼きそばが運ばれてきた。麺が太いとは聞いていたが本当に太い!これはなかなか無い!キャベツを下にしいて麺をのせるスタイルも変わっているし、具として入っている豚とイカもかなり美味い。濃厚ソースも麺のボリュームに負けていない。900円て観光客価格やんとか思ったがぜんぜん納得感がある。もっと早くくれば良かった。

 

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関西でこの太麺はなかなか無いよなあ。しっかりした歯応えがあってかなり好みかも。これは名物になって当然。食い始めて早くも「この店が無くなったらどこで食べれば…」という心配をしている自分に気がついた。なにせ今年にも閉店してもおかしくない店だ。なくなったら大人しく焼うどんでも作るしかないかもしれん。

 

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大盛りは1200円だそうだが、普通盛りで十分すぎるほど満足感がある。なにこれ。他の人が食べているお好み焼きも見たがかなり美味そうだった。もしかしたら名店かも…というか観光客も前から来てるし、知り合いにも勧められていたのに来なかっただけだった。人間というのは怖い。なんで勧められても「いつでも行けるから」とか思って一生行かないのか。今回は間に合った。お好み焼きも絶対に食べる!

 

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2020年にこんな店が残ってるのがたまらんよな。最後のチャンスと思って今のうちに行っておくべきだし、今の時期がとにかく狙い目かもしれん。

 

食べ終わってから、もう一軒飲みにいこうかなと思ったが、腹が異様に満足になったのでどこにも行く気がなくなってしまった。ちょっと硬めだから膨れるの?不思議な焼きそばだ。

なか卯の呑み卯の理不尽さ

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なか卯というと牛丼メジャーチェーンで今や最もイケてないブランドとして有名かもしれない。梅田の近辺でも、一番場所の悪いところにあるし、お客さんがたくさん入っているのもみたことがない。ひとえに味やメニューがたいしたことがないのが原因かと思う。昔はうどんの美味い牛丼屋という良い印象があったのだが…。

 

それでも吉野家よりはメニューのバリエーションもあるのでちょくちょく気になるものはあったりする。「でもどうせ美味しくないんでしょ…」と及び腰になって店には入らない。この時は周回遅れの牛丼のちょい呑みサービス「呑み卯」が多少気になった。どうせたいしたことがないのは分かってはいたが、バファローチキンがらあるのがちょっとだけ気になってはいたのだった。バファローチキンとは名ばかり、どうせスーパーの惣菜パックにありそうなあんかけ手羽中揚げでしょとは思うものの、一度は試してみても悪くないかなと…。

 

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店内に入って券売機をいじってて愕然とする。バファローチキンはおろか、呑み卯とかいうサービスのメニューぜんぜん無いやん!やる気あるのか!そういうとこだぞなか卯!という気持ちになった。

 

店内は僕1人だけ。やっぱりそういうところが客に伝わっているのだろうか。

 

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とりあえず税込280円の生ビールだけは飲んでいこうと思った。一番搾りなのだけは好感がもてる。そしてなかなか注ぎ方が上手かった。これは店員さんの手柄だろう。ちょっと見直したなか卯。

 

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なんとなく、かつとじ定食にする。おかずの品目が多くておつまみに最適そうだったから。サラダのドレッシングを2種類から選ぶオプションがあったが、なんのことはない、付いてくるドレッシングの小袋が違うだけだった。自分でかけろと。なんとなく萎えるやり方。いや、かける量を調整できるのだから、サービスとしては良いのかもしれない。などと無理矢理でも気分をかえていくり。

 

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かつ。なんのドラマ性もないかつ。惣菜パック感がすごい。そして卵とじもあんまり卵とじでもない。たいしてうまくない学食レベルのお味。そうはいっても、かつだからどうしたって美味い、みたいな。やっぱりなか卯に期待したのは間違いだったか、という気持ちになるし、なんだってなか卯なんかに来ちゃったんだろという気持ちにすらなる。こういう未来は見えていたのに。

 

そうはいっても不味いというわけでもなく、最低限のダシのしみたかつとしての美味さはあるので、むしゃむしゃやりながらビールをすする。そうこうしてるうちにお客さんがゾロゾロ入ってくる。さっきまでゼロだったのに!こういう経験をした人って多くないだろうか?自分が店に入った時は客ゼロだったのに、自分が飯食ってたり酒飲んでたりすると、後から客が次々と入ってきたなんて経験。自分はオトリ鮎の生まれ変わりとか、引き寄せの法則の天才か何かなのかもしれん、なんで自惚れたりすることが。でもそれはほとんどの場合、勘違いだ。だって客がゼロの店は、そのままゼロか、客が増えるかの二択しかないんだもの。マイナスになったらヤバい。自分が入店した途端に店員が逃げ出すとか。

 

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券売機でビールをもう一杯買う。買ってカウンターに券を出す前に、店員さんがビールを注いでくれていた。ほんとここの店の店員さんビールに関しては優秀すぎるだろ。気に入った!

 

かつとじ定食のかつを食いながらビール飲んで、最後にめしと味噌汁でしめようとして驚いた。めしが理想的な硬めのやつで美味い!なか卯ってこんな飯が美味かったっけ?丼ものかカレーしか食ったことがなかったので知らなかった!でもたまたまかもしれん…。

 

1260円ほどで良い気持ちになってしまった。

 

千林商店街の赤目すしの謎の良さ。

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2年ほど前からやたらお寿司屋さんに行っている。たぶんそれまでの人生の総回数を軽く上回るくらい行っている。回転寿司も行くが、いわゆる大衆寿司と呼ばれる店にかなり行くようになった。

 

その中で見つけたちょっとイイ店が千林商店街の赤目すしだったりする。京阪電車の千林駅を出て目の前の路地に入ってすぐ。ものすごい昭和なお店だ。L字のカウンターだけで営業してるが満席みたいになってる事が多い。


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イカとヒラメ、またはタイを頼むことが多い。ここは何を頼んでも300円と書いてあるが一部嘘があって、トロとかは一貫300円だから実質600円になる。寿司屋の闇をみた気がする。しかし僕はトロとかは頼まない人類なのでまあ300円という認識で大丈夫でらある。


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サーモンもたまに頼む。サーモンはサーモンだ。これも二貫で300円なので安心して欲しい。ネタは太い。シャリもベチャベチャなときもあるが、温かいので許せる部分もある。


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しかしそんなのは序の口で、ここの真骨頂は巻物だったりする。巻物は200円〜300円のものが多い。べったら巻きなど関西ではまずみかけないものもある。そのなかでも究極のお寿司ともいわれる山ゴボウ巻きもある!


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僕はここでは必ず大瓶ビールを飲む。この日は全部で1700円くらいか。同じ金額でも回転寿司で飲むよりたしかな満足があるので好きだ。

ビッグマックを加工してメガマックジュニアを作った!

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前の記事で、特集バーガーであるビッグマックジュニアのことを書いた。ビッグマックジュニアの肉二枚のやつが食べてみたいと思ったので、普通のビッグマックを買ってみた。ご覧の通りの惚れ惚れするほどのビッグマック。これの真ん中のパンを抜いてしまえば、理論上は「メガマックジュニア」に改造できるはずだ。恐る恐る抜いていく。ジェンガなみの慎重さで挑んだはずだが、レタスやらタレがバサバサと落ちていく。なかなか難しい。


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速度をもって実行する。真ん中のバンズを円盤のように跳ね飛ばす!


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これが完成したメガビッグマックジュニアだ!

 

当然かもしれないがビッグマックジュニアなみに食べやすい。ビッグマックの崩れやすさを消したビッグマック。ボリュームも減ってる。そりゃ真ん中のバンズをUFOのように跳ね飛ばしたのだから当然か。今のマクドナルドって、たとえばピクルス抜いてっていうとピクルス抜いて作ってくれるサービスあったけど、真ん中のバンズ抜いたビッグマック作ってって言ったらやってくれるのだろうか。昔、肉抜きのハンバーガー作ってって言ったらやってくれたけど。もし可能なら最初から頼んだ方がスマートだと思う。僕みたいにタレやレタスをこぼさなくてすむ。

 

で、味だけど、ボリューム抜いたビッグマック……ってそのままだった。あの真ん中のバンズのボリューム力は凄いねんな。でも食べやすさはビッグマックジュニアそのものやったし、ビッグマックジュニアよりは勿論ボリュームはある。ビッグマックって食べやすいと拍子抜けするんだと気がついた。僕はクーポンで少し割引して食べましたけど、この「メガマックジュニア」は悪くないんじゃないかと。味はあの古き良きビッグマックのままで食べやすさは向上。しかしなんだろう、一抹感じるこの軽さは…。ビッグマックってこうじゃなかったでしょ!もっと食べにくいものでしょ!と訴えかけてくる内なる叫びはなんだろう。完全に気のせいかもしらんけど。真ん中のバンズ要らない派は世の中にけっこう存在するかもしれん。こうなったら次はメガマックの真ん中バンズ抜きが食べたくなった!

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